ほぼ週刊さろま2001.1.10 10:00発行 第25号

◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登錬
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☆ the Saroma ☆
            ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま
                           2000.01.10 No.0025
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  ◆◆ 巻頭言 ◆◆

21世紀がスタートし、あっと言う間に10日が過ぎてしましました。時が経つのは
速いものですね。2001年が始まったばかりリだと言うのに、あっという間に1年
が過ぎてしまいそうです。1週間前の抱負はどこへやら。(最初から抱負の無い私に
は関係ないのかもしれない。)

あなたは、既に今年に賭ける思いを忘れてはいませんか。お正月も終わり、これから
が本当の2001年のスタートです・・・。とりあえず、お正月も終わったことだ
し、
気を引き締めて、みなさん今年1年がんばりましょう。
                                 (なおき)

    サロマのことなら何でも可〜〜〜地域情報の記事を期待してます。
      ・・・みんなで作る「ほぼ週刊さろま」のために・・・

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  ◎◎ 町長のつぶやきコーナー ◎◎

 〜成人式に思う〜

今年の成人式の日は1月8日であったが、多くの自治体では3連休であったため、休
日を一日残して1月7日に実施したところが多かった。本朝も1月7日に実施した。

本町の場合、今年の該当者は94名であり、出席者は71名であった。

近年、成人式の式典が開催されている最中に、私語、携帯電話、その他、人の迷惑を
考えない行動が目立ち、式典そのものが実施できなくなった例が各地で報告されてい
る。今年も例外でなく、各地の会場でそのような光景が見られた。それはほんの一部
の人間であることは分かっているが、非常に残念なことである。

幸いなことに本町にあっては、約1時間余りの時間ではあったが、全員が非常に好感
の持てる態度で、最後まで参加できた喜びを味わっているようであった。これは、当
たり前のことかもしれないが、他方面で見られるような心無い新成人の行動が報ぜら
れていることを見聞きする時、我が町の新成人が頼もしく思え、嬉しくなった。

本来、日本人は大変躾の厳しい民族であり、目上の人達に対する上下関係もしっかり
と身につけていたはずであったが、いつ頃から人の迷惑も考えることなく、自己中心
的な態度を平気でとるようになったか、このような子供が育った社会を形成して来た
我々大人も大いに反省しなければと思う。

つい先日(5日)中国の山東省から佐呂間町へ水産加工研修生として来日している若
い娘さん13人(北勝水産で研修)が、異国で淋しい正月を過ごしているのではない
かと、私共、助役、経済課長、水産係長等々で細やかな新年会を企画した。彼女達は
大変真面目であり、非常に礼儀正しいという印象を強く感じた。

21世紀は、世界中の人達が国境を越え活躍する時代である。日本の若い人達も、あ
らゆる分野において国際人として恥ずかしくない素養を身に付けて欲しいと切に思う
のである。
                            (サロマバタフライ)

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            ●● 四季のあれこれ ●●

 〜すずめのお宿出現〜

暖かい頃は、電線や山の木でに止まっているすずめ達が、家の前の小さな木に群れで
止まって体中の羽を丸くして暖を取っているようです。日中は良く見かけます。除雪
に出ると鳴きますが、逃げないんです。「逃げるかな..。」すずめの世界をぶち壊し
た悪の一味になるのかと思いながらママダンプで近寄ってもぜんぜん平気..。

彼らは知ってるんですね。空を飛べない「除雪の人は敵ではないって。」う〜ん。ま
ん丸のすずめに見破られてる..。すずめに試されたキリンです。
                                 (キリン)

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 〜ブルームボール リーグ戦スタート〜

2001年の幕が明けて十日あまり、おとそ気分を溶かし、仕事モードへの切り替え
はスムーズに進んでいるでしょうか?

今年も恒例の「サロマの夜明け先取りツアー」にて始まった新年ですが、正月元旦の
展望台から見るサロマ湖は、年をまたいだ暖かい気温に雨が重なり、寒々とした波が
打ち寄せる湖でした。

そんなサロマ湖も平年より14日早い流氷の接岸に呼応するように、全面が結氷し、
氷雪の原野と化しています。(そんな模様はわが町のHPライブカメラにてお楽しみ
ください。)

そして、サロマではスキーやボードを楽しむ人々に負けじと、鼻毛も凍るリンクの上
で厚い熱戦の火蓋が落とされるのです。100年ほど前にカナダで草野球的に広がっ
たと言われる「ブルームボール」は、自分の意思に反して、行きたいところに行けな
いもどかしさ、止まりたくても止まれない我が身の切なさと戦いつつ、敵陣ゴールを
目指してひたすらに滑りまくる競技です。

そんなブルームボールも、昨年11月にはカナダで行われた世界選手権で、我が佐呂
間町からも参加した日本代表チームが4位のメダルを獲得するまでに成長してきまし
た。今は、わずかな町でのみ親しまれているスポーツではありますが、将来はオリン
ピックで、と言われているブルームボールも、サロマの冬の四季を表すスポーツなの
です。

今夜から「江戸っ子杯争奪 サロマ湖選手権大会(リーグ戦)」が始まります。暖か
い服装で氷上のコミックショーの観戦はいかがでしょうか。
                                   (sai)

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            ※※ 今週のニュース箱 ※※

 〜成人式〜

佐呂間町では1日早く、7日に成人式を行いました。この日、オホーツク海には流氷
が接岸して、季節風も強く雪混じりでしたが、町民センターで成人式が始まるころに
は雪も止み、青空が見えてきて、これから大人の仲間入りをする若者を歓迎するかの
ように、すがすがしい天候になりました。

私の娘もこの成人式に出席するため、朝早くから髪型、着物の着付けなどに追われ、
ここだけは春の余韻です。

今年の成人式は、来賓挨拶を2名までとして、また記念品としてサロマの琥珀(かぼ
ちゃワイン)の特注品が、成人の皆さんへ送られました。

娘曰わく、あっさりとした成人式で、もう少しインパクトが欲しかったそうです。入
場するとき音楽を流すとか?

佐呂間の成人式は言い換えれば厳かに終了したと言うことです。
                              (こてっちゃん)

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 〜今週のお知らせ〜  来週号までの行事をお知らせします。

 ▼ヘルシー料理教室▼〜子どもと一緒に、たのしく料理実習をしませんか〜

 日 時:1月14日(日曜日)10時〜
 場 所:町民センター
 対象者:小学1年生〜3年生(保護者同伴)
      ※定員15人になり次第締め切ります
 用意するもの:
     エプロン・材料代(400円〜500円)
 申込み:役場保健婦(電話2−1212)

 ▼Star第3期週間プログラムスタート▼

 1月10日からStar第3期プログラムがスタートします。ダイエットも筋力ア
 ップも水中プログラムも健康づくりもスターにおまかせください。全13プログラ
 ム。

 ◎詳しくはこちらから
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/osir_plrogram3_star.html

 ▼スキー教室がはじまります。▼

 今年もスキーの季節がやってきました。佐呂間町スキー協会では、今シーズンもス
 キー教室を行います。今年度は、初めて就学前の子どもたちを対象にしたちびっこ
 スキー教室も開催します。

 ◎詳しくはこちらから
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/os_001228/ski.html

 ▼シルバー健康教室▼

 この教室は、60歳以上の方を対象に、いろいろなスポーツやレクリエーションを
 みんなで楽しむ教室です。気軽に参加してみませんか。

 ◎詳しくはこちらから
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/os_001228/silver.html

 ▼移動映画鑑賞会▼

 図書館では、1月13日若佐地区、1月14日浜佐呂間地区で移動映画鑑賞会を開
 催します。上映映画は『わがままな巨人』外3本です。

 ◎詳しくはこちらから
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/os_001228/eigakanshokai.html

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            ♪♪ サロマっ子のひろば ♪♪

 〜今週は『お年玉を何につかう?』をみんなに聞いてみました。〜

○お年玉は受験終わってからの遊び放題時代がくるまでお預けしようと思います。
                               (高3 小梅)

○お年玉は半分は貯金して、残りの半分でカメラを買いたいと思います。
 (もちろんデジカメで)                 (高1 ミルキー)

○お年玉で、スノーボードを買いました。今日はじめて家の前で乗ってみたらむずか
 しかった。
 あとパワーベルトを買いました。パワーベルトとは、手と足につけるおもりみたい
 なものです。これで、パワーが、つくからです。こんど、けん道のきゅうのしんさ
 があります。いまは、8きゅうです。なので、パワーベルトで、いっぱい練習して
 5きゅうにとびきゅうしたいです。きょねん、町みんけん道大会あゆこちゃんにま
 けたので、パワーベトで、あゆこちゃんにぜったいかちたいです。
                            (小3 しゅんすけ)

○わたしは、もちろん、貯金します。(ただかうものがないだけです。)ただもう、
 マンガ3冊と、私はポストペットをやっているので、ポストペットのおけいこセッ
 トと言うものがありまして、そのCDROMを買いました。今は、それにはまっ
て、
 冬休みいつも遊んでいます。                (小4 あゆこ)

 〜父さん、母さんからの返答もありました。〜

○子供たちのお年玉は結構な金額になってるよね。家ではまだ2年生、1年生、保育
 所年中さんと言うこともあり、好きに使わせてはいない。金額は2万から3万円ぐ
 らい、子供の財布は重くなるけど親の財布は軽くなっていくけどさ。使い方はとり
 あえず好きなものを一つ買わせてやってます。余ったお金は貯金させて、何かの時
 に使わせるようにしてる。ちなに昨年まではゲーム関係ばかりだったけど、今年は
 音楽に興味を持ってきたのかミニコンポが欲しいと言い出したので、上兄弟二人で
 出し合って買わせました。親が管理するのは仕方ないけど、お金をためて買い物さ
 せることも教えて行かなきゃならんしね。とりあえず一つだけは金額がどうであれ
 好きなものを買わせて、使ったらこんだけしか残らないよといって使わせてます。
 「お年玉」っていうのもあるしね。皆さんはどうしてるのでしょう? (海坊主)

○長女(小5)の場合。全部で9000円。そのうち3000円を自由に使う。今の
 ところ、雑誌「ちゃお」1冊410円、プリクラ300円。残りは、漫画2冊・そ
 の他色々欲しい物あり。
 長男(小2)は全額8000円で貯金。定額貯金。次女(5才)は全額6000円
 で上記同様。                    (つっち としおんな)

○私の一番上の子は中2の男の子です。柔道部の部長をやっています。柔道部といっ
 ても体重は60キロを切るくらいで体は大きいほうではありません。部活も活発な
 方ではありませんし、強くもない。でもそれなりに楽しく活動しているようです。
 どうやら彼はたった一人の女子部員を好きな様なのです。

 彼は母親である私に、わざをかけてきたり、持ち上げてきたりします。夫にもして
 もらったことのない ”お姫さま抱っこ”をして振り回してくれます。冬休みは部
 活がないから暇なんだなと思ったら、なんと、女子部員と私の身長体重が同じだっ
 たのです!道理で・・・ヘンだと思った。私の重みで彼女との練習を思い出してた
 のネ。

 ・・・そんな彼がお年玉で買ったものは、プラモの他に、冬休みの作品の材料。作
 品はなんと、クッション!!今日手芸店に連れていってと頼まれ、車を出しまし
た。
 中身を取ってもらって、生地を選んで、お店の人に「いい生地選んで目が高いね」
 と言われて照れていた彼。そのクッションはいったいどうするのか・・・!?

 とりあえず、ミシンを使えるのか、完成できるのか、この辺を、もし、皆さん興味
 をお持ちならレポートします。

 この文章がもし息子に見つかったら、絶対殺される・・・(流氷の街のえりっち)

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            ☆☆ 30年前の落とし物 ☆☆

 〜昭和46年1月号の「広報さろま」より〜

今年最初のニュースは、毎年新年最初の事業である成人式の記事です。

昭和46年に成人となった方は、町内で男86名・女104名の合計190名で、こ
の年は1月15日の「成人の日」に公民館で成人式が行われ、晴れて大人の仲間入り
をしましたとありました。

今年は、国の祝日の変更に伴い「成人の日」が1月8日となりましたが、佐呂間町で
は出席者のことを考えて7日に成人式が行われました。今年成人となられた方は、男
45名・女49名の合計94名で、当日成人式には73名が出席され、町長を始め多
くの来賓から、大人の仲間入りを祝福されておりました。

今年も、テレビ等で各地区の成人式会場での騒ぎが報道されておりましたが、本町で
は厳粛の中にも和やかに式が進められ、式の終了後開催されたアトラクションも、皆
さん楽しんでおられました。

今日、成人を迎えられた皆さんに心からお祝いすると共に、こんな成人式が長く続く
ことを願いたいですね。
                                (ダブルH)

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         △△ 自転車野郎のサロマ湖横断冒険計画 △△

それは突然現れた、正月あけの3日、サロマのなんでも掲示板に「自転車でサロマ湖
を横断したい」と書き込みがあったのである。「自転車で?」「サロマ湖?」「スパ
イクをつける?」「間宮海峡も挑戦した?」「なんだって〜?!」というものであ
る。

だけども我々サロマ町民はすぐさま「がんばって!」体勢に突入し、応援を決めたの
である。

彼、広島県在住の自転車野郎こと古谷氏からメッセージが届いているので、ここで紹
介したいと思う。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

 「白い砂漠を走りたい!」

1999年の1月2日、僕は、北海道とゆかりの深い江戸時代の冒険家、間宮林蔵の
偉業をたたえ、さらに自分の限界に挑戦するために、ロシアとサハリンの間の氷結し
た間宮海峡の自転車横断に挑戦しました。ロシア語を覚え、自転車にスパイクタイヤ
をつけるなど4年間準備しました。海峡は28キロありますが、18キロ走ったとこ
ろで、ホワイトアウト、無念のリタイヤとなりました。しかし、マイナス30度の中
で、世界ではじめて、こんな場所を走れたことは、すばらしい体験でした。そして、
間宮海峡には、広島生まれの僕が、見たこともない厳寒の景色が広がっていました。
 

日本一の氷結湖、サロマ湖への挑戦は、自分の限界を試し、自然の厳しさを改めて、
僕に教えてくれるでしょう。一回でうまくいかないかもしれません。柔道の金メダリ
スト、田村亮子選手のように、夢は、何回もあきらめず努力してようやく叶うもの
と、
僕は思っています。

サロマ湖の延長線上に間宮海峡再挑戦があります。2月のサロマ湖は、相当寒く、厳
しいものと思っています。しかし、僕も高校以来、25年間、報道記者の仕事を続け
ながらも、自転車冒険を続けています。この模様は、僕のHP「情熱は世界を駆ける
〜自転車野郎の冒険のページ〜」にも詳しく記しています。どうぞご覧ください。

 http://www.hicat.ne.jp/home/akifumi/

サロマ湖への挑戦を通じて、平和を願う広島の心をもつ被爆2世の僕と、佐呂間町民
との絆ができれば幸いです。「白い砂漠を走りたい」・・という僕の夢をかなえてく
ださい。僕はベストを尽くすことをお約束します。

          2001年1月6日 アドベンチャーサイクリスト 古谷彰史

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              ◆◆ 編集後記 ◆◆

21世紀が明けて10日たち、お正月気分も徐々に消えゆく頃になりました。同時に
一番寒い季節がやって来ます。

そんな中、結氷したサロマ湖を自転車で横断しようという人物が登場し、今、サロマ
はにわかに活気だっています。

私事ですが、温泉ホテルに一泊し、ご馳走をたらふく食べてふやけるほど温泉につか
り、日頃の疲れをいやして参りました。一見、至上の幸福のようでしたが、なぜか、
これではいけないという不安が胸をよぎり、本当の幸せとは何かとフィロゾフィーレ
ン(哲学)してしまいました。

本当の幸福とは、きっとやりたいことができるとか、好きなことに夢中になるとか、
そんなところにあるのではないかと思うのです。自転車野郎の信じられない冒険は、
きっと彼の幸せなんだろうと思います。それのお手伝いが少しでもできれば、それは
それでわたしたちの幸せでもあります。

あと3週間、準備を重ね、どんな冒険になるのか、彼が夢を与えたいと言ったサロマ
の子ども達ともに見守り、見届けたいと思います。
                          (編集長 さくらうめこ)

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【ほぼ週刊さろま】     2001.01.10(毎週水曜日発行)第25号
マガジンID:0000040784
  発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
  編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
  編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp

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