2004.6.29号 06:00配信
■音楽屋♪(コラム) |
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2004/6/26(土)―― こま ―― 〜コンサートの模様を少々(掲示板より)〜 さて、今回のコンサートは会場つくりに力を注ぎました。 前回は一段高い台の上にピアノとイスを置いただけでしたが今回はイメージを「サファリ」にしたかったのでステージを緑でいっぱいにしてみたかったんです。緑を揃えるために、知人に協力を頂いたりあまのっちとデートしたり…(笑) ステージとパネルを取り付け、家から持ち込んだレースのカーテンを取り付け(曰く付きの装飾なのだ)緑をイメージしたように配置し、小細工などをし、照明をあてながらあれやこれやと意見を飛ばしあい、やっと出来上がったのが コレ↓ http://www8.plala.or.jp/chesara/623concert.jpg すごいしょ? 瀬木さんや佐山さんに「すばらしいですね」って誉められちまいました。もちろん集まってくださったお客さんにも好評で頑張った甲斐がありましたー。 このステージで演奏が始まりスゴクイイ!演奏会となったわけです。お客さんはとても真剣に楽しんでいましたよ〜 一曲一曲に送る拍手は、大きな会場を埋め尽くしていました。ほんと、会場はとても広くて、その中にポツンとステージがあってイスも100席しかなくて「これっぽっちかい」なんて会場の管理人さんに言われてちょっと凹んでたんですが「これっぽっちなんですよ〜」と笑顔で開き直り。(笑) そんな会場だったんですが、ちゃんとステージを中心に「瀬木貴将&佐山雅弘の世界」が出来上がっていたのです。壁から跳ね返る拍手で、会場はイイ音してたんですよぉ。もちろん、サンポーニャとピアノはアンプラグドでしたが、これもまた音が広がって響いて…。 ほんと、楽しかった! 今回のコンサートのプログラムには無かった「コンドルは飛んでいく」はとーっても心に響きました。MCの中でちらっと演奏してくださったアルフィーの「恋人たちのペイメント」や「ビバリ-ヒルズコップ」が楽しかった。佐山さんのピアノメドレーがスゴク楽しくて、笑ったり拍手したりと会場も賑やかでした。 アンコールではポルノグラフィティの「アゲハ蝶」を演奏してくださりお客さんを感動させていました。もち、私も♪ポルノグラフィティのファンの女の子が帰り際に目を赤くして「今回聞けないと思っていたから、とても嬉しくって。ありがとう」って。私ももらい泣きしそうでしたぁ。こんなにお客さんにサービスをしてくださったお二人に大感謝です。 演奏後の打ち上げも、瀬木さんやスタッフと楽しい時間を過ごしました。 その証拠写真がコレ↓ http://www8.plala.or.jp/chesara/0629concert2.jpg (こまは写した人なので映ってません) ー補足ー 今回のコンサートは、宣伝に力を入れたつもりなのですが思ったようには行きませんでした。思うように前売り券も売れず「一度見たからもういいわ」と言う声をどれだけ聞いた事か。一度見たらもうイイのか…。そういうモノとして捕らえている人が結構いるんだなぁ〜と感じました。仲間たちはきっと宣伝に苦労したと思います。「では、またの機会に…」と笑顔で対応しながらも心の中で苦汁を味わっていた事でしょう。楽しいんだよ!と説明しても、興味なさげに鼻でかわされたり是非皆さんで!とお誘いしても、はいどーも。で終ったり。今回に限らず、これまでと同じように苦労してきたと思います。途中で「もうダメだ」とあきらめかけた事もあったと思います。でも、最後の最後まで諦めず、宣伝してきた仲間たち…。 私の「ライブをやりたい」から始まった音楽屋。私が「この人たちはスゴクイイから!」とミュージシャンを呼び何も分らない知らない仲間たちが快く手伝うよ!って集まってくれた。そして、不平不満言わず一緒に頑張ってくれた。 なのに「もういいよ。後はコンサートを楽しみに準備を進めよう」そう言ったのは、私の中で申し訳なさが湧き出てたから。こんなに皆頑張ってるのに、苦しい思いばかりさせちゃって私は「もういいよ。みんなの働きはそれで充分だ」って思った。なんか精神的に疲れを感じていた。もうライブなんて… 皆で作ったステージに、再び瀬木さんと佐山さんが立つ。去年よりは少なめだけど、瀬木さんや佐山さんの演奏を心待ちにしていたお客さんが大きな拍手を送りながら楽しんでいる。仲間たちも、待ってましたとばかりに会場内に入り、演奏を楽しんでいる。 そんな情景を見て「もうライブなんて…」と思った事、吹っ飛んだ。 こんなにもみんな楽しんでいる。演奏者もお客さんも仲間たちも楽しんでいる。そうだ!そうさ!これを楽しみに皆で頑張ってきたんだ!(ってね、毎度思う事なんですが…) 良かった。ほんと良かった。瀬木さんが、今回のツアーで3本の指に入る思い出深いコンサートになりました。と、メッセージを下さいました。 良いものをみんなで作り上げようとする姿勢が、とても心に残ったそうです。 楽しかった。楽しいの通り越して、性懲りも無くまたやりたいと思ってます。 たくさんのご協力・ご声援。ありがとうございました。 |
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