2004.4.5号 14:00配信
虻田町の洞爺湖畔のホテルで3日夜、銘酒会が開かれ、ぴかちゅも会社の先輩に誘われ、初めて出席しました。 会場の大広間には大勢のの「酒好き」の席。大広間を取り囲むように全国各地の酒蔵や、世界各地のワイン、地ビールのブースが設けられていました。「愉しみ、愉しみ」と胸が高まります。 簡単な開会式、乾杯は「よーいドン」の合図。出席者の人たちがコップを片手に各ブースに駆け寄ったのです。「9つ以上の酒蔵を回る」スタンプラリーのスタンプを集めるため。ぴかちゅ「なんじゃ、こりゃ?」 ぴかちゅも回ってみたのですが、とても9つのブースは回れなかったです。集めた人に聞いてみたところ、「コップに少々の酒を味わうのがコツ」なのだそう。 ステージでは地元ラジオのパーソナリティーが酒蔵の紹介やら、ホテル裏にできた足湯の紹介をしています。大広間ではとりつかれたように酒を飲む人たち・・・。「狂乱の宴」のよう。 一方でマジメな酒好きは、酒を味わいながら蔵元の担当者に酒の特徴などを聞いていました。 ぴかちゅはお腹が空いていたので、オホーツクビールを片手に銘々膳の石狩鍋やら、釜飯にがっつく有り様。別室には養殖物の「ドナルドソン」の刺身などが並べられ、ホテル従業員「ソバはいかがですかぁ〜〜」 銘酒会終盤にはスタンプ9個を集めた人を対象にビンゴ大会。これは地酒が当たります。ぴかちゅは集められなかったので、ひたすらメシを食べています。 引き続き、出席者全員を対象には「逆ビンゴ大会」。番号がひたすら外れた人にホテル宿泊券が当たるもの。司会者曰く「不幸な人に、幸せを」という趣旨だそう。ぴかちゅは不幸を背負っているかのようで、最後の5人には残りましたが、あえなく敗退。まだ「幸せ」なんだなぁ〜〜。ヨカッタ。 とにもかくにも約2時間、会場の人たちは酒を愉しんだようです。そのビンゴ大会やら、酒が当たるジャンケン大会の後は、あっという間に人が引けてしまいました。銘々膳には大量にあまったおかず。わきには酒のコップが転がっています。それにしてもどの酒が美味しかったか、憶えているのかなぁ。 銘酒会と言えば、利き酒のように、酒を愉しみ、少々のつまみを食べるのがぴかちゅの以前のイメージ。一変してしまいました。 ぴかちゅは同僚と話しながら、思ったのです。「これは食べ飲み放題、バイキング銘酒会」!!ホテルのランチバイキングが混雑する理由も分かりました。ハイ。 この銘酒会は有珠山噴火後のまちおこしイベントとして始まったそうです。ホタテ稚貝のみそ汁や、ドナルドソンの刺身、地元のチーズが並んでいたから、地産地消を目指すイベントにも見えました。ただ、料理の説明が少なかったのが残念ですが。 ひと味違った「銘酒会」。なかなか奥が深そうです。 (札幌支局長・ぴかちゅ) |