2004.9.10号 22:00配信
■音楽屋♪(コラム) |
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2004/9/10(金)― こま ― 「ぶら〜りと行ったライブは!」 9月1日、湯川トーベン&永原元「ぶら〜り ふたり旅ツアー」へ行ってきた。 彼らのライブがあると知ったのは北見市の「ライブハウス夕焼けまつり」マスターからのメールだった。それもライブの数日前。だけど、メールを読んでその日が忙しかろうと体がえらかろうと行く!と衝動的に決めた。「湯川トーベン」と言う名前には、見覚えがあった。ずっとずっと以前から、どこの音楽サイトでも名前が飛び出す人。そして、私の知らない「子供バンド」と言うバンドでベースを弾いていた人。(当時若干20才の私は、初めての子育てで音楽は遠い世界の話でした)「とーべん、なんて面白い名前だな…」そんな印象だけだったけどその名前の人が北見に来る!? どんな歌を唄うミュージシャンなのか、一度は聴いておいても損は無かろう。そしてもう一人「永原 元」彼の名前も、ずーっとずーっと前から知っていて北海道出身のドラマーで、多方面で大物ミュージシャンのツアーに参加している人。(瀬木貴将さんのネイチャーワールドにも彼は参加している。)彼が参加するライブには、なかなか行く事が出来ずいつライブを見る事ができるのかなぁ〜と思ってたミュージシャン。その名前の人が北見に来る!? しかも、ふたりのライブ!! もう、行くっきゃないでしょう。 決めたら早いこまちゃんは、スグにマスターにお返事しました。 「行きます」 とーっても楽しみにして行ったライブはまず、永原さんがステージに立ち、ジャンベに向かい祈りを捧げるように両手を合わせ、頭を下げた。すごい。祈ってるよ…どんな音を出すんだろう…。私はジャンベが大好き。ジャンベは大地の鼓動を感じさせ自然と人の営みを思い起こさせる。そのジャンベから、私の好きな「大地の鼓動」が聞けるだろうか…。永原さんがジャンベを打つ。低音と高音が重なり合う。響く。鼓動になる。すげーっ!すごいよぉ〜鳥はだが立つ。両手は力強くジャンベを叩いているわけじゃない。なのに響く音はやはり鼓動なんだ。何を表現しているんだろう。このリズム。「景色が素晴らしい」と言ってた永原さん。自然に感動したキモチを表していたんだろうか。激しく響く音は、アフリカの大地を想像させるようだった。 それから湯川さんが登場。 「すっきりしたか?」と永原さんに向かって言う。 照れるように、頷く永原さん。 なんだかとても良い雰囲気。 さ〜どんな歌を演奏を聞かせてくれるんだろう。 わっくわっくしながら聴き入った。 湯川さんの歌は、聞きやすい。優しい。ロックのような激しさは無いけど(子供バンドのときは激しかったに違いない)聞いてて「楽しい!」と思える内容だった。 一番好きだったのは、「フォークロック」 爽やかなメロディーと元気の出る歌詞。閉じてた羽を、ゆっくりと広げるキモチになれた。何気ない「ステップワゴン」と言う曲やカラスになった気持ちで唄った「僕はカラス」これでもか!とギターを掻き鳴らし弦を2〜3本切ってしまうほどの激しさでパフォーマンス。なんて曲名だっけ?激しすぎて忘れちゃったよ。でも、まだまだイケルね。トーベンさん。最後に、みなさんに捧げますと歌ってくれた「天国」と言う言葉がある曲。(題名を忘れた!) ジャンベとギター。どんな感じになるのかな?そう思いながら聞いてたけど楽器って、組み合わせなんて関係ないのかもね。楽器の好きな人同士が、気持ち一つにして奏でる。そこには、独特なハーモニーが出来上がるもんなんだな。声とギター。ハープとギター。ピアノとサンポーニャ。ジャンベとサンポーニャはどうだろう?音階のあるものと、無いもの同士を組み合わせた方がいいんだろうな。ドラムとジャンベ…うーん。わからん。歌があればいいかも♪ なんて、いろいろ想像が広がる。 とーっても楽しみにしていたライブはほんっとに理屈抜きで楽しかった。 トーベンさんも元さんも、普通に普通の人でとっつきやすそうな人でトーベンさんのサイトを見てもいろんなお仕事してるにも関わらず業界人らしくない部分があって(隠してるのか?)でも、ちゃんと自分の世界を持ってて魅力的な人だなーって思った。 また、彼らのライブに参加したい。 また、来てくれるといいな。 |
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