2001.3.2号 10:00配信
子どもの頃、テーブルや箱を使って段を作り、その上に赤い毛氈を敷いて一番上にこのお雛さまを飾りました。それから家中の人形を並べてお雛さまのお祝をしたものです。 わたしは陶器でできたこのお雛さまをとても気に入っていたのですが、何年か前、トシの離れた姉が遊びに来た時、「あら、わたしのお雛さまがここにあるわ」と言われびっくりしました。考えてみればわたしは末っ子なので、元々わたしの為のお雛さまではなかったのですね。 でも、今も毎年忘れずに出して眺めています。 なんとなく 亡き母に似た 雛の顔。(うめこ) |