私がいわるゆゲイ映画とよばれる作品と出会ったのは、いまから約10年前。
当時、ハリウッドではたいした話題にはならなかったらしいが、日本の一部の女性から絶大な支持を得た「アナザーカントリー」が、まだ子供だった私のハートをがっちり貫いた。主演は最近、バイセクシャルをカミングアウトしたルパート・エヴェレット。その恋人役にケアリー・エルウィス。そして友人役にコリン・ファース。
この美青年トリオ(トリオって・・)と英国パブリックスクールという憧れの世界と、美しいゲイという未知の世界が相まって私を虜にさせた。続いてあまりにも有名な「モーリス」。そして「マイビューティフルランドレット」が発表され、ゲイ映画の人気は不動のものとなった。(私の中でだけ?)
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英国俳優にハマったのも、これらのゲイ映画が原因である。そしてその俳優たちの出演している映画のチェックが私の趣味へと変わっていった。
まず、ルパート・エヴェレットは「アナザーカントリー」の他に「ベストフレンズウエディング」でもゲイの役を演じている。「恋に落ちたシェイクスピア」ではいつの間にか死んでいてちょっとショックだった。
そうそう、「アナカン」で一緒だったコリン・ファースも髭はやして「恋に落ちた〜」にルパートと一緒に出てたね。「アナカン」の頃の面影がなくなってて、こっちもショックだった。
ケアリー・エルウィスは変態の役とかコメディとか脇役とか色々やってるね。変な役やってても中身はやっぱり英国仕込みの気品あるただよいで「コレクター」なんかいい感じだった。「プリンセスブライドストーリー」なんか適役だったなー。
「モーリス」のルパート・グレイプスは「眺めのいい部屋」でも無邪気な英国のええとこのボンボンが似合ってた。
現在、英国映画出身のなかでも一歩前に出ているヒュー・グラントなんか、めちゃくちゃハリウッド進出しちゃってるけど「モーリス」以外にも「君が眠る前に」とか「恋する予感」でもゲイを演じてるし、あのタレ目がまたゲイ魂をそそるんだよね。
あとは惜しいところで、当初はモーリス役をやるはずだったジュリアン・サンズ。めちゃめちゃカッコいいいいい!。ホンダのCMに出た時は思わずその車買いたくなったものよ。彼も「ゴシック」とか「裸のランチ」であやしい役やってるしね。目が離せない。
あとはね、ちょっと異色でゲイリー・オールドマンも「プリック・アップ」で純なゲイを演じてる。
ライナス・ローチだって、ロバート・カーライルだってジュード・ロウだってデビッド・シューリフ(←タイプじゃないけど)だってユアン・マクレガーだってクリスチャン・ベールだってゲイ役やってるし!英国出身俳優はゲイ役をよくやっておりますな〜〜〜〜。あ!あとスティングも!!
他にもまだまだ語り尽くせない英国俳優がズラリといますが、またの機会にしたいと思います。
しかし美しい俳優サマはイギリスだけではなく、ハリウッドにもわんさかおりますが、最近、私の心を奪っているハリウッドスターはなぜかジョン・マルコヴィッチ様だったりする。
他国映画でも「月と太陽に背いて」とか「ブエノスアイレス」とか「美少年の恋」とか「御法度」とか・・・etc・・・などゲイ映画がありますが、やっぱり私はヨーロピアンな香りで美しい映像と男優を堪能できる‘英国ゲイ映画’の方が好きなのである。
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<終わり>
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