1999.8.5号 21:00配信


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北見市「クリエイティブハウスFOCUS」
照井保さんの第二弾。


APSフィルムの話


最近現像所に持ち込まれるフィルムにAPSフィルムがあります。
このフィルムは5〜6年前だと思いますが、米国のコダック社が
次世代フイルムとして開発したと言われています。

しかしこのフィルムの開発には別の意味があったと言われています。
世界的に認知されている135フィルムに変わる新しいフィルム開発と
その当時開発が進みつつあるデジタルカメラへの移行をスムーズにする
ためにブリッジフイルムの役割でした。

当時デジタルカメラはかなり高価なもので、カメラに使用するCCDが
高価で一般の人に普及するには相当に時間が必要と思われていました。
しかし、いざAPSフィルムを発表するとデジタルカメラが想像する速度より
早く開発が進み現在ではより手頃な価格で、フィルムからのプリントと
差がない画質が得られるようになりました。

今世界基準と成りつつあるAPSフィルムの先行きは?
もしかしたら135フィルムから直ぐにデジタルへなんて事も..........。

APSフィルム=ADVANCED PHOTO SYSTEMの略でカートリッジフィルム
とも言われています。撮影前も撮影済みもフィルムがカートリッジに入って
いるので直接フィルムにさわることができないので、フィルムが汚れたり
傷つかなく保管に便利。

但し現像済みのフィルムは小さな写真が1枚にたくさん写っている
インデックスプリントをなくすと、何が写っているフイルムか確認するのが
面倒です。

現像処理は今までの機械で処理することが出来ないので、APSに対応した
処理機械が必要です。全ての店でクイック処理は、今しばらく時間がかかる
と思います。




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