2008.12.3号 06:00配信




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音楽屋♪(コラム)

2008/11/16(日) 〜音楽屋のアマチュアライブ「オトアマ」無事終了しました〜 こま


ホワイトプールにて開催した、音楽屋のアマチュアライブ「オトアマ」は無事に終了いたしました!集ってくださったお客さま、出演者やスタッフのみなさん、ありが
とうございました。2回目のライブは、前回よりもバンド数や出演者が増えとても賑やかなライブとなりました。出演者も半分以上は地元佐呂間町民。2回目でこんな
に地元ミュージシャンが参加して下さるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。

特にジンジャーエール小林バンドは、全員が「さろまっ子」。小林くんは現在遠軽町で頑張っている社会人ですが、高校時代のバンド仲間に声を掛け説得してくれたの
が何より嬉しかったです。小林バンドで参加しますと参加表明後、11月から毎週のように集まっては練習してきた小林バンド。

今回は、みんなで大セッション大会しよう!という事になり、お客さまも一緒に歌えるような歌を選び、これまた町内のゴトゥくんがドラムスとして参加してくれるこ
とになったため、このセッションでドラム担当をお願いし、小林バンドと一緒に練習をしてきました。

年代を越えた佐呂間のミュージシャンたちは、名前も顔もしらないのに音楽ひとつですっかり仲間となり、美幌から毎回練習にやって来たYASUさんと一緒に、大セッ
ション大会の曲を練習してきました。そんな彼らの練習を見ていて、バンドっていいな〜と思いました。

そして当日。良い天気に恵まれた土曜日だったけど、夜はやはり冷え込んで寒くなり、そんな寒い夜に小さなお子さま連れから、ご年配の方までたくさんの方にお集ま
りいただき、私のへたくそな司会進行のなかステージは始まりました。

第1部トップバッターのShioriさん。今回はザ・ハイブリッド・カンパニーのベース・ケーイチくんとギター・ゆーいちくんのサポートで3曲を披露。その中の1曲は、
保育所に通う4歳の女の子からのリクエストでした。リクエストの曲が始まると、手足でリズムをとって笑顔で聴く姿に、緊張で顔がこわばる Shioriさんは時折笑顔を
貰っていました。

2番目のヒトリシズカさんたちは、前回と違ったスタイルで新しいオリジナルを披露。ヴォーカルとギターの透明感ある独特の雰囲気は、さらに磨きがかかっていまし
た。

3番目のザ・ハイブリッド・カンパニー。彼らのライブも2回目。演奏が始まるとそれまで静かな雰囲気だった会場は元気に盛り上がりはじめ、熱を帯びてきました。こ
れぞ!ハイブリ!実は佐呂間には、なかなか遠くのライブハウスまで行けない親子連れや、学生さんたちのファンがいて、こうやってハイブリが佐呂間に来るのを待ち
望んでいたのです。「またハイブリのライブが見たい」との希望をかなえる事が出来て良かったです。

第2部は、15分間の休憩をはさんで始まりました。
トップバッターはアンクル.mさん。アンクル.mさんは、音楽屋が主催するライブに来てくださるお客さまでした。1回目のアマチュアライブの時もお客さまとして来てく
ださり、今回は出演者として参加して下さいました。年代やジャンルに仕切りを作る事無く、いろんな世代が楽しめるイベントにしたいとアンクル.mさんにお願いして
参加して頂きましたが、これは成功だったと思います。お客さまの中には高石ともやさんのファンがいらっしゃって、まさか高石さんの歌が聴けるとは思っていなかっ
たと感想を頂いたからです。もしも、アコースティックライブがあるとしたら、アンクル.mさんにはもう少し歌って欲しいな〜と思います。

2番目は浜佐呂間、常呂町や斜里町からやってきたSATOMI+J-C UNIT。SATOMIさんは札幌で歌手としてお仕事をしていました。現在は漁師さんで、地元に帰ってきてから
も更に精力的に活動しているヴォーカリストです。前回、飛び入りで無理をお願いして一曲披露して頂いたのですが、今回はスタッフ&出演者として、また、常呂町で
活動しているジャズユニットのJ-C UNITさんたちとバンド体制で参加して下さいました。

3番目は遠軽在住のマスミさん。彼女はアカペラグループ・パナシェ♪のリーダーで、リードボーカルを担当しています。前回のアマチュアライブでは参加できず残念で
したが、今回は念願かなっての初登場!しかも、オリジナルを発表してくれたマスミさんのウタは、新たな世界を魅せてくれました。

4番目は、個人的に待ってました!ジンジャーエール小林バンド。洋楽のコピーでしたが、子供ながらに興奮した覚えのある「Born to be wild」が懐かしかったです。
洋楽を2曲披露したあと、YSAUさんと「スタンド・バイ・ミー」をセッションして、その後YASUさんの登場!

5番目のYASUさんは美幌からの参加者。前回も参加して場を盛り上げてくださいました。このアマチュアライブはYASUさんにとって「みんなと楽しく演奏できる場」とし
て今回も参加し、カバーで3曲披露して下さいました。YASUさんは、このオトアマを続けて行って欲しいと私をバックアップしてくれたお父さん的存在。失礼ですね、お
兄さん的存在(笑)。そんなYASUさんが「最後の全員で大セッション大会はザ・ハイロウズの『日曜日よりの使者』はどうですか?」と提案して下さったのです。

そんな最後は、さろまの新星ドラマーゴトゥくんが登場し、ステージには出演者がほぼ全員が集まり、会場の皆さんに「鳴り物」を手渡し、全体で『日曜日よりの使
者』を大合奏しました。出なくてもいいのに、司会進行の私まで参加して唄いました。ステージに立って思った事。お客さまの表情がこの目に見えた時、ステージに立
つ者のキモチが少しだけ解った気がしました。

一緒に楽しんだ3時間。盛り上がりに盛り上がった最後の締めくくりでオトアマは終了しました。ほんとうに楽しかったです。皆さんの笑顔で次ぎもまたやれそうな気
がしました。ありがとうございました!!

と・・・このように終わった「オトアマ」ですが、1回目の出演者がほとんど出たこの「オトアマ」に、1人、参加できなかった方がいらっしゃいます。その人は1回目の
アマチュアライブに静岡から参戦したSHINさん。続くかどうか解らないままはじめたこのアマチュアライブの第1回目に参加下さったSHINさんから「また、いつの日か参
加したいと思っています。その日が来るまでぜひ続けていってください。」とメッセージが届けられました。とても嬉しいメッセージでした。音楽で繋がるこのステキ
な関係を、途絶えることなく続けて行くのが音楽屋のアマチュアライブ「オトアマ」だと感じました。

今回も、会場として場所を提供くださったホワイトプールのオーナーに感謝します。そして、駐車場に困っていた時に助けてくださったご近所の皆さんにもとても感謝
しています。ありがとうございました。



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