2004.6.28号 01:00配信


1人ドライブは気楽だなぁ〜

(webnews札幌方面支局長・ぴかちゅ)


土日は連休でした。土曜日はすでに掲載されているとおり、札幌の滝野すずらん丘陵公園へ。
土曜の晩、「あすはどうしようかな〜」って思っていたら、新聞のイベント紹介欄に「積丹町でウニなどの味覚祭り。目玉はエビなどが入ったなべ」。

これは行かねばならないです。
ぴかちゅはちょろちょろするのが好きだし・・・。
その一心で、8時と開会は早かったですが、早起き。午前5時半出発で行ってきました。

時間に余裕があったので、札樽道を使わず、国道5号線で。余市まで行ったのはヨカッタのですが、そこから国道229号(積丹へ最短ルート)に入るのを忘れてしまって、共和町→泊村→神恵内村→積丹町に入る羽目に・・・・。地図で言えば、積丹半島を下から周ったことになります。だいたい1時間ぐらいはロスしたでしょうか。

とにもかくにも積丹町の会場に到着。すごい人入り!。
目当ての大鍋は10時から販売の予定を1時間繰り上げました。ぴかちゅも並んで食べました。1杯400円なりなんよ。入っていた物は豆腐と、魚のすり身、ホタテの稚貝、エビ、ネギ、タマネギ、糸こんにゃくでみそ仕立てでした。大鍋は、支局時代に湧別の産業祭りで食べた秋サケなべの方が好き。今回は正直、いまひとつだったけど、おばちゃんたちが懸命に盛りつけている姿を見て、ついつい、箸が進みましたね。

時間が異常に余ったんで、その後は積丹観光に専念。

一人で「観光」なんて寂しいなんて言わないで。一人だからこそ気楽にぐるぐる回れるんだなぁ〜。もし隣に女の子がいたら、その後は、「小樽運河でも歩いて、その後は・・・ムフフ」ってな展開を用意しそう。でもね、いいんだぁ〜。「何とか楽しむさ」スタイルが小生のモットー。

とりあえず、知床の突端を制覇したぴかちゅとしては、後志の突端、神威岬へゴー! 駐車場から30分ほど、アップダウンの続く「突端」への道を歩きます。下界は天気がよかったのですが、神威岬は異常に風が強い上にガスがかかって、あんまり眺望がよくないですね。断崖絶壁の道は怖い。さらにそんな怖い道をカップルが手をつないで歩く姿を見るたびに「ムッ」。

「まぁ、まぁ」ともう一人のぴかちゅがなだめる声を聞きながら、歩きます。そんな風の中、崖にけなげに咲く花を見て心が和みました。ある人が僕に酔っぱらいながら言ってくれた言葉を思い出しました。「すべては許すんだよ」。

今になって分かりました。
でもね。「一日、一怒!」も人間的になれていいんだけど・・・。

とにもかくにも花は、一生懸命生きているんだよ。こんな風の強い厳しい環境でも。

次は泊村の泊原発見学。
つまり、行った道を逆戻りしてるんですね。

隣のPRセンター「とまりん館」では、原発の「素晴らしい点」を模型などで必死に紹介してますが、ぴかちゅの信条「百聞は一見にしかず。現場主義」。実際に見てみたいと思っていたら、館内に掲示。一日に何回か当日申し込みの人に見学バスを出して、構内を見てもらっているんだって。

さっそく社会見学です。
マイクロバスに数人乗り込み、構内に入ります。厳重なチェックです。ただいま3号機の建設中の上、テロ対策上、警察の警備や、会場では海保が24時間態勢で警戒してるそうです。また、何日か前に申し込みすれば、発電所の中を実際に歩けるツアーもあるんだけど、それは現在ダメなんだってさ。

地面を歩けるのは展望台のみ。異様だね。社員さんの説明によると、泊原発だけで、道内の発電量の3割を占め、さらに3号機が完成すると、4割にもなるそう。でも遠くから眺めると、電気を作っている実感がないっす。某水力発電所を見学したときは水や発電機が動いている「ゴー」って轟音が響いていたけど、泊原発では遠目に見ているせいか、奇妙にも思えたな。

それに泊村の役所やら公共施設が異常に立派。電源関係の交付金のおかげなのはよく言われているけど、あるお祭りのポスターにも「交付金事業」てかかれているのを見ると・・・・。

ま、とにもかくにも社会見学は終了。一段落したら、実際に発電所の建物の中にも入ってみたいね。

帰りは当丸峠を経由して古平→余市→小樽→札樽道で戻ったです。峠は数年前に来た以上に、スノーシェルターが整備されていました。景色が眺められないぞ・・・。

まとめます。
景勝はホント、積丹半島はすばらしかった。道路もぐにゃぐにゃして曲がりくねり、面白かったし。デートには最適だね。きっと。
(札幌支局長・ぴかちゅ)


神威岬の断崖絶壁に咲く花です。ユリでしょうか。
風が吹きさらす厳しい環境でもしっかり花を咲かせているんだなぁ〜〜。



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