西平隊員・・・「ぼん」
共同通信社から参加の通信・機械担当。サブシェフとしても腕をふるった。パソコンの達人で、写真名人?。越冬生活を何千枚も撮っていたみたいではあるが、そのフィルムがどうなったかはさだかではない。広島出身で広島カープの熱狂的なファン。1997年のシーズンもし優勝できなかったら頭を丸める予定だったようではあるが元々毛が少ないので、毛を刈ったかどうか気がついた人は誰もいない。私といつも行動が一緒で弟のような存在であった。
佐藤隊員・・・「主任」
いすゞ自動車から参加の機械担当。寒さに異常に弱く、肉体労働は苦手。涙もろく、酒を飲むと泣き上戸はさらに加速された。出発前にカメラ・デジタルビデオ・パソコン等ハイテク機器をごっそり買い込んで越冬に望んだようではあるが、それらを使っているのを見た人は誰もいない。
西村隊員・・・大将
不肖 私の事である。調理担当として海上保安庁より参加。第30次隊に次ぎ、2回目の南極である。前回は昭和基地で越冬したが、無我夢中の一年間であったため今回は南極を楽しんで越冬生活を送りたいと強く願っている。性格はわがままにして怠け者。好奇心が強いものの、あきっぽい二面性を持つ。煙草・酒・夜更かし・ごろ寝・塩辛いもの・甘いもの・体に悪いものすべて大好き!ジョギング・トレーニング・節制・早寝・早起き等健康にいいと思われているものにはあえて背をむけて生きている不良中年である。その生き方が反映されたのかついたあだ名が「大将」とは・・・・・。
以上9名が「第38次南極地域観測隊 ドームふじ観測拠点越冬隊」のメンバーである。
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