2004.7.19号 10:00配信
17、18日は連休となりました。 ちょうど開かれている遠軽がんぼう夏祭りの見物を1泊でしてきました。「旬」の北海シマエビを食べようとも思ったのです。 千人踊りの30分前は大雨。バケツをひっくり返したような降り方でした。知り合いの居酒屋マスター宅で「中止だろう」と思って昼寝していたら、なんと踊りの真っ最中。あわてて見物。数年ぶりに眺めましたが、相変わらず雨にたたられる祭りです。晴れだったことはあったのかなぁ〜。 その後、某チームの打ち上げに乱入し、北海シマエビをたらふくごちそうしていただきました。うまいうまい・・・。ビールを飲みながらエビが進み、意識はなくなりました。片道250キロかけて札幌からやってきたかいがありました。感謝です。 回復した頃、チームの人たちとわかれ、一人でほかの居酒屋やスナックを周りました。かつてぼくが勤務していたことを覚えてくれていた人たちがいて、いま「旬」の町村合併問題を聞いてみました。 だいぶ変わった−のが実感です。 遠軽など「地区7町村」は4町村、3町村と分かれて議論していますが、すでに4町村+上湧別町の5町村で法定協議会設置を求める発議が出ました。20日には上湧別町で議会の議案に上っています。 そのスナックなり酒場の話では、住民同士でさえも、それを受けてほかの町村を批判していました。あそこは貧乏だとか、どうのこうのだとか・・・。数年前よりもエゴが高まっているように思えます。 仲良くすることがすべてはないですが、住民の不信が募れば、どうなるかは見えてきます。この一連のガッペ論議って、新しいまちづくりよりも、住民同士の不信感を募らせるものではないか−とも思ってしまいました。 ぼくは情けないことに対案も出せず、ずっと聞いていましたが、何となく、切ない思いが逡巡しました。あんまりおいしいお酒ではなかったです。 (札幌支局長・ぴかちゅ) |