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2008.2.11号 22:00配信

■音楽屋♪（コラム）

2008/02/11（月）FREE HUGS　～こま～　

あなたは、誰かとハグ（抱きしめる）をした事はありますか？
日本人の挨拶は「握手」がほとんどですが、愛情がこもったとき「抱擁」になりますよね。
外国では、その「抱擁」が挨拶の「ハグ」のようです。キスもあるかな？

私は、音楽屋で演奏者を呼ぶようになってから「ハグ」と言う言葉を知りました。
演奏者たちは、挨拶代わりの「ハグ」もあるけど
ほとんどが感謝の意を込めての「ハグ」をしてくれます。

ライブを主催するようになって、思い出にある「ハグ」は
やはり海外で活躍されている、サンポーニャ奏者の瀬木貴将さんのハグでした。
あの方、とっても大きな方なので初めてハグをしたとき両手が回らず
大木に止まってるセミの気分でした(笑)　瀬木さ～んごめんね～(汗)
佐山さんとのハグは、なぜか「お父さんに抱きついている感じ」
リクオさんとのハグは…したことあったけなぁ？(笑)
伝兵衛さんとのハグはドキっとした事がありました。
お疲れ様の握手を求められたのかと思い、手を出した時にまさかのハグ。
ドキドキでした～(汗)

それから恥ずかしげもなく、子供とハグしたり、愛情を表現したい時に友達にハグしたり。
私は「ハグ」上手になったような気がします？

そんな「ハグ＝HUG」の素敵な映像を、先日、大切なお友達から紹介してもらいました。

その映像に映っているのは、一人の青年が「FREE HUGS」と看板を掲げ
道行く人に「HUGしよう！」と声を掛けている映像でした。
最初は、不思議そうにニヤニヤと見ているだけで誰も彼とハグをしようとしませんでした。
「そりゃそうだ…見知らぬ人と抱きしめあうなんて!!」と
私は思いながら彼のしている事を恥ずかしいと思いました。

そのうち、一人のおばあちゃんが彼に声を掛けて彼にハグを求めていました。
彼はしゃがみ、おばあちゃんと同じ高さになって、おばあちゃんを優しく抱きしめました。
それから彼とハグをする人達が増え、ハグをした人も道行く見知らぬ人とハグをする。
ハグをした人同士はもちろん、それを見ている人々も笑顔になっていきます。
若い女性も、小さな子供も、おじさんもおばさんも足を止めてハグをしていきます。
走り寄って飛び込むように抱きつく青年。集団で抱きしめあう若者達。

映像を見ていると、いつのまにか感動している自分がいました。
落ち込んでいる時、悲しい時、寂しい時に誰かが声をかけてくれて
こんな風にハグをすることで、しかめっつらが笑顔になったら素敵だろうな～。
悲しさも寂しさも辛さも、ハグすることで癒されるんじゃないかなぁ～。なんて。

ただ…見知らぬ人に同意もないのに抱きつくのはいけません。
「犯罪」になってしまいます。背負い投げされて捕まっても知りません。
ま～狭い町ではきっと人目のある場所で「ハグ」をする人はいないと思いますが

私は身近にいる家族や友達、遠くで暮らす家族や友達と
愛情のこもった「ハグ」が出来たらいいな～と思いました。

そう…この映像を送ってくれた、優しい友達とも。

You Tube「FREE HUGS」
http://jp.youtube.com/watch?v=vr3x_RRJdd4

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