2000.1.3号 17:00配信
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毎月、満月時期に発行している会報「ルシファー」からの提供。 2000年前半の天文現象 2月15日ころ 水星観測のチャンス 3月9日 日没時、西の低空に月・土星・木星・火星が並んで見える。 4月7日 同上の現象が見られます。 4月22日 こと座流星群がピーク 5月6日 みずがめ座流星群ピーク 深夜 3時ころ 東の空に注目。 6月9日 水星観測のチャンス 7月16日 皆既月食 7月26日 1999S4彗星が近日点通過 1999S4リニアー彗星とは? 1999年9月27日、アメリカのニューメキシコ州のリンカーン研究所で発見された彗星。発見当時は17等星と暗かったが、地球にかなり接近するため、肉眼で尾の見える彗星になる可能性が出てきている。明るさは、7月26日の時点で、2〜3等星と予測されたいる。ややヘールボップ彗星や百武彗星に比べ暗いかもしれないが、イオンの青い尾と白いダストの尾が見えるV字型に見えると予想される。長い尾が予想されるのは、地球の内側の軌道に彗星が入り込み、太陽の熱で熱せられるからである。今回の彗星観測は、北の空が暗い場所を探すと観測しやすい。観測は、望遠鏡よりも双眼鏡での観測がしやすい。三脚で双眼鏡を固定できると手がつかれなくてすむのでおすすめ。 情報提供 北見天文同好会マルチメディア委員会 E-mail jj8kyl@okhotsk.or.jp ●「星好きの掲示板」はこちら |