ドーム大学の講義から「楽しいキャンプと道具の話6」
キャンプで出前迅速・大満足・後かたづけ超らくちんの料理なんてあるのか??これがあるんです。それは鍋料理です。
まずなにはともあれお湯を大きな鍋で沸かします。カセットコンロでも、薪ストーブでも何でもOK、もちろんツーバーナーでもかまいません。ここで鶏肉のぶつぎりか、豚バラ肉のスライス、肉が嫌いだったら魚の切り身でも結構。とにかくだしが出そうな物をドカッと投入します。ぐらぐら沸いてきたら火加減の調整なんて入りません。とにかくぶくぶく出てくるあくをすくいつつ次に野菜の投入です。これも何でもかまいませんが、できれはタマネギは使ってください。キャベツ・白菜の葉っぱ類は手でちぎってたまねぎは、皮をむけば洗わなくてかまいません。とにかく何でも大量にドカッ!!です。ここで水炊きに行くか、味付けに行くか分岐点にさしかかってくるわけですが、これもお好みでどうぞ。
水炊きならば市販の「ポン酢醤油」でいいし、味をつけるのなら、塩・酒を適当に入れた後めんつゆを投入してください。これは味のベースはある程度できあがっていますので、醤油・酒・みりん等を別々に持っていく必要がないため重宝します。ただ味付けが結構砂糖甘い物が多いので、最初に塩である程度味のベースをつけておいた方がよいでしょう。野菜が程良く煮えてきたら、次に豆腐を投入です。 別にこれは必ず入れなければならない物ではありませんが、ホントキャンプで食べる温かい豆腐ってうまいんですよー。
さあもうどんどん家族に勧めていってください。うまいでしょ????
最後にインスタントラーメンを放り込んで、ラーメンスープもついでに混ぜて熱々のラーメンで仕上げるのもいいし、翌朝に前日の余ったご飯かパックライスを投入して雑炊としゃれこむのもおいしいです。極めつけは後かたづけがとても楽だと言うことです。お湯とベアーで作っていく料理なので、簡単に洗うことができます。豆腐を多く持っていって、「冷や奴」と行くのもいいし、切ったタマネギも生みそでぱっぱと和えれば、ピリ辛のつまみが出現します。結構便利なのが七輪です。炭を2〜3個おこして、この上で油揚げやししゃもゃソーセージをちびちび焼いていけば、だらだら飲んでいたいお父さんには格好のパートナーになってくれるでしょう。子供達が寝静まった後、昔は若かった?奥様と七輪で干物なんかをあぶりながら星空を・・・なんてちょっといいでしょう!
最後にすき焼きもキャンプでやるには、ミスマッチの様な気がするかもしれませんが、意外といいもんです。・・・とだらだら喋りましたが「家族を喜ばせるキャンプ講座」これで終了です。ご静聴ありがとうございました。
秘伝 電池の火付け
秘伝 電池の火付け
注意:写真はすべて国立極地研究所に属します。
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