2002.4.15号 06:00配信
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だから大好きルパン三世
美幌在住のS 


第6話「雨の午後はやばいぜ」

ルパンは雨にぬれてアジトに到着。背中には「ルパン助けて!」の張り紙が!そこにドアをノックして男が入ってきた「通称お子様ランチ。名乗るほどのものじゃ
ございません。」ときちんと自己紹介する。「あるご婦人が助けを求めている。」とのこと。迷ってるルパンに「行くなって言わせたいのか?」次元が言う。狭いお子様ランチにはお似合いのルノーで行った先には、不二子ちゃんが。記憶喪失になった男を助けてほしいと。「私はただのメイドよ。」というわりにはセクシーないでたち。そんな一文の得にもならない仕事を引き受けたのは、もちろん不二子ちゃんのハートを射止めるため。「うらむんなら雨をうらめ。」とルパンは次元に言う。そのとき、車に乗った男がマシンガンでルパンを襲う。腕に傷を負ったルパンは医者のところへ。そのときそこの医者にかまいたちの事を教えてもらう。半年前に手術をし、その担当した医者が行方不明。不二子が何かを知る!!ルパンと次元は急いでかまいたちの屋敷へ。

「ほ、仏。」
「夕べ、突然、心臓麻痺で・・・。」悲しそうな不二子。(でもバストの形がいびつ)そこで盗みぎぎしていたマンダラの辰を次元は締め上げた。かまいたちは半年前、秘密の手術を受け、自ら記憶喪失装置(舌かみそう)にかかり、かまいたちの秘密を知ろうとする人間を消すのがマンダラの辰の役目だった。昨日は記憶がちょうど戻る日。不二子は何か知ってるはず。不二子に記憶喪失装置に入ってもらう・・・。というと不二子は嘘泣きしながらベットルームへ。不二子が泣いていると思ってルパンは慰める。「余計なことしないでよ!!」「じゃぁ、大事なことを・・・。」と不二子ちゃんを押したとそうとする時、不二子の右手が伸びひっぱたかれる。「バカめ、いつも同じ手で通用すると思ってやがる。」と次元はドアの前で笑ってる。そこにいつ入ってきたんだか、マンダラの辰がマシンガンを持って「2人とも死んでもらう。」しかし不二子はかまいたちが火葬されると聞いて走り出し、ルパンは殴られ気絶。ルパンは次元に腕の立つやつを集めろと命令する。(ここらへんはちょっとハードボイルド的・・・?)

腕の立つ仲間になぜがマンダラの辰が入ってる。(そんなことは気にしないのかなぁ?)そこでルパンたちの打ち合わせが始まった。だが、合言葉を次元は言えずルパンに撃たれ辰には蜂の巣にされてしまう。次元はお子様ランチが変装していたものだった。不二子ちゃんはかまいたちの葬儀のために喪服姿。(コレはここでしか拝めません。こういう不二子ちゃんも素敵ね。)かまいたちの遺体は警察で解剖することに。銭形が護送するのでその途中を狙うことにした。すべての謎はかまいたちの遺体にあるのだ。

途中の分かれ道。そこで偽の通行止めの標識を利用して護送車と後続のパトカーを切り離す(無茶な)作戦。しかしまったく気づかれず(サイドミラーがなくなったことさせ気づかないからダメ警官ですな)まんまとかまいたちの棺おけを開ける。かまいたちのからだの中(?)からでかいダイヤモンドが。「キリマンジャロの星」だ。2つの道が再び交差する地点で、何事もなかったように入れ替わる。パトカーに乗ってる警官も・・・。ダメね・・・。

奪い取ったダイヤを辰に見せると、崖の下にいた不二子に投げ渡す。不二子と辰はぐるだったのだ。そこで次元は裏切り者を銃で撃つ。ルパンの行く手に銭形の非常線が張られていたが、銭形の前でアクセルターン。川を渡って逃げていく。「コレもあの日の雨のせいかい?」「気取るなぁい。」

一方不二子は、キリマンジャロの星とバスルームに。ダイヤにキスまでする始末。おいおい。そのキリマンジャロの星は、あのブ男かまいたちの体の中に入ってたんだよ。どんなに洗っても嫌だろう?コレもあの日の雨のせいかい?



どうでしたか?「元祖ジェットコースタードラマ」ものすごい展開力でしょう?30分でまとめようとしたのに無理があるのよね。実際見るともっと実感するよ。さぁ、レンタルビデオ屋へGO!!


・トピックス
「ルパンの背中は不感症?」
皆さんご存知の通り、冒頭ルパンの背中には、「ルパン助けて!」の張り紙がついてましたよね。まぁ、雨降りだったので駆け足で車から来たとはいえ、紙に雨が当たったら変な音するでしょう?それがわからズ次元に指摘されるとは・・・? まぁ、ルパンが普通の人間ならそれもわからぬではないが、「よしなよ冗談は。ブローニングは背中に感じやすいんだ」などと不二子に向って言うほどルパンの背中は感じやすいはずなのに。いったいどういうことなのか?

「ルパンの目はふしあな?」
その後リビングに不二子と会話をする時。隣にすんごい顔して座ってるかまいたちがいるのに、不二子に紹介されるまでわからず、不二子に言われてビックリしてかまいたちの存在を知る始末。ふしあなって言うより、不二子に見とれすぎ。


お楽しみコーナー

・なぜかアジトの隣に家が建っているようにも見える。第1話では次元が庭で銃の練習も出来たぐらいに人影がなかったのに・・・。1年も黒姫刑務所に投獄されていたからなのかなぁ?それとも別のアジト?

・登場人物。まずは「お子様ランチ」どうみても銀行員みたいな硬い職業みたいなお兄さん。ルノー4CVに乗ってる。「ルノーか・・・。お子様ランチにはお似合いだぜ。」と次元に言わしめた雨の似合うフランスの車(かどうかは知らない)。

・つぎに、「かまいたち」暗黒街のボス。自分の身体の中(だと思うんだけど)にキリマンジャロの星を埋め込んで、記憶喪失に自らなって、心臓麻痺で死んでしまう哀れな男。しかし、この顔どうにかならんのかなぁ?すごいブ男。

・「マンダラの辰」いや〜この男はなんだろうねぇ。いわゆる極道さんだね。30分もないお話の中で4回も裏切るなんて、不二子ちゃんも真っ青。まぁ、殺されて当然。

・その「マンダラの辰」が最初ルパンたちを襲った時に乗っていた車は、ジャガーマークXの420セダン。しかしその後、かまいたちの屋敷から飛び出した不二子を追いかける時の車はジャガーXJ6。新型に変わってた。きっと前の420セダンはルパンに爆破されちゃったから、取り替えたんだね。細かい設定だなぁ・・・。でもあの爆発で生きてるなんて・・・。

・で、不二子ちゃんがかまいたちを火葬すると聞いてあわててとび出した時に乗ってたオープンカーは、ACコブラ427。かっこいいでしょう?流線型のボディ。ん〜不二子ちゃんにぴったり。

・ルパンはアジトで腕の立つ仲間を集めて自己紹介してる。そのときルパンの特技が披露されるが、「出来ないことはないので省略。」なるほど。

・合言葉。よく日本では「山」「川」って言うのが合言葉だよね。ルパン一族では、「こ」といえば、「コミック」、「さん」といえば、「ルパン三世」、では、「は」といえばなんでしょう?コレがこたえられないと・・・・なんまんだぶ、なんまんだぶ。

・電話。ルパンが(喪服姿の)不二子に差し出した電話は、うす水色のプッシュホン式。いや〜懐かしい。この頃プッシュホンを売り出し中だったんだろうなぁ。でも昭和46年頃は私のうちではまだ電話なかったんじゃないかなぁ?貧乏だったし。母の話では、電話注文したから1年間待たされた、と聞いてます。結構、との様商売だったんだねぇ。電電公社って。NTTになってからはそんなことないでしょうねぇ?

・でもさ、このときなんでルパンは1回電話をつかんで、元の位置に戻し、再度電話機をつかんで不二子の前に差し出したのでしょう?まだ説明が終わってなかったから?

・まったく影の薄い「ガン鉄」は、結構いいキャラだったのに、この回で終了。もったいない。しかし、よくみてほしい。最後あのベンツに3人で乗って銭形の非常線を突破し、川を渡ったら、アレ?ガン鉄どこへ?いないでしょう?さすが「すばしっこさ」が特技だけあって跡形もなく姿を消した・・・のか?


ん〜。謎が謎を呼ぶ大変おかしな回ですが、一つ一つのシーンはいいんですよ。例えば、合言葉言う時、キリマンジャロの星を取るとき、雨をテーマにしていることなどなど。よくいるでしょう?目や唇や輪郭がとてもいいのに全体のバランスがみょ〜におかしい人って。そんな感じ。努力は認めますよ。ということで評価は「C」。次回に期待。
さて来週は、宮崎駿、高畑勲演出の作品「狼は狼を呼ぶ」です。(でもそんなに期待するな。)
チャンネルは決まったぜ。





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