2004.4.8号 18:00配信
日ごろ仕事で「市町村合併協議会」の記事、見出しを付けているのに、協議会の雰囲気が分からない−。 そう思って、4月7日に白滝村国際交流センターで開かれた「第12回遠軽地区4町村合併協議会」に出かけてみました。 その法定協議会は昨年5月14日に設立し、協議会の会議のほか新町建設など各委員会で合併の論議を進めています。 7日の議題は「新町の名前」「国保税」「保育所」で、前回盛り上がりを見せた(HPで公開されている議事録をご覧を)「議員の在任特例」は議題に上がらず。そのためでしょうか、傍聴席には10数人ほど。 ですが、今回の見せ場は「新町名称」問題。よく議員の在任特例と並んで最ももめる議題の一つ。 すでに「既存の4町村(遠軽、白滝、丸瀬布、生田原)の名前を使わず、新しい町名」ということで住民に公募してあります。 A委員「え〜。住民への公募と、委員で選んだ結果、5つに絞りました」 パンパカパ〜〜ン! その名前は 1「北大雪町(きたたいせつちょう)」 2「北の王町(きたのおうちょう)」 3「石北町(せきほくちょう)」 4「オホーツク新町(おほーつくしんまち)」 5「北の杜町(きたのもりちょう」 引き続きB委員「遠軽では住民から『新町名は遠軽に』との声が非常に強い。公募の5つに『遠軽』を加えたらどうか」 C委員「そしたら、うち(白滝も)」 D委員「いや、それだったら、既存の4町村の名前を加えて小委員会に差し戻したらどうか」 などなど・・・・・。 堂々巡りは数分続いております。 議長「え〜。では、公募の5つに既存の4町村を加えた9つで差し戻して論議を」 ぴかちゅ「もし既存の町村名になったら、公募の意味はないじゃないかぁ〜〜」(もちろんココロの声)。思わず失笑・・・。 続いて国保税。事務局が延々と、国保税の取り扱いを話しています。約30分、各町村の現況を数字羅列で説明。 ぴかちゅは寝ています。 議長「何かありませんか」 委員の面々は疲れて沈黙。 沈黙は続き、「了解」ということで、お開き。 それにしても、前回の大荒れと異なり、今回は異常に沈黙が続きました。特に荒れっぷりが激しかった3人の委員=議会議員でもある=も沈黙。どうしたのでしょう?在任特例以外には興味がないのか、どうなのか・・・・。 何だか緊張感のない拍子抜けした協議会でございました。 (札幌支局長・ぴかちゅ) |