1999.11.26号 11:00配信


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劇団河童かわら版
ネットバージョン(14)
11/26


劇団河童かわら版(ネットバージョン)


こんにちは。みなさんお元気ですか?
いゃぁ、すっかり陽が短くなりましたね。
「冬ねぇ〜」という言葉がピッタリ。
このまま春まで冬眠したい!
と思ってしまうのは、私だけでしょうか・・・
今回の公演においては、いろいろと新しい試みをしました。
今迄河童でやったことのないことをしよう!
ということで、
1・緞帳を使わない
2・休憩なしのノンストップ上演
3・劇中にダンスシーンを入れる
4・役者を新人で固める
5・音は役者の一部と考える
(効果的な意味合いは捨てる)
6・ポスターのロゴを変えてみる
などなど・・・
若い感性で芝居を作ってみよう! ということだったのですが・・・
これがなかなかうまくいかないんですよ。
年齢の相違というか、感覚の相違というか、
とにかく上部の人と若い世代の意見が、
ことごとく合わない。
いやぁ、まいりました。
あれほど揉めるとは、私も思っていませんでしたよ。
「確執」という言葉は嫌いなのですが、
年齢が離れてしまうと、ここまで考え方が違うのかな、
と思ってしまいました。
ここをどう乗り切るか?
今後の河童の運命を左右しかねない問題をはらんでいますので、
じっくりと考えていきたいと思います。

さて昨日に引き続き、アンケートの掲載です。

***・Y・Wさん。
照明がきれいで、やや青臭いストーリーだけど、
時間を忘れるほどに引き込まれました。
(うーん、17歳が青臭いねぇ・・・)

斜里町・H・Sさん。
最後の方に「知らないうちに誰かをキズ付けている」という
セリフの場面で、すごく感動しました。
自分もきっと誰かを知らないうちにキズ付けている
という事をあらためて考えさせられました。

生田原町・Mさん。
設定がほぼ同世代だったので、そういえば、ふと、
自分の20年前に戻ったような・・・そんな気がして。
またゆっくり、いや、早急に考えないといけないのかも・・・

斜里町・T・Dさん。
よかったです。
人を思いやる心を大切に。

遠軽町・T・Sさん。
子供の頃の約束が発端で起こる5人それぞれの人生が、
大人になっていく事で忘れがちになる純粋さを
思い出していくまでの展開が練られていた。


と、こんなところです。
皆さんそれぞれにいろいろな思いで見てくれているんですね。
百人いれば、百通り、千人いれば千通りの見方がある、
わかってはいましたが、改めて感じました。
アンケートをお書きくださったみなさん、
本当にありがとうございました!

それでは、また明日♪♪♪


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