日本人にとって心の故郷と言っても過言ではない「富士山」
富士山の魅力に取りつかれ富士山を追い求めている数多くの写真家。今回の写真コンクールは、そんな写真家達の思いを形にしたものとなりました。
平成元年から始まったこの写真コンクール、今回のテーマは「富士山」ということで、全国各地から優れた作品応募があり、その中でも選りすぐりの60点が展示公開されています。春夏秋冬別に分けられ展示されていて、とても見やすくなっています。富士山といえば雲海を思い浮かべる方もおおいと思いますが、今回は非常に少なく、富士山自体も何かの背景として悠然と姿を見せている、そんなスタイルの写真が数多く見受けられました。なかにはアフリカの広大な大地を思わせる写真もあり、改めて富士山の素晴らしさを実感しました。
出展者はやはり静岡、山梨の方が多く、いつも間近に富士山を見つめている方にしかとれない写真、富士山を知り尽くしてこそ撮れる写真なのだと思いました。ただ残念だったのは、北海道の写真家が1人もいなかったことです。この写真展、NHKギャラリーにて3月21日まで開催しています。まだご覧になっていない方はお気軽にお立ち寄り下さい。
|