2002.8.12号 06:00配信
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美幌在住のS |
第23話「黄金の大勝負!」 とある地下鉄工事中に大量の金貨(小判?)が発見された。「浅間銃砲店」に主人(だろうなぁ)になっている次元、宝石店のオーナーらしい峰不二子ちゃんにルパンから連絡が入る。 (これは前回のコンピューター作戦からかなりの年月が経っていると考えた方がいいんだろうか。日本であることは確かだけど、なんか2人ともリラックスムード。ここがアジトなのだろうか?) だけど次元さんよ。「うほっ、来いよ。」とルパンに言われて、的を銃でカッコよく撃ち抜いたわりには不二子のミニクーパーに乗ってるのはいかがなものか。そのミニに乗ってると、バックミラーに尾行している車を発見。気づいた不二子ちゃんは猛スピードで走り出す。しかし相手は紫色のスポーツカー。たった850CCのミニでかわせるのか?と思いきやいきなり方向転換し、高速を降りる。降りたところにはシトロエンが・・・。不二子のミニがシトロエン2CVをかすめると、中なら出てきたのは、若き日の宮崎駿さん。実際に宮崎さんはこの車に乗っていたらしい。さらに逃げるミニ。挙句の果てには民家の屋根の上に。その民家で食事をしているのも、宮崎さん。 最終回とあって出てるねぇ。 TVでは出てきた財宝の持ち主をきめかねていた。 「埋蔵金は誰のものかって?」とTVに問い掛けるルパン。 「埋蔵金は私たち3人のものよ。」と後ろで不二子ちゃんが言う。 ん?3人? 3人って、ルパンと次元と不二子ちゃん?五ェ門はどうしたんだぁぁぁぁぁ!完全に無視? 財宝は大日本銀行の金庫に保管された。しかし銭形がいない。そこで警官が警視総監に無線で連絡を。 「もしかしてお茶でもご一緒されてるのではないかと・・・。」 「ばっかも〜ん!」と怒鳴る警視総監。「来るわけないだろぉ!」 「来ましたよ。総監」と銭形が紅茶片手に部屋に入ってくる。 警視総監とルパン捜査について口論する銭形。部屋中はめちゃくちゃ。仕舞いには「キサマァ、明日から交通整理だぁぁ」と叫ぶ警視総監。銭形は公務員だからいくら警視総監としても首にはできないんだね。それを聞いて銭形は、辞職願いを出す。 「銭形君。そこまで・・。」とあわてる警視総監。 今までルパンを逮捕(2度しているけど)できなかったのは、現場で逮捕しようとしたからで、今回は「アジト壊滅作戦」と題してアジトをすべて包囲しようとするものだった。 とある、普通のマンション。 「おい、お茶ぁ。」と旦那気取りで不二子にコーヒーを運ばすルパンなんてこの回しか拝めない。しかも、かいがいしく不二子も、お盆に載せて運ぼうとしているではないか。下を見るといつもより人通りが少ない。そこには、機動隊がわんさといた。空にも無数のヘリが。機動隊を使いルパンのアジトに踏み込んだが、ルパンたちの姿はない。隅々まで探したが、あったのは薬品だけ。銭形は遺留品と見て即刻鑑識に持っていかせた。やがて、カーテンが自動でしまり、ルパンのメッセージフィルムが流れた。 「アジトはね、ここだけじゃないのよ。」と。 さっき遺留品を持っていったのがルパンではないかぁ。がっかり銭形。 古ぼけたルパンのアジト。蛾まで飛んでるから相当使っていないいんでしょう。何故かそこには五ェ門の姿が。待っていたのか、連絡があったのか。なんとなく3人と距離がありそう・・・。そこにある資料コレクションをみんなに説明する。しかし、飛行機も壊れ、銃は暴発。今のルパンには必要のないものだらけだ。なんか情けないルパン帝国の遺産を見て不二子は言う。 「本当にやるの?」 「明日決行。」 ルパンのカリオストロに行くときも使った名車フィアットで「だるま弁当」のまえについた。不二子と次元が(このコンビ「トランプ大作戦」時以来じゃないかなぁ?)降りる。フィアットは、何故か地下鉄線路に突入。秘密の通路にたどり着くと、そこには五ェ門が穴掘りの真っ最中。地下から金庫の財宝を狙うというのだ。そのころ次元と不二子はだるまや弁当の店員に化けなんと、日本に数台しかないシトロエン2CVのバンにのって登場。しかもその珍しいバンには「だるまや弁当」のロゴとイラストが!何たること。次元が山盛りの弁当を持ち、不二子が大日本銀行を警備する警察官に渡たす。そのときの不二子の顔に注目してくだされ。なんとカリオストロの「クラリス」そっくりではないかぁ!あんな微笑を浮かべている不二子ちゃんなんて・・・美しい。 そのころルパンはちょうど金庫のした。チョークで丸をつけ「先生どうぞ。」 五ェ門の斬鉄剣が光る!しかし次の瞬間きった鋼鉄の床が五ェ門の頭の上に落ちてきた。何んかいいことないね。しかもその上に小判がどさどさと・・・。銭形は金庫の中身を確認しようと扉を開けたら、穴からルパンが!追いかけようとしたが、強烈な睡魔が・・・。あの弁当だ! 奪い取った財宝をフィアットに載せて地下鉄戦を走り、どうやって改札を潜り抜けたのか、地下鉄の駅からでて来た。まんまと計画は成功したかのように思えた。しかしルパンはどうも腑に落ちない。「うまく行き過ぎる・・・。」案の定小判の中に電波発信機が組み込まれていた!このままでは銭形の追跡は免れない。どうする?ルパンは機転を利かして、発信機がついている小判を東京都の清掃車に1枚ずつ入れた。それを知らない銭形は、レーダーを使ってルパンの居所をつかもうとヘリに乗る。ルパンを示す赤い点が2つ3つ・・・と無数に分かれてばらばらに都内に散らばっていくではないか!あわてて警視庁に戻って全パトカーを出動させてルパンを追うが、手におえる数ではなかった。それを見ながらルパンたちは屋上のビアガーデンで祝杯をあげるのだった。五ェ門が言う。「まさに策士、策におぼれるだな・・・。」 銭形はじっと考え込む。警視総監は「銭形君。どうしてくれるのかねぇ。」というがなんと銭形は「うるさ〜い」を一蹴。「いったい何をしたんだ・・・。」そのとき。「警部!光が一点に集まっています!」「なんだって?」 ルパンたちは最後のアジト埋立地夢の島。ここに財宝を隠して一安心。しかし。清掃車が列を作ってやってきた。ヤバイ。その後ろにはパトカーも。ルパンはうっかり清掃車が埋立地に集まることを忘れてしまっていた。にじり寄る銭形と警官。 「どうするの?逃げないのルパン?」と心配そうな不二子。 「待て、それ以上近寄るな。」 「何?」 「このしたには爆薬を仕掛けてある。今回の失敗で、つくづく自分が嫌になったぜ。」 あわてる銭形。アジトに逃げ込む4人。 「ウワァァ。バカ!やめろ!ルパン死ぬんじゃない!」と銭形の叫びもむなしく、アジトは爆発。銭形呆然。天使になったルパンが空高く舞い上がる・・・。 ところがドラム缶が4つ、海に落ちてきた。 「みんな元気かぁ?」ルパンたちである。 「これからどうするの?」 「ま、お宝もたんまりあるし・・・。」 「アレ見て!」 なんと銭形がモーターボートに乗って突っ込んでくるではないか!木っ端微塵になったドラム缶。ルパンたちは平泳ぎで逃げる。 「そっちはアメリカだぞぉ。」と銭形。 「ほんじゃ、中国でも行きますかね。」 と楽しそうに海を泳ぐ5人であった。 ★なるほどルパン三世★ ・アジト。 今回は銭形の「アジト壊滅作戦」が中心だからかなりアジトがメインに出てくるけど、そういや、はじめのころ使っていたアジトはどうしたのでしょう?時限がよく銃の練習をしたり、パイカルが不二子をさらいに来たり、確かプーンも来たよなぁ。あのアジトは使ってないのかなぁ。 ・金庫。 まぁ、泥棒さんといえば金庫破り。でもルパンが金庫破りしたのはこの回だけ。まぁ、ビーバー宝石店の金庫から宝石盗んだけど、金庫破りって言うか、ちょっと開けでダイヤを盗んだだけって感じだったもんなぁ。 ・発信機。 小判に発信機をつけた銭形。これでルパンを追い詰めるんだけど、なんかどっかでみたことないか?「トランプ作戦」でゴールドがトランプに仕掛けていたものとおんなじだね。でもお金のかけ方が違うので、銭形のは、かなり厚かった。ゴールドのはトランプにぴったりくっついてたもんね。 ・追跡スクリーン。 赤いてんてんが無数に走ってるアレね。すごい装置。もしかしてあの当時からこのようなすごいものが開発されていたのでしょうか?まぁ、それはさておき、あのスクリーンには東京の地図しかなかったような・・・。もし横浜とか静岡に逃げたら?赤いてんてんは消えてしまうのでしょうか・・・。 ・ティーバック。 Hなティーバックじゃなくて。銭形が警視総監の部屋に持ってきた紅茶のティーバック。あそこでティーバックを上下していたってことは、ノンシュガー?結構苦そうだったね。でもあのティーバックどこに捨てたの? ・ドラム缶。 今じゃあんなドラム缶見つけるのも難しいなぁ。北の国からでお風呂として使ってるみたいなものでしょう?しかしね。大空から海に落ちても大丈夫なんて特別製なんでしょうか?それともひごろ鍛えてるから大丈夫なの? 今回はシリーズ1の最終回。ということで、書きたいだけ書かせていただきました。この回を書きたいがために書いたようなもんですからね。とっても素晴らしい内容。この話だけで映画が作れそうですよね。金貨が出てきて、アジトが見つけられて、奪った金貨に発信装置がつていて、清掃車に金貨を入れてかく乱し、最後には夢の島で爆発。でもみんな大丈夫だけどやっぱり銭形に追われてしまうなんて。いいねェ。最高だね。ですから評価は「傑作A」ということで。 緑色のジャケットのルパン三世は実はもうひとつありますよね。名作「カリオストロの城」これを書かずしてルパン三世は語れない!ので、まぁ、何週になりますかわかりませんが、少しずつ書いていきます。詳しく台詞もしっかり書き込みますので、皆さんお楽しみに。 「次の仕事は決まったぜ!」 |