2007.7.21号 17:00配信
かかりつけの小児科医に娘を連れて行ったときのこと。 採血が必要で、「お母さんは待合室で待ってください」と言われたのです。 その後は、医者と看護師がいる部屋から娘のわめき声・・・・。 入院するときは採血と点滴。連れて行った小生に、医師曰く「お父さんは待合室で待ってください」 しばらくすると例によって娘の叫び声・・・・。 待っていたら看護師さんが「お父さん、抱っこしてあげてくださいね〜」と。 涙と鼻水で娘はすごい顔になっていました・・・・。 どちらの場合も「なぜ親を立ち会わせてくれないのだろう。一緒の方が安心するかもしれないのに」 と思ったのです。 実は小生も体調を崩し、自宅近くの医者に行きました。 点滴が必要だということで、病院のベッドに横になりました。 点滴の準備をしている看護師さんにことの顛末を話して聞いてみたのです。 それによると、まだ物心が付いていない小さな子にとっては・・・ 1:注射は子どもにとっては大変イヤなもので恐怖。「悪者」は医者と看護師だけにして、注射を打ち、その後で 姿を見せなかった(というか注射する部屋から出された)親が抱っこしてあげて慰める。もし親が同室にいれば、 子どもに「怖くて痛かったのに親は何もしてくれなかった。ひどい」と思うようになってしまうし、抗議でもっと暴れてしまう。 2:子どもへの注射は大変危険。子どもの腕は肉が厚い上、血管が細く注射針を刺しにくい。そんなところに 子どもが暴れれば(親がいて「何もしてくれない」「助けてくれない」と思って抗議)、針が変なところにささって 危険。 「じゃ、中はたいへんですね」と尋ねました。 看護師さん言うには、本当に修羅場のときもあり、 あまり暴れる子どもには、バスタオルを体に巻いて「す巻き状」にしてベッドに 押さえつけて注射を打つこともあるのだそうです。 う〜ん、怖いですね。見たくないな。 (札幌支局長・ぴかちゅ) |