去る5月3〜5日、湧別町芭露の本間沢窯で窯出しが行われ好天の陽気にも誘われて訪ねてみました。道すがら、早春の雪解け水が沢を流れるさわやかな音が響きそれだけですがすがしく心が洗われる思いです。その本間沢のほとり、離農農家に登り窯をしつらえて日常食器を焼いているのが本間沢窯の鈴木さんです。
連休中の窯出しとあって、すでに数台の車が先着していました。庭先には放し飼いの犬と鶏とが仲良く走り回り、作品を見て回るお客の足下をにぎわします。作品はどのくらいあるのでしょう、小皿からおおぶりの器まで所せましと並んでいます。わたしは毎年少しずつ日常に使う食器をそろえていくのが楽しみで、この窯出しも年中行事になってしまいました。今年は昨年にくらべ、種類も品数も随分多かったような気がします。
ここで本間沢窯の主人、鈴木義隆氏について若干紹介しましょう。
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