ほぼ週刊さろま2001.8.1 10:00発行 第54号

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 ■■■.....W E E K L Y  T H E  S A R O M A......■■■
 ■■.................ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま.................■■
 ■.......................2001.08.01  No.0054.....................■

 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。

…………………………………………┫巻頭言┣………………………………………

先週の大雨はひどかった。・・・らしいですね〜(というのは、実は私、ただ今
帰省中。)聞く話によると、数件の床下・床上浸水の被害が報告されているよう
です。“大雨”と聞いて私が今一番心配な事は、外に干してきた子ども達のうわ
履きー。誰かしまってくれてるかなぁ〜。(こんな心配をしている私・・・先週
の反省が浸透してない・・・。)

サロマを離れ一週間、まるで『サロマニアン』になった気分で書いています。改
めて、遠い地よりサロマへの想いが募る。なんと言っても気候が違う。こちらは、
例えていうなら、暑さと梅雨が一緒にきたみたい。気温は高いが、お日様は顔を
見せない。ジメ〜っとしていて洗濯は乾かない。夏には夏らしくカラッと晴れた
サロマの暑さが懐かしい・・・。

とはいっても、郷里の人々は帰省の私達に優しく、そして温かい。幼少時代から
の思い出がびっしり詰まった郷里は、やはり『ここ』だ。学校帰りに遊んだ空地
や、いつもの駄菓子屋さんはなくなっているが、思い出す記憶がある。

高いビルや、建ち並ぶ住宅街。夜でも賑やかな車の音や生活音。それはそれで、
『ここ』の特徴かもしれないが、北海道の高い空とざわめく木々の音や蛙の声は
ない。矛盾しているが『ここ』は私がボーッと思いに更けたい風景ではなくなっ
ている。18年も住んでいた郷里なのにー。          (ももっち)

 ◎・・先週の「ほぼさろ」1周年記念バーベキュー大会の模様を・・。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0801bbq.html

……………………………┫ 町長のつぶやきコーナー ┣…………………………

 ●・・旬の味

今、佐呂間における”旬の味”は何といってもホッカイシマエビである。

サロマ湖の漁師の人達が、その日の朝水揚げした生きのいいものを塩ゆでにする。
そしてその日の内に食卓に届くのである。その味は何ともいえない絶品である。

小生のような左党もさることながら、子どもを含め、このホッカイシマエビが嫌
いなひとは先ず居ないでしょう。

このホッカイシマエビは7月1日から8月10日頃までしか水揚げする事が出来
ません。それ以外の時期は資源保護のため獲ることが禁止されております。それ
だけに、この時期の味は格別かも知れません。

最近は、冷凍技術が進んだこともあり、可成りの期間、冷凍保存が可能になった
ため、ホッカイシマエビがいつでも食べられるようになっているが、長期保存を
した物は全くいただけた物ではありません。しかし、残念なことにホテルやレス
トランなどではいつでもメニュウとして出しているところがあり、いつも残念に
思っている。本当に、美味しいホッカイシマエビが食べたいなら、7月1日から
8月10日の間に佐呂間まで足を運んでくれるか、クール便での産地直送を利用
してほしい。

近年、あるとあらゆる食物に“旬”と言う物がなくなり、いつでもどこにいても
何でも食べられる便利な時代になったが、そのものの本当の美味しさが失われ、
また、知らない人が多くなっていることは間違いない。

私達は、もっと“旬”という物を大事にし、季節季節の喜びと感動を実感できる
生活を取り戻さなければと思う。そのことが、日本の四季を大事に思い第一産業
を守り育てることにつながるのではと常々思うのだが。 (サロマバタフライ)

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        緊急報告 ほぼ週刊さろま 1周年記念企画
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 ●・・記念プレゼントの当選者を発表します。

先週の「ほぼ週刊さろま」1周年記念プレゼントに、たくさんのご応募、ありが
とうございました。本当に全員の方にさしあげたいところですが、そういう訳に
もいかず、涙を飲んで厳正なる抽選をおこなった結果、次の方々がご当選なさい
ました。イニシャルにて発表し、それぞれご当人にはメールで当選を直接お知ら
せいたします。おめでとうございます!!

    ☆   ☆  \ ★  O   / ★/。  ☆     ☆
     \★ ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ★
         『 当 選 者 』 は こ ち ら !

【ももっちさん提供 牛柄のエプロン】
 興部町キャップさまご当選!「興部とくれば牛柄、行事に使いたい・・」

【うめこのパンプキンケーキ】
 東京都、歌のお姉さん 「いつも楽しみによませていただいております。」

【海坊主さんの北海シマエビ】
 北見市Takuくん 「高知へ行きますので、その時に持っていければ・・」

【ともの草木染めの巾着】
 富士見市のライダー 「10周年記念では特別賞としてサロマ湖ペア招待券を」

【ダブルHさんのお楽しみダブルHのつく生モノ】
 東京都 山憲さん 「東京は毎日30度以上、超クソ暑いです。」

【キリンさんのビール券】
 佐呂間町 N子さま 「キリンビ○ルが飲みたいわ!」

【サロマバタフライさん提供「サロマの琥珀」】
 北見市 Y様 「バタフライさんと一緒にサイクリングを走りました。」

【なおきさん提供 世界のかぼちゃ】
 八王子市 S様 「これ何?どうして?何故?と言いながら眺めたい・・」

【Donさんのタコ焼きマシーン】
 佐呂間町 S様 「いつも、これは誰だろうと推理しながら読んでいます。」

【わかのちゅらさんのエプロン】
 相模原市のM様 「『ほぼさろ』の配信を毎週楽しみにしています。」

【のんほもさんの木の演奏者】
 新座市 T様 「佐呂間町の話題=佐呂間中心になってはいけません。」

【ゆうこさんちのサロマのお菓子】
 那須 Y子さま 「これからも楽しいメルマガを作ってください♪」

【こてっちゃんのサロマ湖の海苔】
 北見市 M子さま 「磯の香りの高い焼き海苔にトライしてみたいわ。」

【あべっちのマンゴーのドライフルーツ】
 東京都N子さま 「独身謳歌のわたし、北海道にお嫁に行きたい。」

 ☆・・みなさん、おめでとう!!プレゼントの到着をお楽しみに♪♪
 
 ◎・・・プレゼントはこちらをご覧ください。
     http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0725present.html

…………………………………┫ キリンのぶつぶつ ┣……………………………

 ●・・7月某日

キリン(正しくはキリンの母)が育てている「かぼちゃ」の苗に花が…。

種を水に浸す事一昼夜、芽が出るとポットに入れ、暖い場所を選びながらポット
を移動し苗を育て畑に移植しました。移植後しばらくはビニールで保温されて育
ち、とうとう花が咲きました。ここで蜂の出番がやってきました。

キリン  :「蝶々でも同じだよね。」
キリンの母:「蝶々はかぼちゃの花の中まで入らないけど蜂は中まで入るからね。
       蝶々も口がストローみたいに延びるけど、あんまりかぼちゃ畑に
       は来ないみたいだしねぇ。かぼちゃの花には蜂だと思うよ。」

先日の大雨で水に浸かってしまった畑もあるようですが、かぼちゃの花が沢山咲
いています。これから大活躍する蜂の奮闘で沢山実って欲しいな。

ちなみに我が家は、苗が数本だったので人工受粉(雄花を取って雌花にちょちょ
いと)で蜂サンの出番はなかったのです。            (キリン)

 ◎・・キリンさんちのかぼちゃはこちら。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0801kirin.html

………………………………┫ワッカの花と中国娘┣…………………………………

                    ※ グーニャン=中国語で未婚の娘

中国から水産加工の研修の為に、今年もサロマヘ大勢の若者達がやってきました。
私は去年から来ているわが娘のようなグーニャン達を誘って、夕刻から一緒にワッ
カを歩きました。

ワッカの女王のエゾスカシユリはすっかり散ってしまいましたが、今一番きれい
なのはエゾカワラナデシコです。ネーチャーセンターの前からピンク色の群落が
目に飛び込んできます。濃いめの紫っぽいピンクで今日開いた花はひときわ色鮮
やかです。花びらが風ぐるまのように右螺旋を描いている様は、繊細で線香花火
のようです。

やさしいワッカの草花をあしらった日本の着物を、この若い娘さん達に着せてみ
たいものだと、花を見ながら私はふと思うのでした。彼女達の外見は、中国語で
話しているところを見なければ日本人と少しも変わりません。

ハマヒルガオのような薄いピンク色の花を、楚々とした風情で咲かせているのは
エゾフウロです。蔓をいっぱいに伸ばして薄紫の花を咲かせているのは、草藤で
しょうか。

葉の根元から2個ずつ花が出て、青紫の花を穂のように咲かせているのはナミキ
ソウです。波しぶきのかかりそうなところに生えるところからこの名前がついた
とか今、我が家の軒下にも咲いていて、洗面所やトイレに飾っていますがなんと
も可憐で色合いのすがすがしさに心和みます。

むらさきのムシャリンドウもいっぱい咲いていました。草の根元で鮮やかな黄色
で蝶形の花を咲かせているのはミヤコグサです。かって京の都でこの花がいっぱ
い咲いていたから名づけられたとか。

私たちは花の名前を教えたり中国語の単語を教えてもらったりしながら、ゆっく
りとワッカを散策します。

海・ハイ  山・シャン 湖・ホォ  鳥・ニャオ  風・フォン  花・ホァ

中国語は、巻き舌を使う言葉の無い日本人には殊のほか発音は難しく、ピンイン
という声調は何度聞いてもお手上げです。

ハマナスはもう立派な実をつけていて、時々遅れ花が色鮮やかに咲いているのを
見つけると、娘さんたちは蝶や蜂のように花に近づき香りを楽しみます。

ユリもハマナスも最盛期は終わってしまったけれど、ワッカを渡る風がハマナス
の香りをのせて頬を吹き抜けて行き、オレンジ色のエゾスカシユリが天を仰いで
咲くころの見事なワッカの風景を、この娘さんたちに見せてあげたいものだと私
は思うのでした。

胸元の赤いノゴマの愛らしいさえずりが、天国のような風景に彩りを添えます。
遠くオホーツク海の波の音が響いてきます。むこうの方では背の高いマイクが見
えていて、鳥の声の録音でもやっているのかな?と思っていたのですが、近づい
てみたら、ネーチャーガイドさんがワッカの植物を紹介しているテレビ番組の撮
影のようでした。

東屋の前には一抱えほどの赤紫の野花菖蒲が、花々から頭を突き出して一休みす
る人たちを誇らしげに待っていました。

東屋の前からオホーツク海へ出ると、白よもぎや浜ボウフウが砂浜を這っていま
す。彼女達は砂浜を嬉々として歩きながら、母国を懐かしむように家族で行った
中国の海水浴の話をします。 彼女達は来日して2回目の夏を迎えるのです。子
供のように波に洗われた小石を拾い集めています。ハート型の石を見つけたのは
一番若い娘さん。それぞれ両手に持ちきれないほどの小石を拾いながら、どこま
でも砂浜を歩いてゆきます。

「海に向かって思いのたけを叫んだらきっと中国へ届くよ」と言うと
「でも、この海の向こうはロシアでしょう?」と現実的な答えが帰って来ました。

幸せ〜〜〜!気持ちいい〜〜!おとう〜〜さ〜〜ん! おかあさあ〜〜ん!彼女
達の叫び声がオホーツクの海に吸い込まれてゆきます。

海の上では、ときどき生き物のように首をもたげてうねる黒いものが浮いていま
す。尻尾のような先はどうやら木のように見えるのですが、胴体は伸びたり縮ん
だりくねくねと波の動きに合わせて、腹を見せたり背中を見せたりと身を捩じら
せて、時々鎌首のような頭をもたげるのです。うん?アレは何、何?見たことの
無い生き物?もしかして首の短いネッシィー?私たちは騒然となって、流木かな?
と思いながらも、一方で生き物?という思いも捨てきれず、見極める為にしばら
く佇みました。

「さあ、もう7時が近いから帰りましょう」というと娘さんの一人は
「もう少しいたい! 歩いてかえるからいいよ!」とダダッコのようにいいます。

グーニャン達の休息日を夕焼けで彩って欲しいと思う私の願いも空しく、空には
雲が垂れ込めています。日没直後の、空も湖も海もピンクに染まり、鳥も植物も
命あるもの全てが太陽に感謝する厳粛な瞬間を、残念ながら今夜は彼女達と共有
することが出来ませんでした。

私たちをドキドキさせたネッシィー君?も、少しづつ浜辺に近づきつつあり、そ
の正体はどうやら流木のようでした。今度来る時には浜辺に打ち上げられて、ベ
ンチになっていることでしょうか。            星テルコ(*^_^*)

……………………………………┫ 地域の話題 ┣…………………………………

 ◎・・「地場産業開発研究センター」

お友達に誘われて、地場産業開発研究センターでパン作りをしました。
設備の整った大きな施設です。利用もしやすくおいしいものが大量に作れます。

今日はパンとお米のドンとカステラを作りました。パンの生地をこねる装置も
ありますのでとても楽チンです。あっという間に巨大なカステラが焼き上がり、
ぐりとぐらもビックリです。

この他にも、豆腐を作ったり、缶詰めもできますし、アイスクリームを作ること
もできます。お味噌を仕込むこともできますよ。ハンバーグをたくさん作って、
冷凍保存するのもいいですね。ここで焼いたパンのおいしいこと!もうすっかり
パン屋さんになった気分です。

色々な利用の仕方を工夫して、あなたもサロマの立派な施設の使い道を楽しんで
ください。                                                    (うめこ)

 ◎・・パン作りの様子です。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0801taiken.html

 ◎・・地場産業開発研究センターです。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0801center.html

………………………………………┫国際交流┣………………………………………

姉妹都市のパーマ市の姉妹都市交流委員会委員長であり、佐呂間町の前語学指導
助手であるカーテさんより、夏のたよりが届きました。

カーテさんは、前パーマ市長で、大の日本びいき、佐呂間びいき。それまで停滞
気味であった両市町の交流を活性化させ、今も委員長として一番の活躍です。定
期的に広報誌をパーマの交流委員会員のみならず、佐呂間の私たちにも送ってく
ださいます。(これもインターネットの為せる技!感謝。)彼は日本のニュース
やトピックスもパーマの人々に紹介しているのですが、今号で日本における「男
性のみが神聖なり」という問題を取り上げていました。すもうとか、祇園祭りの
ことを。その最後に私の名前が!

それは、10数年前、パーマからのお客様を案内してルクシ峠へ行ったときのこ
と。まだ工事中であったルクシトンネルを、行政視察のため見学いただけること
になりました。しかし、通訳は女であるわたし!山の神の怒りを買うと、それま
で女人禁制であったトンネル工事!しかし、言葉の壁は厚く、とうとう私の同行
も許されたのです。懐かしいエピソードを思い出しながら、遠く離れた場所にい
て、同じ思い出を共有できるのも、国際交流の素晴らしさだなーとしみじみ感じ
ました。そして、これからもひとりでも多くの人がこのようなすばらしい体験が
できるように、お手伝いしようと改めて決意しました。      (ゆうこ)

…………………………┫オホーツクサイクリング後日談┣…………………………

  ●・・ご報告

先々週、痛みをこらえて走った経験を書き綴ってくれた“yamaさん”は、とうと
う負傷した肩関節の靱帯をつなぐ手術のために入院してしまいましたので、一言
ご報告申し上げます。よって、続きは書けないじょうたいです。yamaさん、お大
事にね。早く良くなってね。

…………┫今週のお知らせ(来週号までの行事をお知らせします)┣……………

7月30日(月) IT講習会。(8月4日まで)

7月31日(火) アドベンチャ−ランド始まる。(8月3日まで)

……………………………┫ちゅらさん サロマを斬る┣……………………………

 ●・・「めんそーれー!!(いらっしゃい)アイボリー」

ハイサイ!グスーヨー(こんにちは、みなさん)
いきなりですが、犬と猫、どちらが好きですか??ワカは断然、猫派!だったん
です。我が家に小さなお客さまが来るまでは・・・。

お客さまの名前はアイボリー!!ものすごくめんこくて、瞬く間に家族みんなが
アイボリーの虜!アイボリーが淋しそうな声をだしたといっては会いに行き、お
客さま待遇から恋人待遇へ。のどが渇いたのでは?と、水を持っていっては話し
掛け、恋人待遇から殿様待遇へ・・と、毎日変化するアイボリーとの関係を楽し
んでいます。

そしてワカが猫が好きだった訳を発見!!
テレビの『ちゅらさん』のエリーの実家を思い出してください。
あの三角のカワラヤー(瓦屋根)に、縁側。いかにも、猫がまるまってひなたぼ
っこって感じしません??

それに対して北海道。広い庭に、広がる大地。そこで優雅に走る犬と美女?!
いやー、映画のワンシーンのようだ(笑)
その土地土地に似合う動物ってあるんだなーとしみじみ。
暫くはアイボリーとの北海道生活を楽しんでみようと思う今日この頃でした。
北海道万歳!佐呂間に乾杯!!アイボリーにめんそーれ!      (わか)

………┫あべっちのスアル訪問記〜(スアルはフィリピンの地名です)┣………

(前回までのあらすじ)
フィリピン3日目炎天下の中ワーク初日。それなりにきつい仕事ではあったが、
心地よい?疲労感と充実感さらには満腹感??の中、ワーク終了。

 ●・・スアルの子どもたち

「子どもの家」が開放的な施設をモットーにしているというのは以前にも書いた
が、夜になるとよく村の子どもたちが(大人もだけど)遊びにきたりする。今回
のキャンプで作っているフェンスも、普段村の人だけしか通らない林道のような
ところに裏口を作ってあり、そこは今後も常に開放しておくことにするらしい。

今回、「子どもの家」に入ってくるであろう子どもたちの遊び道具にと思って、
日本からサッカーボールを持っていったが(みんな同じことを考えるようで、も
う既にサッカーボールやバスケットボール、バレーボールなどもあった)、さっ
そく村の子どもたちの遊び道具になった。

話はそれてしまうけど(いつもそれっぱなし?)フィリピンでスポーツと言うと
バスケットボールがさかん。フィリピン唯一のプロスポーツもバスケットボール
だ。というのも山がちの島国で、人口もそれなりに多く、なかなかサッカーがで
きるだけの広さのグランドがないとの事。バスケットコートぐらいならというこ
とで、小さな集落でも(「子どもの家」のある集落「バキュワン」でも)バスケ
ットコートはあり(もちろん屋外の)、そこが村の若い人たちの溜まり場になっ
ている。

とはいってもサッカーというスポーツも知ってはいるようで、サッカーボールを
見ると、ボールを取りにきては、足でけって遊んでいた。傾斜のあるコンクリー
トの上ではあるが、それでもボールひとつあると、それを取り合おうとするだけ
でひとつのあそびが成立する。そういえば、私も子どものとき道路でボールを家
の壁に当てて遊んでいたのを覚えている。ひとつのボールをただただ追い掛け回
す姿を見ていると、どこの国へいっても子どもはかわらないなと思ってしまう。

※来週はワーク2日目。だんだんと慣れてきた?

 ◎・・今週はとってもかわいい子どもたちの写真を
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0801abe.html
 
 ◇・・このコーナーに関するご意見ご質問は(感想もお待ちしています)
    mailto:abemako@d9.dion.ne.jp

........................................................................

≪いよいよ子ども受け入れ≫(追記)

今回私が参加したキャンプを主催するCFFという団体では、私たちが行った後
も「子どもの家」に子どもを受け入れるべく準備を進めてきていたのですが、先
週の金曜日(7月27日)子どもを受け入れるためのライセンスをフィリピン政
府より取得しました。これで子どもの受け入れに向けて本格的に始動できるとい
うことで(もう既に2人の子どもの受け入れが確定してるらしい)、近日中には
子どもたちが暮らし始めるようです。キャンプに参加した私としても嬉しい話だ
ったので、報告しておきます。                (あべっち)

………………………………┫§〜スポーツ・サロマ〜§┣…………………………

☆今朝までの朝野球リーグとナイターソフトボールリーグの結果で〜す。

┌朝野球リーグ────────────────────────────┐
│                                  │
│◆チーム紹介                            │
│ ■役場(やくば)                         │
│  そのまんま役場のチーム。                    │
│                                  │
│◆試合結果                             │
│ ■7月28日(土)                        │
│  オールドボーイズ VS GGボーイズ 4対7 オールドの勝利  │
│ ■7月31日(火)                        │
│  GGボーイズ VS フレンズ 雨天中止             │
│                                  │
│◆朝野球リーグ勝敗表                        │
│ (7月28日現在、雨天中止により試合数が異なります)       │
│  ・J A        1勝3敗1分              │
│  ・フレンズ       1勝1敗2分              │
│  ・EDOKKO.COM 0勝4敗                │
│  ・GGボーイズ     2勝2敗                │
│  ・オールドボーイズ   5勝0敗                │
│  ・ROOSTERS   2勝2敗                │
│  ・役 場        1勝0敗1分              │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘

┌ナイターソフトボールリーグ─────────────────────┐
│                                  │
│◆試合結果                             │
│ ■前試合雨天中止でした。                     │
│                                  │
│◆ナイターソフトボールリーグ勝敗表(7月17日現在)        │
│  ・沢井BATS  4勝2敗                   │
│  ・みなさまのJA 1勝5敗                   │
│  ・PAG     6勝0敗                   │
│  ・スーパーマリオ 2勝4敗                   │
│  ・Rose    4勝1敗1分                 │
│  ・MAX     2勝4敗                   │
│  ・クエッションズ 1勝4敗1分                 │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘
                               (Don)

…………………………………┫サロマっ子の広場┣…………………………………

    みんなの夏休みはどんなのか、サロマっ子達に聞いてみました。

 ★・・佐呂間で過ごす最後の夏休み。だから、最大限に楽しむ!!
                            【高3 えんも】

 ☆・・夏休みしたいこと。(;〜へ〜)
    それは、とくにありません(まだはっきり決まっていません。)が、決
    めたことは必ず最後までやりたいです。
    夏休みは夏休みにしかできないことをやりたいです。
    学校で出された宿題は結構少ないので、早めに終わらせたいです。
    ☆天気にお願い☆暑くなるのも嫌だし、雨が降りつづけるのも嫌だし。
    涼しくて、雨が降らない夏休みが良いです。
    ☆真剣にやること☆真剣にやることは、自由研究?学校で決まっている、
    「リサイクルについて」では、なるべく細かく真剣に取り組もうと思っ
    ています。
    毎日最低1ページは、1学期の漢字を書きたいと思っています。
                            【小5 あゆこ】

 ★・・やったぁ!うれしいうれしい夏休みだ!!ぼくははじめてアドベンチャ
    ーにいきます。友だちたくさんできるかな?魚がつれるかな?ごはんが
    おいしくできるかな?今からワクワクします。最後までがんばります。
     あと、8月12日に剣道の教育長はいがあります。ぜったいにゆうしょ
        うできるようにがんばります。【小4 俊祐】

 ★・・ぼくは、サロマ湖冒険ツアーが楽しみです。調査船に乗ったり、イカダ
    に乗ったり、キャンプをしたり色々な事を一生懸命がんばります。
    お父さんが夏休み中仕事ばかりなので、ほかにはどこにも行けません。
    お父さん、絶対ディズニィーランドに連れていってね。約束だよ!
                             【小6 健太】

…………………………………┫ ともの染め日記 ┣………………………………

 ○月○日(○曜日)

自分の場所でありながら、ほかの人によって新しい発見をすることがある。
先日、ある出版社の取材の事前打ち合わせという名目で、2人の人がうちに訪ね
てきた。

サロマ湖の夕日を撮りたいという事で、あちこちサロマ湖の見える畑などを案内
していた。夕日は待ってくれない。あちこち急いで車を走らせ、畑の中を走りま
わり、しかし、編集長の満足する顔はなかなか見られない。

そこで工房に案内した、実は工房は電気を通していない、だから夕日のころには
私はそこで仕事をしたことがない。「あまりいい場所が無くてすみません」と、
誤りながら工房にたどり着いたとき、編集長が「おおーーー」と声を上げた。

すぐに車を止めて、慌てて三脚を車から降ろすと、カメラをつけて覗き込んだ。
「すごいじゃないか!」夕日は工房の白い壁を赤く染め、かえでの木から木漏れ
日を出している。真っ赤な空は太陽を飲み込み始め、私たちをも飲み込み始めた。
いつもの冷めた工房はとても温かく、どういうわけか懐かしくも思える。

こんな景色を見たのは初めてだった。鳥肌の腕をこすりながら私たち3人は立ち
つくしてしまった。私の知らない私の場所を先に見つけられたようで、、、、、
でも、うれしくてうれしくて、その景色はしばらく忘れられない。温かい夕日は
やはり、私は大好きだ。そんな色を大切にしていきたい。      (とも)

………………………………┫♪〜あれは30年前〜♪┣……………………………

 ●・・昭和46年8月号「広報さろま」より

“肝を冷やす高所作業〜森永乳業工場順調に進む”

昭和47年5月着工の森永乳業工場建設の記事をご紹介します。

┌──────────────────────────────────┐
│5月から大成建設の手で工事中の森永乳業工場も、基礎工事の部分はすでに│
│終わり、いま舎屋の部分にはいっています。中央に高さ40mくらいの鉄塔│
│ができ、はるか上の方での作業が続いていますが、現場は下から見ていても│
│肝を冷やす感じです。                        │
│工事は予定どおり順調に進んでおり、現在40人くらいの人たちが連日精力│
│的に作業に取り組んでいます。                    │
└──────────────────────────────────┘  
                      
                               (Don)
 ◎・・記事はこちら
    http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/46_08_morinaga.pdf

………………………………………┫編集後記┣………………………………………

「ほぼ週刊さろま」も2年目に入りました。先週の1周年記念号は何とちょうど
400名の購読者を数え、約50名で始まった「ほぼさろ」の大きな成長を感じ
ました。これからもサロマの爽やかな風を送り続けたいと思います。

さて夏休みも8月になり、子ども達はキャンプなどに走り回っています。麦は色
付き、畑にはカボチャの黄色い花が帯になって咲いています。真夏が来ると、な
んだかすぐそこに秋が来ているようでドキドキしてしまいます。つかの間のサロ
マの夏を存分楽しみたいと思います。       (編集長 さくらうめこ)

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【ほぼ週刊さろま】2001.08.01(毎週水曜日発行)第54号 
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   編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
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