2008.1.28号 04:00配信




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音楽屋♪(コラム)

2008/01/27(日)伊太地山伝兵衛 ソロライブツアー終了 〜こま〜 

2008年1月19日、北見入りした伝兵衛さん。
私のお願いを聞いてもらい、風來山人へ行きました。
風來山人では、定期ライブをやっていて5組くらいの出演者が勢ぞろい。
そんな中で、飛び入りとして唄わせて貰った伝兵衛さん。
3曲ほど歌い、ライブ後の「新年会」にも参加させていただきました。
突然の飛び入りでも、快く唄わせてくださった風來山人のマスター・ママ、そして
出演者のみなさん、お客様に感謝です♪

その後、北見ヴィーナスへ行きマスターと談笑。
常連客のお客さんの演奏を聴いたり伝兵衛さんも「ライブの予告」として
2曲ほど唄いました。
こんなふうに、プロモーションしてくれるとは思っていなかったので
仕切り屋としては、たいへん嬉しく、心強かったです。


1月20日(日)北見ヴィーナスライブ、いよいよ本番です!

40名の伝兵衛初心者を前に始まった、北見初のソロライヴは
ギターの音が鳴ると共に伝兵衛さんの世界にグググっと引き込まれていきました。
一曲、一曲が「伊太地山伝兵衛」を知らないお客さんを大好きにしてゆきます。
その笑顔、感動の目、思わず出る歓声。
MCで笑いをとり和やかな雰囲気にして行きます。
知らない歌でも一緒に手拍子しながら唄うお客さんはとっても元気!

北見のお客様は、みなさんほんとうに音楽が好きな人が集まったみたいで
とてもノリがよく、楽しみ方を知っているようでした。
一緒に客席で楽しみましたが、伝兵衛さんの笑顔がとてもイキイキしていて
とても嬉しかったです。

1月21日(月)常呂町レストランブレ 新年会スペシャルゲスト

常呂町のレストラン・ブレでのライブは、地域の音楽企画をしている団体の新年会で
スペシャルゲストとしての出演でした。
私と常呂町の皆さんとは5年以上の付き合いで
前回DUSTサロマライヴでPAなどの協力を頂きました。
そんなつながりで、今回依頼したときひとつ返事を頂き
会員制の新年会でしたが、常呂町のライヴが実現しました。

常呂町はオホーツク海に面する小さな農業・漁業の町ですが
カーリングでは日本一。オリンピック選手もいたりして、真冬を楽しむ町。
カーリングを題材にした映画「シムソンズ」もこの町が舞台。
そんな町でのライヴは、濃くて熱い歓迎ぶりで、伝兵衛さんもご満悦?
もちろん歌で皆さんを酔わせて、ここでもまた、伝兵衛ファンがいっぱい出来ました。
休憩を挟み、2部では地元の方にジャンベで参加して頂き
打ち上げのアフターライヴでは、地元の方のギター弾き語りを
バックでサポートしてた伝兵衛さん。
楽しいひとときとなりました☆

1月23日(水)佐呂間町 民家ライブ(尾崎フリースペース)

普段は「呑みスペース&アマチュアライブスペース」として使われている民家
「尾崎フリースペース」
2〜3年前に一度「小川力・藤田貴光DUOライブ」をやったことがありましたが
伝兵衛さんのようなプロミュージシャンのライブは初めてでした。
これには私の思惑あり。
このスペースをサロマのライブスペースにしちゃおう♪みたいな。(笑)

さて、そんな「民家」のスペースで行われた伝兵衛さんのソロライブには
網走在住の鹿野ケンジさんのオープニングアクトから始まりました。
鹿野さんのご両親、そのご友人達がわんさかとお集まりくださり
更に「アットホーム」的な雰囲気(笑)

鹿野さんの、静かなメロディに乗る甘い歌声は時に訴えるように、時に囁くように
ス〜っと心に入ってきます。
特に「カモメ」と言う歌は、カモメが飛ぶ港の海の空やそれを見ている
鹿野さんの姿が「情景」として目の前に広がるようなメロディ。
カヴァーの「銀色の道」を含めた4曲を披露しました。
MCも軽やかにお客様を笑わせたり頷かせたり。なかなか、なかなかなのです!

爽やかな青年(?)鹿野ケンジくんの演奏の後は、おまちかね!ちょい濃いめの?
伊太地山伝兵衛さんの「ご登場!!」

実は、ステージにあるイスの位置をずらしたため照明の位置も変わってしまい
伝兵衛さんのチューニング中に照明を直して仮止めしたら
1曲目【コーヒー・ルンバ】の途中で「コトリ」と落ちてしまいました。
あ!落ちた!どうしよう…と曲が終わるのを待っていたかのように
民家の主人・尾崎父さんが「だめだなぁ〜」と出てきて直してくれました。
これが観客の笑いを取り、なごませてくれました。
ありがとう♪尾崎父さん。

MCをはさみつつ、伝兵衛さんの歌は続きます。
2曲目の【私の青空】で、年配のお客様の心をぐっと引き寄せ
【Wesが聞こえる】で唸らせ
【横浜ホンキートンク・ブルース】でしびれさせ
【悲しい口笛】でベーベー泣かせ
【夢はいつも】で開放させる。

すばらしい展開を見せた伝兵衛さんのサロマ初ソロライブは
休憩をとらずにゆっくりとすすんでいきます。

【湘南RAINY DAYS】でホロッとさせ
【いつものズブロッカ】でノらせておいていったんおしまい。

アンコールの手拍子と共に、すぐにイスに座り
「世界で一番早い、アンコールに応えるミュージシャンです」とかいいながら

【あと一杯】で笑いを取り
【ヒム・フォー・ノー・バディ】で、これまた泣かせていました。

MCも、初めての真冬の北海道での感想を話したりして
まるでお客さんひとりひとりとおしゃべりしている感じで
お客様は笑ったり、頷いたり、言葉発したり・・・。
サロマのお客様は、ほんと、素直。(笑)

ライブの後は、スタッフ達が作ったおでんで「おでん宴会」
おでん宴会もたけなわになり、待ってました!の「アフターライブ」
残業とも言います。(笑)

この、残業が凄かった!!残業代出さないといけないんでないかい?と思うほど
唄う唄う伝兵衛さん。

【永遠と呼べるのは】
【ライブが終われば】

この次に、リクエストに応えられるだけ応える伝兵衛さん。

【なごり雪】(ヒゲ親父のリクエスト)
【Wesが聞こえる】(もう一回聴きたいと言うスタッフのために)
【プカプカ】(誰のリクエストだったろう?鹿野ケンジくんも参加)
【アフリカの月】(何故か唄ってた)
【・・・】(タイトルが解らないほどの古い歌。
      鹿野クンが唄った後に挑発されたのか、飛び出た歌)
【またしても、HI-WAY】

コレだけ唄って
「気が済んだ・・・」と言って笑わせていました。
あまりにもサービスして下さったのでお礼を言ったところ
「だって、サロマだもんね」って言ってくれました。
尾崎さんご夫妻やスタッフたちは、大喜びでした。
この日の夜は丸い月の回りに、大きな傘がかぶったような輪が出来ていて
不思議な夜空でした。
明日、吹雪くかな?帰れるかな?なんて不安も
「なんとかなるでしょ」って気にさせてくれました。

こうして、伝兵衛さんのツアーは終了しました。
翌日、欠航便が続出するなか
伝兵衛さんは見事に女満別空港から無事に飛び立ちました。
たぶん、上空で心を片付け 気温プラスの東京に足をつけたとたん
次のお仕事に向かっていったんだろなと思います。

私も心を片付けて、次のコンサートに気持ちを切り替えます!!

遠くから来てくださった皆様。
ご協力いただいた皆様。
北見ヴィーナスのマスター、常呂町の皆さん
民家の尾崎さん・うめこさん
スタッフのみんな。
そして、ずっとずっと応援してくださった皆様・・・

どうも、ありがとうございました!!


来年も、真冬につれてきますので、どうぞよろしく〜(* ̄▽ ̄*)ノ" こま




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