2004.7.19号 14:00配信
7月17日(土)〜18日(日)の二日間、北見市の「オホーツク木のプラザ」で開催された道内のクラフトマン(工芸家)達の作品発表と実演のイベントでした。 ジャンルはさまざまで、木工芸、陶芸、染色、織り、七宝、ガラス細工、布手芸。 普段、工房にこもり制作に励んでいる作家たちが作品を持ち寄り、仲間同士やお客様との交流をしようという企画で、今年で5年目ということでした。 会場で作家自身が、販売をしているので、素材や制作工程など詳しく聞くことができ、人柄と作風を合わせて拝見できるのもちょっとした面白さがありました。 ある陶芸家が、 「身近に、華道や茶道の愛好家がたくさんいても、家元や先生の薦めるカタログの中の道具(器)を選ぶことになっていることが多く、自作の物など見てもくれないのが現状…結局、本当の意味の茶道、華道をしている人がいないのか…。」と言うのを聞きました。 花を生ける…お茶をいただく…自分の感性で器を選び楽しんでほしい…有名が無名にかなわぬ事もあるのでは? 地元で頑張ってこつこつと作っている作家達のひたむきな姿に触れました。 それぞれに、「モノを作る」ということに魅せられ、自分の完璧に向かって歩んでいる人たち…モノたち でした。 |