1999.11.27号 19:00配信


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「広報おうむ11月号」
(雄武町発行)より転載

〜Hさん、どうもありがとう!〜


その3 対応策〜2000年問題を回避するには

 このままコンピュータ処理が大混乱するのを、黙って見ているわけにはいきません。対応としては、コンピュータが日付を2ケタで管理している部分を洗い出し、これを西暦4ケタ化したり、2ケタのままでも1900年代と2000年代の区別が付くように変更すればよいのです。その手順ですが、1)状況を把握する。2)購入先に問い合わせる。3)対策に優先順位をつける。4)すみやかに対策を実施する。5)困ったときは専門家(中小企業地域情報センター・電話0120-200-451、中小企業事業団・電話0120-200-269)を活用する、といった方法が有効です。
 また、家庭においても家電製品等で日付管理されたマイコンが搭載されている場合には、西暦2000年問題が発生する可能性があります。

●Check! 備えあれば憂いなし・2000年問題「自衛策」

<食料・飲料水> 2、3日分の保存のきく食料、飲料水の備蓄。救急箱、懐中電灯、ラジオ、乾電池の準備点検を。
<預貯金の記録> 日ごろから記帳し、取引内容や預貯金残高を記録。領収書を保管し、来年1月以降の請求書チェックを。
<現金> 例年通りの対応を。
<灯油・ガソリン> 例年通り適切な量の確保を。
<医薬品など> 常備薬の点検。在宅療養中の医療機器は、主治医に事前相談する。心臓ペースメーカーの問題は発生しない。
<通信機器> 年末年始の急ぎでない通話通信はできるだけ避ける。
<年末年始の旅行> 国内旅行は大きな問題は生じることはないが、余裕のある計画を。海外旅行は国により不都合が生じる可能性があるので、実施についてはそれぞれが準備する。海外旅行傷害保険が、2000年問題をカバーしているかどうか確認すること。
<悪質商法・詐欺> 誇大広告による悪質商法や詐欺に十分注意を。不振委の持った場合には、警察や通商産業省、国民生活センター、消費生活センター等の窓口に相談を。
<コンピュータウィルス> ウィルスチェックやパスワード管理をはじめとするセキュリティー対策を見直し、徹底を。
<中小企業> 必要なデータのバックアップ確保など、危機管理を再確認すること。





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