2001.5.23号 07:00配信


熊オヤジの特割でリフレッシュ!大阪ナイト&デイ

(写真とレポート:熊オヤジ)

皆さんはじめまして!
さてさて、私、熊オヤジは、オホーツク斜面の山の中に四半世紀に渡り潜伏している、円熟の中年オヤジです。緑豊かな町並みに
囲まれ、超健康的な生活をしておりますが、たまにはテレビでしか見れない大都会の猥雑さも経験してみよう!と一大決心。
運良く某航空会社の「全国どこでも1万円!」の格安チケット入手に成功し、我が分身のキャピキャピ娘のいる大阪に潜入することに成
功しました。それでは5月18日〜20日まで、速攻3日間(正味36時間)で遊んだ大阪の旅のレポートをどうぞ!


スモッグにかずむ町


モノレール

今回の格安チケットは、某飛行機会社の旭川発16:25発大阪伊丹行き。久しぶりに見る大阪の淀川上空はやっぱり空気がよどんでいましたが、大阪城や大阪ドームはスモッグにかすみながらもなんとか見ることが出来ました。
大阪伊丹空港18:30着。我が分身の住む千里中央駅まで、地上10mを走る最新鋭のモノレールで移動。車内では大阪のおばちゃんのマシンガンのような速射会話と笑い声が響き渡りましたが、モノレールの乗り心地は静かで揺れもなく、快適でした。我が分身の住む箕面市は大阪の高級住宅街らしく、上沼恵美子や西川きよし、先日なくなった都蝶々さんなどが住んでいるところだそうです。


お好み焼き屋「樹樹(じゅじゅ)」

オホーツクの山の中を出発から9時間後、市内のお好み焼き屋「樹樹(じゅじゅ)」で早くも知人と飲み始めました。ここのママさんは、とても美人なのですが独身だそうです。口の悪い大阪人の客は「ママは夏の火鉢や(笑)!」。「それどういう意味ですか?」と聞いたところ、「夏に火鉢はいらんわな。転じて、わしゃいらん!」だそうです。鉄板を挟んでキツいギャグの応酬も楽しいものですね。

イタリアワインバー「バン・ビーノ」

次、いってみよ〜。午後10時、大阪の知人と箕面市の隣の豊中市にあるイタリアワインバー「バン・ビーノ」へ突入。皆さんは只の酔っ払いではありません。この店のマスターは日本トライアスロン協会の役員さんで、写真の酔っ払い達も実はマラソンランナー、バイアスロン選手、バイクレーサーのツワモノ達です。しっかし、どう見ても只の酔っ払いですね。


通天閣

明けて19日は通天閣へGO!早く着きすぎて展望台に登れず残念。通天閣の下にある「通天閣歌謡劇場」の前には、早くも大阪のオッちゃんが午前10時のオープンをまって並んでいました。それにしても・・・この周辺の猥雑さは歌舞伎町をしのぎますね。ビデオ屋、ス○リ○プ屋、焼き鳥屋に将棋道場、串カツ屋、質屋に河豚鍋の看板、なんでもござるの、まさに大阪ワールドでした。


ユニバーサル・スタジオ・ジャパン


超映画大作をリアルに再現したアトラクション

次に向かったのは、この春オープンしたばかりの「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。ハリウッド映画のムービーテーマパークだそうで、どうやって行ったかは定かではありませんが大阪湾のそば。1日チケット大人5500円を払って、いざ入場。映画セットのストリートを抜けて、超映画大作をリアルに再現したアトラクションの数々を見てきました。ジョーズやジュラシックパーク、バック・トゥ・ザ・フューチャーなど30余りのセットで展開される本物そっくりのショーは圧巻!
ウォーターワールドのアトラクションでは、我が町の人口全てが入る観客3000人収容の巨大なセットでクライマックスの水上飛行機が目の前に不時着!すんごかったなぁ、水しぶき!次のジョーズのセットでは、リアルに再現されたジョーズが観客が乗った船を襲う!!!緊張と緩和で驚かすテクニックは、この施設の創作顧問のスティーブン・スピルバーグ監督の正に思うツボ。でも、ちょっと残念だったのは各アトラクションの平均待ち時間1時間は、ディズニーランドなみで、ちょっとうんざり・・・・


ポップな健康お色気ダンスショー

そんな時はアメリカのポップな健康お色気ダンスショーなんかも横目で見られ、長〜い待ち時間の結構楽しめる演出には感心しましたが、とても一日では見られませんね。しっかし、右を見ても左を見ても若いカップルばかりには参りました。やはり若い子には人気スポットなんでしょうね。


パブ「カウ・ボーイ」

で、その夜、オジサンも負けじと、今度は豊中市の一部で有名なカントリーからオールデイズまで何でもありのパブ「カウ・ボーイ」へ潜入。ここは、昔懐かしい元シモンズ「恋人もいなぁいのに〜♪」の左側のお姉さんや、上沼恵美子さん、ベンチャーズのサイドギターの人も来て歌う店。年代的にも子育ての終ったお父さんお母さんが多く、このオジサンの歌う「スタンド・バイ・ミー」や「監獄ロック」ならぬ「還暦ロック」を熱唱。渋い味を出して絶品でしたぁ!


夜が更けるまで踊り明かしました。

はじけるお姉さん(といっておきましょ)といっしょに夜が更けるまで踊り明かしました。ほんとに大阪のオカンは元気がいいですね。わがオホーツク地方にも、オールデイズに夢中になって踊る人っているのかなぁ。人生をエンジョイしている姿?がここにありました。ま、年甲斐もなく歌ったり、踊ったりもたまにはいいものですね。あっという間の36時間が過ぎ、20日に北海道に帰って来ましたが、はしゃぎすぎは禁物。案の定、足腰ガタガタ、頭もクラクラ。命と余生をちぢめた特割往復2万円の旅でした・・・オソマツ!

(熊オヤジ)



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