2004.5.24号 09:00配信
ドキドキの入国審査。日本語しかしゃべれないけど大丈夫かなぁ。いきなりわけわかんない言葉で話されても困る困る〜。審査官の人こわかったらどうしよう。なーんて不安とは裏腹に、審査官はべっぴんなお姉さん!わぁ〜瞳の色きれ〜♪しかも審査では何もしゃべらなくてOKだった。ふぅ〜良かった。最後に審査官に「ありがとう」と言われて目が真ん丸になった。うおッ!?日本語しゃべった!! アムステルダムの空港もオシャレで広かった。地下鉄もかわいいし。黄色くてモァーって丸っこい形なの。2階建ての地下鉄に乗ってみた。入口から入るとすぐに下行きの階段と上行きの階段がある。1階の方に座った。地の地を走ってるようだった。 思っていたよりもすぐに街が見えてくる。ここはどこだ!?全くの異世界や!!グリュック王国、はたまたおもちゃ箱をひっくり返したよう。どこまで行ってもかわいい家や建物が続いてる。わぁ〜もう幸せ〜♪♪ しっかしまぁ何て自転車が多いんでしょう!!デザインよりも機能重視のチャリ。ブレーキついてないけどね。みんな1台1台大切に乗っててイイ感じ。日本みたいにすぐに買い替えたりしないんだよ。これがまた錆びてきた雰囲気が素敵なのよ〜。自転車は絶対の必需品ね。 もう一つビックリしたのは市電!音も無く急に走ってくるから3〜4回は轢かれそうになった。危ない危ない。札幌や函館のみたいにゴトンゴトンいわないのよ。はへー、ビックリ。信号変わるの早いし!ゴミ箱道に多し。 まずは『アンネの家』を目指す。途中、パン屋でキッシュ(パイに肉のはさんであるヤツ)を買って食べ歩いた。運河の多い街。道は全部石畳。すごい手間ヒマ!石畳はたくさん歩くには足が疲れちゃうけど、ムードがいいわぁ。さすが観光都市!! |
アンネの家(すごい行列!) |
さて、アンネの家到着。朝一でーす!飛行機がAM5時55分に着陸して現在AM9時くらい。とりわけ目立つ看板があるわけでもなくて普通の家みたい。4階建ての3階、4階、屋根裏部屋を隠れ家として住んでいたみたい。何か雰囲気こわいー。壁には二言語でアンネの日記が書かれていた。一つは英語だったけど、もう一つは何だたんだろう?こういうとき、もっと英語を勉強しておけばなぁって思う。サトウさんは電子辞書で解読してた。すごい根性!サトウさんに少し教えてもらいながら見学。アンネは16歳で死去。私と同じ年かよ!私は今死にたくないね。戦争おそるべし。 ビデオクリップが流れていた。電話の受話器があって言語ボタン・・・このときは「日本語」ボタンを押したら、日本語で解説が受話器から流れてきた。隠れ家についての説明だった。 アンネの日記の一部に「わたしはすべての人々の役に立ちたい。そうでなければ、すべての人々に歓びをもたらしたい。だからこそ、書くこと、すなわち、わたしのうちなるものをすべて表現できるという才能をわたしに与えてくだっさた神様にとても深く感謝します。」という部分があり、こういう状況の中で生きていると、こんな人生を悟ったような考え方になるのかと考え深いものがあった。将来についてたくさん考えていた事もあったのに、それを叶えられなくするのが戦争なんだ・・・。 最後に置いてあったノートに寄せ書きを書いてきた。私はイラストつき。 帰る頃にはチケット売り場に行列が!朝一で来てよかったー。 |
ぶらぶらしていて見つけた建物 |
その後は街をぶらぶらしながら またまたパン屋へ。今度は昼食だす。サンドイッチとコーラをたのむ。サンドイッチでかっ!!こんなに食べれるかよ。と思いつつペロリと完食。やっとユーロの使い方がわかってきた。ここで豆知識!!ヨーロッパに旅行するときは大きな値段のお札はできるだけ持ってこないほうが便利。最大でも20ユーロくらいのほうがいいみたい。ヨーロッパでは高い物を買うときはカードで購入するらしく、お釣りがあまり用意されていないのです。50ユーロや100ユーロなんてお店の人困っちゃう!なんて、私もお店の人を困らせた一人。 |
ダム広場(おじさんたち いい感じ♪) |
昼食の後はダム広場に。アコーディオンやギターで演奏しているおじさん3人組を見た。すごく楽しそうに演奏してるの。老後はこういうふうに過ごしたいな。 ぶらぶらしてたら駅に戻ってきた。ぶらぶらしていると かなりおもしろい。いろいろな人がいるし。「こんにちは」って声をかけてくれる。私達ってそんなに日本人に見える?? そのあとは駅の裏にある海に行って船に乗ってみた。見た目は遊覧船に見えるけれど、離れ孤島とアムステルダムを結ぶ重要な連絡船。往復15分くらい。生活に不可欠な物なのでもちろんタダ!風が気持ちいいし景色もきれい。駅やその向こうなんかが一望できるの。 |
船乗り場の自転車置き場 |
ふひー。やっとユースホステル(安い値段で泊まれる共同宿)到着。荷物を部屋に運んで・・・。また出発!! 今度は「レンブラントの家」へ。レンブラントの版画なども展示してあるので美術館て感じかな。でも本当にレンブラントが実際に20年間住んでいた所なの。サンゴとかアルマジロ、虫、民族の槍など、珍しいもののコレクション部屋もあった。ニシムラさんはご満悦のようでした。 実際の製作現場も見ちゃった♪油絵の部屋は広かったわ。自分で絵の具の色を調合していたんだって!すごーい。版画の製作部屋は意外にせまい。でも版画は本当にすごい!!やたら細かくてただただ唖然。ニシムラさんの解説付きで見学。 そして、またぶらぶらしながらユースに向かう。夕食のおかずや飲み物を買って、フリマの前を通って帰ってきた。服やら自転車のチェーンや、バックミラー、人形やら、たくさん売っていた。 晩御飯は、ユースにてパンにチーズとサラミをはさんだもの。チーズは何かしょっぱくて深い味。サラミはすっぱくて辛い!!けれど、おいしかったー!! んじゃ、シャワーを浴びて寝まーす。 おやすみなさーい。 |