2002.9.9号 06:00配信
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美幌在住のS |
エピローグのつもりが、「カリオストロの城」を書いていないことに気づき、あわてて書くことに。しかし「カリオストロの城」は長い。そこで、何週になるかわかりませんが、小分けにしてお送りいたします。最後までお付き合いくださいね。 番外編「カリオストロの城」その4 ・襲撃 深夜。怪しい影が屋根から屋根を伝わる。 小型バーナーで何か(よく見ると、指輪のようでもあるけど・・・?)を作るルパン。 ベットに横なっている次元が、「光と影。再び一つとなりてよみがえらんか・・・。お宝でもよみがえるのか・・・な!?」天井を見る次元。 火を消すルパン。 立ち上がる次元。ルパンにイガイガのハンマー(正式名称がわからんなぁ。RPGに出てくる敵が持ってるようなハンマー)を投げて渡す。しかしあまりの重さに肩が抜けそうになるルパン。(わりと楽しい)ドアの左右に構える2人。 ドアノブが動く。今にも殴りかかろうとするルパン。 その瞬間!! 天窓(そんなのあったんかい?)から影が降りてきた。 辛くもよけるルパン。 ハンマーをたたきつけようとするが、さっと影の者、天窓にジャンプ!(これはかなりのジャンプ力よ。いくら影の者とはいえ、チョイ誇張過ぎ。) ドアが開き、数人の影が入ってきた。 「団体様のおつきだぁ。」 次元拳銃を抜いて応戦する。しかし、命中してもまったくひるまない影達。 「マグナムがきかねぇ!!」 「こいつら!暗殺の!プロだ!!」 逃げまくるルパンと次元!「だめだこりゃぁ」 そのとき、ルパンがサングラスをかけまばゆく光る爆弾を爆発させる。(これを作ってたのかなぁ?) ひるむ影達。 その隙に窓から逃げるルパン達。 FIATに乗り込むルパンと次元。 「いそげっ!」 猛然と走っていくFIAT。しがみつく影たち。スパナでたたきまくる次元。壁にこすられて、影たちは落ちていった。 「ヒヤー!ビックリこいたぜ。」 「本格的に攻めてきやがった。この事件裏は深いぞ。」 「あぁ、面白くなってきやがった。」 闇に消えていくFIAT。 ・ゴート札。不二子覗き見。 不二子、すばやくカーテンに滑り込み、壁を操作し覗き込む。肖像画の目が不二子の目になった。伯爵がニセ札を検査しているところを覗き見る。 「いい出来ではないな。このところ、質が落ちていくばかりではないか。」 「申し訳ございません。しかし、今のような大量生産を続けては・・・。」 伯爵、ゴート札の試し刷りを投げ捨てて、「やり直せ!!納期も遅らせてはならん。」 「ハッ!」頭を下げる印刷の責任者。(かわいそうね。嫌だっていえないもんね。死が待っているもん。) そのとき、不二子のほうを見て、 「誰だ!」 ビックリする不二子。 しかし、不二子のことではなく、肖像画の横のカーテンの陰にジョドーがいたのだった。 「このジョドー、一生の不覚です。ネズミめを取り逃がしました。」と深々とお辞儀する。(彼も影の格好していたけど、ルパン襲撃のメンバーの中に入っていたのか?ジョドーさん一体いくつ?結構歳のように感じるけど、西洋人だからかなぁ?それとも波平さんの声だからかなぁ?) 「ジョドー、その背中の紙はなんだぁ?」 背中に手をやり、紙を見つける。 「こ、これは!いつのまに!!」 それはルパンからの予告状であった。それには不二子もビックリ。 「ルパンからの予告状です。」 「よめ。」 「ハ、ハッ。しかし・・・。」 「かまわん。」 「色と欲の伯爵殿。花嫁はいただきます。近日参上。ルパン三世・・・。ウグッ。」(このときはびびったでしょうなぁ。伯爵が腹を立てて殺されるかもしれないもんね) 「よかったなジョドー。」 「はぁ?」 「待とうではないか。ルパンとやらが来るのを。」 指輪を見つめながら余裕たっぷりの伯爵であった。 ・役者集結。 雨の中を進む馬車。その横を日本のパトカーが通り過ぎる。 寡黙に座っている五ェ門。 馬車から降り、御者に礼をし、門の中に入っていく。 次元、きつねウドンにお湯を注いでいるところ。 「よぉ!速かったなぁ。」 すっと座り、「仕事か。」とつぶやく五ェ門。(始めてみたときはそんなに気にならなかったけど、実はとっぱじめのカジノで、かっぱらったゴート札をFIATから出す時にさ、後部座席に五ェ門はきちんと座ってるだよね。斬鉄剣までしっかり見える。皆さんも、ビデオかDVDを一時停止してじっくりごらん下さい。そのことから考えると、「仕事か。」じゃないよな。一体どこに行ってたんだ?) 次元ルパンにきつねウドンをわたしながら、 「五ェ門が来たぞ。」 「こっちも来たぜ。」 「あ?」まったく訳がわからない次元。 「のぞいてみな。」 「あぁ!日本のパトカーだ。」 「銭形だよ。」 「何!?」 「総員降車!!」 「整列!」 きりっとたつ銭形。かっこいい! きつねうどんの揚げを食べつつ、 「これで役者がそろったわけだ。はふはふ。」 つづく。 |