2007.4.1号 12:00配信
今年の統一地方選、 札幌では道知事選、道議選、市長選、市議選の四重奏が、市内で繰り広げられ、 都心部では頻繁に演説会が開かれています。 そうした場や新聞折り込みを通じて、いわゆる「マニフェスト」を目にするのですが、 いったい誰の「マニフェスト」なのか分からないものもあります。 きょう1日に北海道新聞に折り込まれたのは2枚のビラ。 1枚目は「札幌市長」とかかれ、「咲かせようさっぽろの花」というキャッチフレーズが躍っていました。 公約がずらりと羅列されています。 さらに裏には「あなたはどちらを選びますか」と題して公約比較。 片方は「人を大事にするマニフェスト札幌市長」と、もう一人は「躍動札幌自民党推薦候補」と。 しかしながらビラには、これを発行した候補陣営の名前も、批判する対立候補の名前もありません。 市長選では実質2人の争いになっているので、想像はつきますが。 もう1枚のビラはもっとわかりにくい。 「希望の北海道を拓く会」として、3本の柱で公約をまとめていますが、 なんだか誰の陣営なのか分からず。類推さえできません。 これまた裏に小さく「道知事選法定ビラ」と書いてありましたので、これでようやく知事選の 「だれか」の陣営の主張だったということが分かります。 ネットで検索してだれなのかようやく分かりました。 2枚だけ取り上げましたが、よくわかりません。 公職選挙法の規定が原因なのでしょうが、ほとんど(特に後者のビラは)意味がないです。 だからこんなビラはすぐにゴミ箱行き!! こうした取り決めは改正できないのでしょうか。無理なのかな・・・。 (札幌支局長・ぴかちゅ) |