1999.11.12号 20:30配信


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劇団河童かわら版
ネットバージョン(1)
11/12


劇団河童かわら版(ネットバージョン)

11月20日.21日両日、北見芸術文化ホールにて
第36回一般公演「星空の下で迷子を探そう」を行います。
公演日まであとわずか・・・
そこで今日は稽古状況など載せてみたいと思います。


ポッキーの日の叫び(注:11月11日はポッキーの日なんだそうです)
ワー、レポートが! 終わらな〜い!
げっ朝の5:00だー! あ!めざましテレビがはじまってるぅぅ!
ねないとヤバイ!
ワー、台本も頭に入ってないー!
あぁぁぁぁぁ(泣)
By 悟朗

そうなんです。大変なんです。
私たちはアマチュアです。みんな仕事や学業を持っています。
夜の7:00から10:00過ぎまで稽古していますが、本業と
両立させるのは本当に大変なのです。
今は疲れもピーク状態!
みんな目が▲になりつつあります。
それでも最後の最後まで、最高の出来にしようと、
キャスト・スタッフが一丸となってがんばっています。
ここで作者「あずみじゅんのツブヤキ」を少々・・・

11月11日(木)
寒い。今日も寒い・・・
冨木さんが今日も一番乗り。
ストーブに火を入れておいてくれているが、
暖まるまでまだ時間がかかりそうだ。ぶつぶつ・・・
7:00を境に役者が集まってくる。
来た、来た・・・ん?
何か変だ。何が変なんだ?
そうか・・・大学生コンビのかっこだ。
片やスーツ。片や中学生ルック。
ウーン、解らん・・・
役者が全員揃ったので、ダンスのレッスン開始。
うん、いい感じだ。みんな板についてきたみたいだ。
えっ、恭子さん、どうしたの?
何? 古傷のアキレス腱を傷めたって?
冗談じゃないよ。あと10日だよ、本番まで。
体の管理も役者の仕事でしょう。
まったく、何年役者やってんの。ぶつぶつ・・・
それにしても演出が来ない。ぶつぶつ・・・
待っていてもしょうがない。代理演出で稽古開始。
(この頃、ようやく稽古場が暖かくなってくる。)
各自最後の追い込みに必死だ。
何年経験してもこの緊迫感がたまらなく好きだ。
緊迫感と打ち上げの落差ときたら・・・
これがあるから芝居は止められないのかもしれない。
まさに魔物か媚薬なのが「芝居」である。
演出の駄目ダシも段々きつくなってきた。
初舞台の役者には堪えるだろう。
でも、この経験が決して無駄にならないって、
私は声を大にしていいたい。
みんながんばれ! ファイト!
と、休憩もなし、ぶっ通しの稽古が今日も終わった。
10:20・・・早く帰って寝よう。
本日も皆さん、お疲れ様でした・・・


と、本番10日前の稽古場は、殺気だって大変なのです。
疲れもストレスもピーク!
しかし、見に来てくださるお客様がいる限り、
私達はがんばり続けます!


目次次のかわら版


11月20・21日の両日、北見芸術文化ホールで
創作劇「星空の下で迷子を探そう」を公演する。

期日:11月20日午後7時より、21日午後2時より
前売:一般1,500円、大高中生1,000円、小学生700円
当日:それぞれ200円増し
※お問い合わせは布施さん(北見市役所 0157-25-1122)



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