2005.8.22号 00:00配信


イタリアに(1)

(webnews札幌方面支局長・ぴかちゅ)



夏休みを利用して、6泊8日でイタリアのツアー(西海岸)に行って参りました。小生にとって、海外は小学校時代の旭川市での研修・交流事業でアメリカに行って以来2度目。旅行会社が主催するツアーへの参加は初めてでした。98年に「マァ、社会人になったからパスポートは必要かな」と思って作っていまだ使えず。「パスポートの活用」と「奥さん孝行のため」に参加してみました。

あんまり真面目にツアー日程表を見ていなかったのですが、参加してみると、なかなかしんどい。
ミラノ、ベネツィア、フィレンツェ、ナポリ、カプリ島などなどを巡るツアーだったのですが、チャーター機(日航でもない、アリタリア航空でもなく、聞いたことないブルーパノラマエアライン社)を利用して新千歳からミラノへの直行は13時間ほど。さらに日程のほとんどは、バスやユーロスター(イタリア版特急)での移動時間にとられ、平気で「移動=バスで4時間」ってなスケジュール。その間をぬってトイレタイムや、免税品店の買い物訪問の前後に自由時間が2、30分程度あるぐらい。
なかなか疲れました。

でもでも
車窓から見る風景は北海道や本州などのそれとは違います。面白いものです。緑は薄く、深い森林は見られません。茶褐色の土色が広がっていました。ワイン用のブドウ畑や、牧草地、南部にはオリーブの木がありましたね。放牧もほとんど木のない、山の急斜面に牛を放している程度。

いちばん、注意していたのはスリ。添乗員さんから再三、注意を受けましたです。鞄には南京錠を掛け、絶対に背中に背負わないのが鉄則。リュックサックは反対方向、つまりおなかに「背負う」=抱える=んですな。有名なトレビの泉では、ガイドブックを抱えた日本人観光客が、ロマ民族(ジプシー)の一家に何かをすられたようで、警察官にアピール。その後、そのジプシー一家が警察に連行される姿を目撃しました。
さらに、観光客が集まる所にはジプシーが、「かわいそうな私にお恵みを」と、物乞いをする姿や、信号で停止した車には貧しい家庭の子供が「車の窓ふき」と称して小銭をせびる様子もありました。複雑な思いがしましたね。

もちろん芸術、景色は素晴らしかった。
カタカナが弱く、どこで見たのか忘れましたが、フレスコ画だったか、どこかの礼拝堂で眺めた「最後の審判」や、彫刻の数々、石畳、運河を行き来するゴンドラ、カプリ島の「青の洞窟」もきれいでしたなぁ〜〜。

☆旅行の写真整理が済み次第、随時風景などの写真を掲載したいと思います。

(札幌支局長・ぴかちゅ)



これがブルー・パノラマエアライン社の航空機。
四国の松山からのツアーと、新千歳で合流しました。



ヴェローナの市場。ヴェローナは「ロミオとジュリエット」の舞台になりました。



ドゥカーレ宮殿の中庭。
向こうの方は、ご存じの通り石造りの建築物がほとんど。数百年をたっているものもあります。



ミラノにあったガレリア=ショッピングアーケード。これは1800年代に作られた物です。



フィレンツェの「ベッキオ橋」。橋の上には古くから有る貴金属の店があるそうです。
ツアーの日程上行けませんでした。



ミラノのドゥオモ。よく分からないけど、素晴らしい意匠の建物です。



これがイタリアで新幹線に当たる特急「ユーロスター・イタリア」。



これが外装。



これが内部。



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