2000.7.6号 08:00配信
・開催趣旨 |
日本列島の北の海は、北緯44度から62度にわたる細長い海です。この海は、地理と自然環境に2つの特徴をもち、周辺陸地にはそうした自然を生かした文化が育っています。その第1は、冬期間に結氷(流氷)し、一時期とはいえ、極地の海へと変化すること。その第2は、周辺をシベリア・沿海州・極東アムール・サハリン島・カムチャッカ半島・千島列島などに囲まれ「お盆の海〜独立海」になっています。こうした、特徴的な自然を共有して、周辺陸地にイテリメン・チュクチ・エヴェンキ・ナーナイ・ニヴフ・ウイルタ・アイヌ民族など多くの北方民族が居住しています。こうした環のようにつながっている自然と文化を「環=かん」と呼び、環オホーツク海における自然および人間文化の関わりを知り、広い分野から北海道および北方をみなおそうとするところに「環オホーツク海文化のつどい」の目的をおきます。 |
・期日 |
平成12年8月5日(土)13:30〜16:30 8月6日(日)9:00〜12:00 |
・会場 |
紋別市文化会館(北海道紋別市幸町3丁目) |
・参加費 |
500円 |
・講演 |
「土器使用開始の頃−北海道北東部の様相」 (釧路市埋蔵文化財調査センター 所長 西 幸隆氏) 「江戸時代のモンベツ領のはなし−近世国家によるオホーツク海沿岸地域支配と在地社会」(仮) (北海道教育大学岩見沢校歴史第一研究室助教授 谷本晃久氏) |
・地元報告 |
「オホーツクの燻製職人」(仮) (オホーツク燻製工房 有限会社フューモアール代表取締役職人 安倍哲郎氏) |
・研究報告 |
「オホーツク海沿岸のアイヌ語地名の特徴」 (オホーツク文化資料館 主宰 伊藤せいち氏) 「オホーツクと漆とアイヌと−宗谷場所に見えるアイヌ勧業」(仮) (北海道札幌西高等学校教諭 吉嶺茂樹氏) 「樺太アイヌにおけるイヌの供犠」(仮) (千葉大学文学部大学院生 田村將人氏) |
・日程 |
【8月5日(土)】 12:30 受付 13:30 開会式 13:45 講演・西 幸隆氏 14:45 休憩 15:00 研究報告・伊藤せいち氏 15:40 休憩 15:50 地元報告・安倍哲郎氏 16:30 終了 18:00 懇親会 【8月6日(日)】 8:50 受付 9:00 講演・谷本晃久氏 10:00 休憩 10:10 研究報告・吉嶺茂樹氏、田村将人氏 11:30 質疑応答 11:50 閉会式 |
・参加申込み及びお問い合わせ先 |
■申込方法 別紙申し込み書に記入の上、郵送またはFAXでお申込みください。 ■申込先及び問い合わせ先 ◎紋別市立図書館 〒094-0005 紋別市幸町3丁目 tel 01582-4-2111(435) 、01582-4-2261(土日) fax 01582-3-1388 ◎紋別市立郷土博物館 〒094-0015 紋別市花園町8丁目 tel 01582-3-4236・fax 01582-4-9755 ■申込締切 平成12年7月21日(金) |
・懇親会ご案内 |
■日時 平成12年8月5日(土)午後6時00分〜 ■会場 ハーバービューホテル 紋別市本町6丁目 01582-4-6171 ■会費 4500円(当日会場で申し受けます) |
・宿泊ご案内 |
紋別市の主なホテルを紹介します。宿泊希望のかたは各自でお手配願います。 ○紋別ハーバービューホテル 紋別市本町6丁目 01582-4-6171 ○紋別セントラルホテル 紋別市港町7丁目 01582-3-3111 ○紋別プリンスホテル 紋別市本町7丁目 01582-3-5411 ☆この時期は混み合いますので、お早めに予約してください。 |
・交通のご案内 |
【飛行機】 *羽田・紋別 11:35 →13:35 (エアーニッポン) *紋別・羽田 13:00 →15:05 (エアーニッポン) *千歳・紋別 11:35 →12:15 (エアーニッポン) *紋別・千歳 14:10 →14:55 (エアーニッポン) |