2004.10.26号 16:00配信


入院日記3日目 10月8日金曜日

(ダヤンママ)


手術日当日です。
6:00起床。今日は残念ながら、ご飯は食べられません。シャワーを浴び、またも浣腸。病室へ戻り「はふーっ」としていると、担当医(執刀医でもある)のO先生が声を掛けに来てくれる。なんだかほっとする。その後、手術着に着替える。手術着の中はパンツ・手術用白ストッキングのみである(シャツ・ブラは着用せず)。ピアス・マニキュア・メガネ・コンタクト・入れ歯・指輪はすべてはずしましょうとのこと。長い髪の人は束ねる。10時くらいから点滴開始。いよいよ手術って感じがしてくる・・・・・。今日は婦人科で五つの手術があり、そのうち四つがこの病室の四人だ。10:30 Kさんが手術室へ。「がんばってね。」皆で声を掛ける。12:15もう一人のKさんが手術室へ。2:00 Tさん手術室へ。私は3:30手術室へ・・・。

ベッドのまま4階の手術室へ移動する。エレベーターにはTさんの家族と私の家族がベッドを囲む形で乗っている。ベッドに横たわって皆の顔を見る。緊張感が漂う空間。いよいよ手術室の扉の前に着いた。ここで家族とは分かれ中へ・・・。家族の顔をさがす。娘、夫、妹の顔を見る。母が見当たらない。と思ったら手術を終えたTさんの家族の陰で涙を拭いている。大丈夫だってば!手術室に入ると担当医がすぐ目に入った。信頼しているのであまり不安は無かった。手術着の先生は頼もしく見えた。まさにまな板の上の鯉状態だった。たくさんの医師と看護師が居た。先日説明してくれた看護師さんが話し掛けてくれる。ベッドに移り、血圧計をつけ、心拍数をはかる機械をつけて、心電図の機械もつけて・・・麻酔。

気がついたら、まわりに家族が居た。安堵し、少ししゃべったらしい。覚えているのは、「取った筋腫は何グラムだった?」と訊いて「680gだったよー。」の会話だけだった。






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