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2009.2.5号 03:00配信

■音楽屋♪（コラム）

2009/2/4(水)　～2/1 目黒ブルースアレイ伊太地山伝兵衛 Live～　こま

いつも、北海道でやる伝兵衛さんのライブは
ソロがほとんどで、じっくりと聴かせてくれるタイプのライブなので
今回の、豪華な出演者、全国から集まる前座のみなさんのステージで
いったいどんなライブが展開されるのだろう？と興味津々。

「ファンの集い」と言う事もあり、お祭り的なライブになると思ってました。

開演前の午後6：00、伝兵衛さんのアナウンスでオープニングアクトスタート！

トップバッターは、伝兵衛さんのローディーとして一緒に旅を始めた今日の山口くん。
ステージネームが「今日の山口くん」と付けられたいきさつは割愛させて頂きます。(笑)
初めて彼の歌を聴いた時は、どうなるんだろう？と思っていたほどだったのですが
ウタがとても上手くなっており、歌詞を大切に素直に唄っていたのが好印象。
カヴァーで唄った「永遠と呼べるのは」は、普段ライブでは聞けない部分を
しっかりと大切に唄っていたのが耳に残っています。
打ち上げの席で「いつか、必ず北海道へ行きますので宜しくお願いします」と
コルセットにサインをくれた今日の山口くん。とても可愛い♪

2番目は、伝兵衛さんのウタを完全コピー？の高松から来た讃岐山どん兵衛さん。
「2/1唄いに来い。唄ったら帰ってイイから」と伝兵衛さんに言われてきたどん兵衛さん。
気の毒に・・・＾＾；

3番目は、広島から来た黒飛さん。雰囲気からして少し伝兵衛さんに似ている黒飛さん。
大人の魅力がウタに出ていて「Wesが聴こえる」では渋くて深い感じのWes～が聴けました。

4番目は、KD and Friendsのドラム・ベース・ギターのトリオ。
「いつものズブロッカ」をロックぽくアレンジしたのがウケていました。

5番目は、千葉から来た吉田美穂子さん。伝兵衛さんのウタは唄えないけど・・・。と
美穂子さんの伴奏でオリジナルの曲を、今日の山口くんが歌っていました。

午後7時　第1部　クラプトン・ナイト

ブルーフォックスの毛皮に身を包んだ伝兵衛さん。
似合っていたかは別として、いつも座って唄う伝兵衛さんが
立って、しかも茶系のフェンダーストラトキャスターを抱き
ロックする伝兵衛さんがそこに居てびっくり!!

ステージ左から
ドラムス　村上ポンタ秀一さん
ベース　佐藤研二さん
ギター　カルロス道頓堀さん
ギター　濱中祐司さん
キーボード　種子田博邦さん
が、脇を固めクラプトンロックナイト!!

セットリストは以下の通り。

Forever Man
Sweet Home Chicago
Wonderful Tonight
Sunshine of Your Love
Layla

田舎もんにとって、こんなきらびやかなステージは初めてで面食らいました。
ロックする伝兵衛さんって、なんか不思議な感じがして違う人のようでした。
ノリの良いバンドからは、これがグルーブなんだべな～と
感じられる自分が、ちゃっかりそこに居た事に感動(笑)
圧倒されたステージでした。

午後8時　スペシャルゲスト　南佳孝さん

スペシャルゲストは南佳孝さんで、登場した時持っていたのはベース。
途中から、伝兵衛さんのオベーションを持ち換え演奏。
私は「スローナブギにしてくれ」とか「セクシー・ユー」くらいしか知らないので
時を重ねた南佳孝さんの今の歌は、めっちゃかっこいいな～と思いました。

共演は、ステージ左から
ドラムス　村上ポンタ秀一さん
ギター　濱中祐司さん
キーボード　種子田博邦さん

セットリストは以下の通り。

What't going on
CARAVAN
ROUTE66

午後8時40分頃

お待ちかね！第2部　伝ポン楽団

上下白で統一された衣装に、いつもの吊りバンドをした伝兵衛さん。
※吊りバンドは、サスペンダーとも言います(笑)

2部の伝ポン楽団は、曲ごとにメンバーが増えて行くカタチで
だんだん盛り上がっていきます。

一曲目「始発列車」
ドラムス　村上ポンタ秀一さん
バイオリン　太田惠資さんと里見紀子さん
ウッドベース　石井康二さん

二曲目「コーヒー・ルンバ」で、ビオラ　成谷仁志さんが登場。
太田惠資さんが、喉で唄う「ホーミー」を披露。不思議な声でした。

三～七曲目
「Wesが聴こえる」
「Moonlight Starlight」
「あと一杯」
「いつものスブロッカ」
「またしてもHI-WAY」
では、バイオリン　佐藤桃子さん、チェロ　蒲谷克典さん　キーボード　種子田博邦さん登場。

全部で8人の共演者による演奏は、NHKホール以来の贅沢な音。

石井ちゃんが唄う「あと一杯」
ポンタさんが唄う「いつものズブロッカ」

そして、ラストはみんなで唄う「またしてもHI-WAY」

伝兵衛ワールドが会場いっぱいに広がり、大盛り上がりのライブを終えるなんて
お客さまが許さない。

アンコール!!

もちろん相変わらずの、息のつく暇もない即座なアンコールは

「次の音」

この曲だけは、伝兵衛さんとポンタさんの「伝ポン」でした。
二人だけの「次の音」は、ソロで唄う「次の音」とまた違ったウタになっていました。

お祭りライブ、終了!!

終わったのは、午後9時40分頃かなぁ～

名残惜しそうに帰っていくお客さま
物販ブースで物色しているお客さま
初対面や再会で喜び楽しげなお客さま
さまざまな動きが、そこに残りました。

東京目黒ブルースアレイでの、伝兵衛さんのライブイベントはこうして
大盛況のうちに、幕を閉じました。

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