2004.8.1号 16:00配信




音楽屋インデックス音楽屋の掲示板webnewsトップ



音楽屋♪(コラム)

2004/8/1(日)― オーくん ―


〜7/22のアンサンブル(町民センター)に行ってきましたぁ〜


元々、吹奏楽を少しだけかじった事のある自分は(当時以来演奏なる活動はした事ないんだけど)管楽器の音色の心地よさを求め又、足を運ぶには丁度気軽な場所・時間帯であったことも有り夜になっても気温は下がらずの絶好のバイク日和(フラッとバイクに乗っていく事の方好きなだけだったりして…)

会場へ行くとステージを横に東側をステージとして(そう言えばサンポーニャのライブと似た会場の作り方じゃんと思いながらも)セッティング。もう開演する時間ぎりぎり(開演が少し遅れたと思うから実際は遅刻かな)で中へ入ると弧の字型にパイプイスが並べられていてはば広い年齢層の人方が開演を待っていました。

客席の右横にあるステージよりトロンボーン奏者でリーダーの亀谷さんがメンバーを引き入り入場、第1部のクラッシックから演奏が始った。
僕自身は第2部のポピュラーを心待ちにしていたのですがクラッシックの演奏もそれぞれ楽器のソロ演奏がとても楽しく飽きることなく聴く事が出来る内容で、やはり、一番の聞かせどころはトロンボーンの二重奏(ハモリ)です。

一般に管楽器が音階を奏でる場合、管の長さをバルブをいうものを操作して切替えますが、トロンボーンは管の長さを耳と経験を頼りにスライドさせ奏でるもの。構造上、ドレミ音階の他に#や♭がありますがこの管長は音と音の間の音をを無段階に表現できる楽器です。

今回の演奏では、このトロンボーンでなければ表現できない奏法を取入た曲を演奏し楽しく聴く事が出来るものでした。トロンボーンの為に書かれた曲や第2部のポピュラー演奏は期待していた以上の楽しいものでした。

今回亀谷氏を含め同じくトロンボーン奏者の今津さん、コントラバスを弾くドイツのヴィースバーデン国立歌劇場首席奏者の前田さん、ピアノの倉田さん、ドラムスでありインドのクンダン(バリガムランの太鼓)奏者の長谷川さん達によるアンサンブル

このクンダンとピアノの演奏はたいへん変わった曲?(リズムかな)で長谷川さんがこよなく愛するインドの民族衣装で登場しここ日本では聞きなれないけど、なんだか懐かしい演奏でした。

第2部のポピュラーステージでは耳に馴染みのあるジャズを数多く演奏僕はジャズが好きで聞きますが、どうやらいつも曲名がわからないままで今回はプログラムをもらっていたので、ようやく好きな曲名がわかりました。The shadow of your smile!

今までラジオやCSで耳にした事は有るけど、ライブで観て聴く贅沢を感じたひと時。けれどそんな時間はあっと言う間に終了。けれどまだアンコールがある。

手拍子で再び登場してきたメンバーにより演奏が再開した。1曲目は子像の行進、そうして2曲目このライブの最後の曲、そうです、The shadow of your smile

え〜、も一回聴けるの!!感激でした。
当時中学の頃、トロンボーンって言えば曲の裏方的な存在だと信じてましたが、まったくの間違い!ソロだってすばらしいけどデュオで奏でる2本のトロンボーンはそのハモリだけでとっても感動でした。

最近CSやDVDでのライブをみますが、観客が異常にハイテンションで、みんなすんごい熱狂的なファンなんだろうなーって思ってたけど、生のライブを見に行くと必然的に応援したくなるんですよね。

演奏が終わると儀式的にするような拍手、でもいつの間にか「よかったよー」とか「この曲好きだったんだー」って思うようになって力いっぱい拍手してる。そんな自分を楽しんでいるこの頃でした。




音楽屋インデックス音楽屋の掲示板webnewsトップ





Home
(C) 2004 webnews
ご意見・ご感想・お問い合わせはwebmaster@webnews.gr.jpまで