2001.3.3号 07:00配信
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これは先般開催された【矩形の森展】を訪れた同園理事長が、その空間に子どもの作品を置いてみたいと着想したのが始まりで、五十嵐氏に子ども達の為の「小さなギャラリー」を注文したのである。 |
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それは園内遊戯室の後方、普段は積み木などのプレイルームにあたる中2階の空間に設えてあった。一歩中に足を踏み入れると、あの“矩形の森”のミニチュア版が展開され、これは子どもが喜ぶと思った。 |
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迷路のような白い世界の壁面に、今年この園を巣立つ子達の卒業製作の「お面」が飾られている。プラスティックの面に紙粘土で形成し、色とりどりに着色したものである。元はみな同じものなのに、出来上がりは個性豊かで見ていて飽きない。子どもの発想と想像力にはいつも驚かされる。五十嵐氏が「子どもの作品をアートだと気づいて欲しい」と言っていたのを思い出した。 |
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下にも園児達の作品がたくさん飾られていた。数々の絵画も大変良く描けていて感心した。見る目と自由に表現できる力が育っている。 |
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できればこのギャラリーが常設され、子どもの表現作品が完成されると同時に次々と展示されるといいと思う。そうなれば、理事長先生の思いと五十嵐氏の思いとが融合され、素晴らしい世界の継続と発展があるのではないかと思った。 |