ほぼ週刊さろま2000.11.01 10:00発行 第15号

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☆ the Saroma ☆
            ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま
                           2000.11.01 No.0015
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  ◆◆ 巻頭言 ◆◆

寒さが厳しい季節となりました。人一倍寒がりな私の一番苦手な季節です。仕事場で
「寒い」を連発し、ストーブの設定温度を上げる私と、「暑い」と窓を開ける、お向
かいの係長。この冷ややかな戦いは、冬中繰り返されるのです。
皆様、風邪が大流行しています。寒さに負けずに、冬を乗り切りましょう!
                        (ホッカイロ・ゆうこでした)

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  ◎◎ 町長のつぶやきコーナー ◎◎

〜オホーツク環境サミットから〜

先週、管内26市町村長が一堂に集まり、支庁長と幹部の方々で、「オホーツク環境
サミット」なる物が開催された。

それぞれの首長さん達から、持ち時間5分間で現状報告があり、その後意見交換の場
に入った。そこでは問題点が次々と出され、4時間あまりにわたり討論がなされた。

考えてみると、21世紀は原発、数々の産業廃棄物、各家庭のゴミ処理、家畜の糞尿
処理等々、明けても暮れても生産性の無い廃棄物の対応に行政が振り回され、莫大な
予算を使うことになるのではないだろうか?

先日、道新の卓上四季に、今、大気圏に膨大な二酸化炭素が増え続けており、千年後
は地球上の気温が著しく上昇し、動植物の生存は不可能な星になると、世界的に有名
な物理学者が予言していると出ていた。

便利さや、物の豊かさのみを追求してきた人類が、こんな素晴らしい地球という星を
破壊してしまうのだろうか。今、日本列島のみならず、世界各地で大小様々な噴火が
見られるが、これは限りなく自然を破壊し続けている人類への警告かも知れない。

少し不便でも、少しぐらい貧しくても、いい空気と美味しい水が、いつでもどこでも
飲める地球を大事にしたいと切に思うところである。
                            (サロマバタフライ)

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            ※※ 今週のニュース箱 ※※

熊ぱんちさん登場〜「江東区民まつり」に行ってきました〜

サロマな皆さんはじめまして。興部町のメールマガジン★ウィークリーおこっぺ★の
スーパーサブ「熊ぱんち」と申します。編集長にかぼちゃ3ケでスカウトされまして
(うそ)「ほぼ週刊さろま」にスポット参加であります。★ウィークリーおこっぺ★
ともども、よろしくお願いします。m(_ _)m hukabuka

さて唐突ですが、「木場の角乗り」ってご存じですか?。池に浮かべた大きな角材
に、
はっぴ姿にねじりハチマキの「粋」で「いなせ」なおにいさんが乗り、竿一つをたよ
りに足でくるくると角材を回したり曲乗りをしたりする、東京下町の有名な伝統芸能
ですが、実は何をかくそうこの「角乗りをやる場所」が、今回の「江東区民まつり」
の会場であります、ここ「木場公園」なんであります。

ここ、もともと隅田川を利用した材木の集散地で、「木場」の名前のモトになった訳
ですが、埋め立てが進んだ関係で、材木商の方々がさらに海寄りの「新木場」に移
り、
その跡地が「木場公園」になったわけであります。南北に800m東西に250m位
の大きさで、一角にはパリのポンピドー、ニューヨークのMOMAと並ぶ世界の現代
美術の殿堂(こう書くとウソっぽいがホント)、「MOT」こと「東京都現代美術
館」
があります。「深川かいわい」の下町の風情と最先端の美術館が両立する、東京でも
ユニークな場所が「江東区」でありまして、その江東区最大のお祭りが、「江東区民
まつり」なんであります。ちなみにこの「木場」、英語読みすれば「Wood Stock」な
わけで、木場公園ではロックのコンサートなども行われるとか(ホント)。

その「江東区民まつり」の一角、「入口広場」の「はるばるバザール」の中に、われ
らが佐呂間町のテントがありました。北海道からは他に「深川つながり」で、深川市
も参加してました。当日は雨模様で、最高気温が15℃くらいまでしか上がらない肌
寒い日(い、石を投げないでくださ〜い。いちお東京基準つーことで(^^;))だった

ですが、なんと大盛況でありました。午後2時半の時点でかぼちゃは既に残り数個、
焼きホタテは焼くのが間に合わず、ついにはガス欠のため販売断念という、うれしい
悲鳴状態で、それでもとうもろこしやじゃが芋を求めるお客さんが、ひっきりなしで
ありました。

お値段はといいますと、ボイルほたて26個(けっこうでかい)入りが1600円。
焼きホタテが2個で200円。かぼちゃが一つで200円、ただしじゃが芋5個付き
(←深川のテントではじゃが芋売ってたけど、これってジャマしてない?(^^;))...
....てなぐあいで、これなら人が群がるのも納得でありますね。そんな状況なんで、
「『ほぼ週刊さろま』ですぅ」つーても誰も返事がなく、はたして本当に「読者プレ
ゼント」があったのかどうかはナゾのまま闇に消えたのでありました。

 #今からでも遅くないからなんかくれ。

そんなごった返し状況だったんですが、このイベントの仕掛け人のひとりであります
「東京サロマ会」の会長、小松さんにお話を伺うことができました。小松さんは若里
のご出身、昭和39年に上京され、今は上野で宝石商としてご活躍とのこと。「東京
サロマ会」は、東京に限らず首都圏の佐呂間町ゆかりの方で運営されており、会員約
300名というなかなかの大所帯であります。年1回の総会、懇親会のほか、このよ
うな物産展の支援(会員には江東区民が多いそうな)、さらには「ふるさと佐呂間町
PRプロジェクト」と銘打って、資料配布や広報活動などを行っているとか。皆さん
ご存じでした?

北海道のマチのことなどほとんど無関心と言っていい首都圏でありますので、一口に
「広報」だとか「PR」つーても並大抵の苦労ではないはずであります。佐呂間在住
の方の目にふれない所でこうやって、一生懸命に佐呂間のことを応援してくれる方々
がいらっしゃることを、読者の皆様の記憶のどこかにとどめておいて下されば何より
かと思います。地道な活動ではありますが成果も出ているようで、この取材中に後ろ
から「ちょっと会長どこぉ?」というご婦人の声が。会員の方かと思って「佐呂間の
ご出身の方ですか?」と水を向けますと「やだぁ、あたしゃ江戸っ子よ。ここのかぼ
ちゃおいしいから毎年買いに来るン。だからすっかり会長とも知り合いよ。」とのお
答え。おお交流だ。ちょっといい話だ。

さて会長からサロマの皆さんにメッセージであります。「来年で東京サロマ会は設立
10周年です。2月25日に総会がありますので、佐呂間からもたくさんの皆様のお
越しをお待ち申し上げております。」

サロマな皆さん。東京に行ったあの人に会えるかも知れませんよ。いまから飛行機代
貯めてみては?。余談ですが、網走管内26市町村のうち「〜サロマ会」のような、
「東京のふるさと会」は、佐呂間はじめ14市町村にあるとか。で、ない方の、12
市町村の中には我が興部町がしっかり入っており、会長から「興部も作んなきゃダメ
じゃない」とオコられてしまいました。ど〜もすいません。(←林家三平風)

佐呂間テントの皆さん。焼きホタテうまかったです。またお会いしましょう。
来年は首都圏在住のあなたとも、木場で会えるといいですね。ではまた。
                                (熊ぱんち)
 ○東京サロマ会についてのお問い合わせは
   東京都台東区東上野1-10-6 小松貿易(株)内
    東京サロマ会事務局 Tel.03-3831-4560

 ◎熊ぱんちさんの取材した「江東区民まつり」です。
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/1101/panchi/00_1101_panchi.html

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☆きのうはハローウィンでしたね。先週のある日、佐呂間町からかぼちゃの種を取り
 寄せて育てた東京の中学校の先生からこんなメールが届きました。

┌ご無沙汰しています。
│お陰様で収穫できたカボチャをハロウィーン用にカッティングします。
│生徒に「方法を調べてご覧」と言ったものの不安があります。
│もしお解りでしたら資料をお送りくださると有り難いです。
│お忙しいところ申し訳ありません。明日27日カッティングの予定です。
└では、ご無理のない範囲でどうぞよろしくお願いします。

☆これに対して編集局では即、作り方を送りました。

┌無事、終了しました。3:40〜5:30、お陰様で本当にありがとうございます。
│子ども達も大満足したようです。
│へたが横に付いているのは難なく解決。安定が悪いなら「へたと反対側を切って平
│らな面を作ってしまえば、立つよ。」生徒達は柔らか頭です。
│くり抜いた中に蝋燭の替わり懐中電灯を入れて生徒昇降口に5:30に置きました。
└それはムーディで、下校時の生徒に大好評でした。

☆写真も送られて来ました、ご覧ください。
 http://www.webnews.gr.jp/saroma/1101/00_1101_2.html

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 〜今週のお知らせ〜  来週号までの行事をお知らせします。

 11月2日(木)  寿大学公開講座「遠野の民話 語り部公演」
           10:00〜 於:町民センター

 11月5日(日)  2000年〜町民舞台サロマ座公演『約束』
           14:00〜 於:町民センター

           「図書館まつり」ゲームや人形劇、古本市など
           10:00〜17:00 於:町立図書館

           七五三のお祝
           11:00〜14:00 於:佐呂間神社

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            ▼▼ 国際交流コーナー ▼▼

冬本番を迎え、佐呂間町では高校生、中学生の姉妹都市派遣が相次いで、記念すべき
21世紀の初頭に実施されます。
一人でも多くの学生が、貴重な体験を出来ますように。派遣生徒が決まりましたら、
インタヴューも載せますのでみなさん、お楽しみに!
                                 (ゆうこ)

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              ■■ 今週の慶弔 ■■

●お亡くなりになった方

 10月23日 西富 大深義忠さん(61才)
        庭木の手入れを趣味とする温厚な人でした。手先も器用で色々工夫
        して自分で作ったものでした。
        17〜8年間に作った花置きの台、溶接して下に車もついているの
        を今も大切に使っています。

 10月25日 北区 山原米吉さん(83才)
        北区老人クラブの会長を12年も勤めた方です。
        ゲートボールの創設の時期から活躍し、おじいちゃんに教えを乞う
        た人たちで初七日もおまいりしました。

        ・・・・・ご冥福をお祈りします・・・・・
                                 (うめこ)

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            ☆☆ 30年前の落とし物 ☆☆

 〜昭和45年11月号の広報佐呂間より

【11月後の表紙から】
読書の秋、芸術文化の秋と言われるこの季節、各学校や保育所で学芸会や文化祭が盛
んに開催されていますが、30年前もやはり同じこの季節に実施されていました。

今回この表紙に載っているのは、佐呂間の保育所で行われたおゆうぎ会です。写真か
ら見て今と少し違うのは、ビデオカメラ等の写真撮影風景が、そんなに多くなかった
ようですね。それだけに子ども達は落ち着いて出来ているようです。

 写真の方は誰でしょうね?????

記事の中で、国勢調査の記事が少し書いてありますが、今年が国勢調査の年で先日で
調査も終わったようですが、今は集計の最中のようですが、30年前の人口はなんと
10,311人で2,620世帯とありましたが、今年はどのような数字になってい
るのでしょうか?(次号で紹介できるかな)            (ダブルH)

 ◎写真と記事はこちらから(PDFファイル)
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/1101/4511.pdf

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      ☆☆☆ パンプキンタケダのシンデレラ夢物語 ☆☆☆

  ◆ タケダはシンデレラ夢まつりの実行委員で、ジャンボかぼちゃ重量 ◆
  ◆ コンテスト(パンプキンコンテスト)担当の「かぼちゃ班」班長に ◆
  ◆ なって5年になる。その思い出の数々を記したい。        ◆

夢まつり当日は、ジャンボかぼちゃが北海道各地から100個以上集まってきます。
コンテストの受付は朝のうちに終了して計測も行いますが、重量のベスト10のかぼ
ちゃは、12時からシンデレラ城のメインステージ前で本選計測を行います。タケダ
はこのベスト10計測の司会進行です。そして、必ず、かぼちゃ班の女性一人にアシ
スタントになってもらい、コンテストの雰囲気を醸し出すようにしています。

それは、数年前のパンプキンコンテストでの出来事です。

秋の到来を告げるような清々しい風の中、ステージの上に立つタケダの気分はアナウ
ンサー。そして隣には、さっきまで受付をやっていた女性アシスタント。一応タケダ
も、「しゃべり」のシナリオを頭の中で考えておくのですが、アシスタントには練習
する時間もないので無理をかけてはいけないと、簡単な受け答えのストーリーで、あ
くまでもタケダのペースで進行できるように考えて臨みます。

   タケダ「こんにちはー。今年もパンプキンコンテストがやってきました。」
       ○○さん。本当にいい天気になりましたねえ。」
アシスタント「本当に・・・青空に吸い込まれそうです・・・・」
   タケダ「そして、ことしも、ほら、こんなにたくさん集まりましたよ。
       ジャンボかぼちゃが・・・・・」
アシスタント「大きいの・・・ありますねえ〜〜」

      〜てな具合に進んでいくのですが、
         その後、思いがけないトークとなったのです〜

   タケダ「ねえ〜すごいですよ。
       一番遠くから持ってきた方は何処から来たかわかりますか?」

     〜と、聞いたら・・・・
         (受付で住所を記入していたアシスタントが・・・)

アシスタント「ヒップ町ですか?」
   タケダ「えーーー ヒ・ヒ・ヒップ町・・・・・・」
      (心の中は冷や汗、冷や汗・・・)

      (おしりを指差して)
      「ヒップって、このヒップ・・・」

      (どーしよう。どーやってフォローしよう。)
      「もしかして、比布(ぴっぷ)町のことですか・・・・」

アシスタント「あー、あれって、ぴっぷ町って言うんですか?」
   タケダ「失礼ですよねえ。比布町からお越しのみなさん。本当にすみません」
      「出来の悪いアシスタントで・・・・」

考えていたシナリオと違って、予想外の展開になって、素人のタケダはもうしどろも
どろ・・・・自分で思い描いていた、アナウンサーのシンデレラ夢物語は「ヒップ」
の一言で砂上の城が崩れるように、粉々に崩れ落ちてしまった・・・・・夢まつりが
終わっても、どうしても「ヒップ」が頭から離れなかった。そして、次に疑問が湧い
てきた。「あれは、ボケだったのか、それとも本当に比布町をヒップ町だと思ってい
たのか・・・・」ボケだとしたら、すごいセンスの持ち主の女性だなあ・・・なんて
感心したりして。

冷たい季節風が雪を運んでくるような時期となり、そんなこと忘れかけていた時彼女
の職場へ出かける機会があった。そして、偶然にもばったり彼女に会った。タケダは
すぐに「ヒップ」のことを思い出し、その疑問を聞いてみた。結果は、本当にヒップ
町だと思っていたんだって・・・・・北海道のまちの名前ぐらい覚えてろーーーって
タケダは言いたかった。

 武 田 温 友 Harutomo Takeda  mailto:takeda@muratasystem.or.jp

 ◎「パンプキンらんどサロマ」ホームページ
  http://www.muratasystem.or.jp/~takeda/

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              ◆◆ 編集後記 ◆◆

山の色がすっかり変わってしまいました。今週から編集長、メガネをかけての仕事と
なりました。

今週はなんと“熊ぱんちさん”が登場してくれて、東京からサロマをながめることに
なりました。パンプキンタケダの今後の活躍も期待しましょう。

また先週、先々週でお伝えした記事の様子をリンクしました、ご覧ください。
 ◎『冬の使者 到来』(ほぼ週刊さろま13号)
  『浜サロマにメカゴジラ登場』(ほぼ週刊さろま14号)
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/1101/00_1101.html

日々寒さが募り、風邪ひきさんの声が多く聞こえます。みなさんお元気で、来週また
お会いしましょう。                        (編集長)

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 《佐呂間町の関連サイトはこちら》

◎サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/
◎オホーツクの総合情報サイトwebnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。
 http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ュださい。

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【ほぼ週刊さろま】     2000.11.01(毎週水曜日発行)第15号
マガジンID:0000040784
  発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
  編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
  編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp

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