2005.1.12号 11:00配信
仕事柄、「道新」「朝日」「読売」「毎日」新聞を家で購読しています。 年始から企画記事が始まりました。新年の企画記事は新聞が一年間長期にわたって取り上げることが多いです。朝日新聞は道内版で司馬遼太郎の足跡たどる記事、道新は戦後60年の生活風俗をテーマにしていました。 一方で、読売と毎日新聞が「家族」を取り上げています。 中でも毎日新聞は、「少子化」と「家族」を分けて掲載し、結構読ませます。「少子化」では子供をつくりたいのに不妊症でできない女性や、子供をつくらないことを望む夫婦を取り上げ、少子化の背景を探るもの。ぴかちゅは男性で未婚ですが、考えさせられました。 「家族よ」というタイトルの企画記事では自殺した父親の生きざまを、その娘が振り返ったり、妻が認知症になってしまった夫婦を描いた記事が続いています。筆力、取材力もかなりのもの。胸にぐっとくることもあります。 批評は避けるにしても、東京2紙がこぞって「家族」を取り上げたのは、2005年は、社会全般に「家族」を大々的なテーマなのかな・・・・。とりあえず、図書館などでバックナンバーを読むことをおすすめしますです。 年末・年始は仕事で実家に帰ることができませんでした。遅い冬休みを取って、家族のありようを考えてみようかと思っています。 (札幌支局長・ぴかちゅ) |