2001.7.17号 07:00配信
月 日:7/20(金)・21(土) 時 間:13:30/15:50/18:10 場 所:きたみ東急ホール109(きたみ東急ホール109) 前 売:1,200円(当日1,400円) 販売場所:きたみ東急1F商品券売場・北の書籍館・武田楽器・オニオンスタジオ 上映作品:バッファロー'66(ヴィンセント・ギャロ監督:1998:アメリカ) 超個性派俳優ヴィンセント・ギャロ。 彼はバスキアとバンドを組んでいたミュージシャン、画家、モデル、バイクレー サー等など様々な分野で活躍する驚くべきマルチな才能の持ち主。その才能のす べてを監督として結集し、主演、脚本、音楽をも担当し、ついに完成させた長編 処女作が「バッファロー'66」である。ギャロが演じる主人公ビリーは、生きるこ とにも愛することにも無器用で情けない男。それでいて奇妙におかしく、無性に 愛おしい。無精ひげに長髪、タイトなパンツに真っ赤なブーツで生き急ぐビ リー。自分自身の見せ方を完璧に心得ているギャロならのクールでヒップな演出 が光る。 (あらすじ) 5年ぶりに出所し、故郷バッファローに帰ることになったビリー。ところが彼 は 故郷の両親に服役していたことを隠しており、政府の仕事につき、遠くで恋女房 とリッチに暮らしているという夢物語をでっち上げていた。その上、母親との電 話で”恋女房”を連れて帰ると約束をしてしまう。思いあまった彼は通りすがり の女レイラを拉致し、両親の前で自分の妻の役を演じるよう脅迫する。 しかし、賢いレイラはすぐにビリーのことを見抜いてしまう。誰かに愛されたい と願いながら、体に触れられることさえ拒んでしまう、不幸せなビリー。そんな 彼にレイラは黙って従い、そっと寄り添ってやる。愛は手を伸ばせば届くところ にあった。しかし、彼には自分の人生を狂わせた男への死を賭けた復讐が残って いた。 ファンタジー溢れるビリーだけの天使レイラ役には「アダムス・ファミリー」シ リーズのクリスティーナ・リッチ。地元のアメフトチーム“バッファロー”の応 援に人生を捧げるクレイジーな母親役に、オスカー女優のアンジェリカ・ヒュー ストン。息子に冷淡な父親役には、カサヴェテス・ファミリーとして知られるベ ン・ギャザラ。 ほか、ミッキー・ローク、ロザンナ・アークェット、ジャン=マイケル・ヴィン セントなど一癖も二癖もある俳優が脇を固めている。 |