ほぼ週刊さろま2001.10.3 10:00発行 第63号

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 ■■■.....W E E K L Y  T H E  S A R O M A......■■■
 ■■.................ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま.................■■
 ■.......................2001.10.03  No.0063.....................■

 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。

…………………………………………┫巻頭言┣………………………………………

10月突入!日ごとに寒さが身にしみる季節ですね。そんな中、ちょっとホット
な一コマに遭遇しまた。

毎朝、子ども達を送りに走る私ですが、今朝いつものように家を出て若佐市街の
工事現場で、待たされた。通常3〜4分待たされ、朝の忙しい時間イライラして
いるのだが、今朝はちょっと違った。親子のネコが4匹、道路沿いの家から出て
向こう側に渡ろうとしていた。母ネコは無事に横断成功。残された仔ネコ3匹が
渡れず立ち往生していた。さてさてどうするのか?と行く先を見守っていると、
対向車線のドライバーさんが、道を譲った(?)後続者と対向車の視線を集めた
仔ネコちゃん達。結果・・渡れなかった・・・
朝の貴重な時間。ラッシュタイムの渋滞は先急ぐ私達の心を和ましてくれた。

秋の味覚満載のここサロマ。山の幸・海の幸が沢山です。今週の『うまいもん』
は、なんと栗!栗だけに・・・ここをクリック↓
                              (ももっち)

 ◎・・ここを栗ック↓
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_1003_iku.html

……………………………┫ 町長のつぶやきコーナー ┣…………………………

 ●・・狂牛病について(その2)

狂牛病の件については、「ほぼ週刊さろま」「佐呂間町のなんでも掲示板」、更
には直接私のもとへ質問や励まし、ご意見などを多くいただいています。

ご意見の多くは、「どうして佐呂間で生産された牛が狂牛病に感染したのか信じ
られない」と云っておられます。私も正直なところ、はっきりした感染経路が明
確になるまでは信じられないところでありますが、皆さんもご承知のとおり、こ
の病気は人獣共通伝染病であるため、一定の法律のもとで対応しなければならず、
私も歯がゆい思いをいている者の一人であります。

特に今回の件については、国の対応は多くの方々から指摘のあったとおりだと思
います。と申しますのは、この病気の原因として云えることは、唯一輸入された
肉骨粉であることから、これを水際で防ぐことができなかった国の関係省庁の責
任は大きく問われるところであります。

いま、国では全ての肉骨粉を輸入中止、更には国内の残っている肉骨粉も総て焼
却処分することを明確にしております。そして、同時に道内外で飼育されていた
佐呂間産との同居牛、更には千葉県白井市の酪農家で飼われていた総ての牛を殺
処分し、脳組織の綿密な検査をしている最中であり、まもなくその結果が報告さ
れることになっておりますので、その結果を待たなければ行動ができないのが現
状であります。

いずれにいたしましても、今回の件についてはかなりの風評被害が発生しており
ます。したがって、一日も早く安全宣言を出すためにも、私と議長、農協の組合
長、専務が、今週中にも農林水産省、厚生労働省、道知事に対し、現況報告と今
後の対応について強く要請をすべく計画をいたしております。

幸いにも9月6日以降、全国のどこの地域からも狂牛病が発生したとの報告があ
りません。

付け加えて申しますが、いま市場に出回っております牛肉、牛乳、乳製品につい
ては、獣医の立場からも安全なものと確信しております。
                           (サロマバタフライ)

☆☆☆━━━━┫「ほぼさろ」一周年記念プレゼントのお礼┣━━━━━☆☆☆

 ●・・世界のカボチャ当選者さまよりのメッセージ

この度は、ほぼ週刊さろま一周年記念プレゼントの「世界のかぼちゃ」をいっぱい
いっぱいお送りいただき有難うございました。一人で楽しむのはもったいなく、
勤務先の老人ホームに届けていただき、「可愛い!!」「これって何?」「これ
瀬戸物でしょう?」「食べられるの?」等々お年寄りの驚きの中で、オモチャ箱
から24個のかぼちゃの出現でした。 今は、ロビー中央の飾り棚に半分、残りの
半分はダイニングルームの入口にススキの穂とともに飾り付け、お年寄りに初秋
の雰囲気を味わって頂いています。

それにしても、このような素晴らしいプレゼントが・・・、私に。 「サロマ」は私
にとっては、高校球児が憧れる「甲子園」そんな夢の存在でした。高齢者といわ
れる65歳になった今年、やっと夢のサロマ100Kウルトラマラソンへの参加
が叶いました。サロマではネットのご縁でお声をかけていただいたうめこ編集長
に何から何まで心温まるおもてなしとご心配をいただき、またレースでは、地元
の方々のボランティア活動やご声援のお陰で、無事完走することが出来ました。

その上この度は素晴らしいプレゼント、感謝の気持ちで一杯です。 サロマの素晴
らしい自然と、サロマの方々の心深い人情・・・一生の思い出? いやいや、来年も
また新しい思い出作りに必ずお邪魔させていただきます。その頃は丁度ほぼ週刊
さろま100号記念の頃になるかと存じます。毎週サロマのニュースに触れなが
ら貴会のご発展を祈念いたしております。

かぼちゃの飾り付けテーマは、「収穫」に致します。 (東京・八王子 下條道晴)

 ◎・・送られた「世界のかぼちゃ」。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_1003pump1.html

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           あじな倶楽部の野菜の宅急便
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サロマの農家の元気な母さん達の集まり「あじな倶楽部」が今年も野菜の宅急便
をします。サロマの味がぎっしりつまった野菜の箱詰めです。どうぞご利用くだ
さい。

 ●・・野菜の箱詰めメニュー

┌─────────┬───┬───────────┬─────┐
│  セット名   │重 さ│   商品内容    │道内料金 │
├─────────┼───┼───────────┼─────┤
│いものにっころがし│10kg│じゃがいも(男爵)  │2500円│
├─────────┼───┼───────────┼─────┤
│おだんごセット  │10kg│じゃがいもとかぼちゃ │2500円│ 
├─────────┼───┼───────────┼─────┤
│シチューセット  │20kg│かぼちゃ・いも・玉ねぎ│3600円│
├─────────┼───┼───────────┼─────┤
│天ぷらセット   │20kg│かぼちゃといも    │3600円│ 
└─────────┴───┴───────────┴─────┘
 ※道外は100円増しになります。
  離島は別料金になります。
  単品オリジナルもお受けします。

 ☆問い合わせ
  あじな倶楽部 代表 佐伯まり子 TEL:01587-2-8876 FAX:01587-2-8882

……………………………………┫地域の話題┣………………………………………

 ●・・佐呂間教会の新築

おんぼろの佐呂間教会もとても愛着がありましたが、この度立派なログの教会が
お目見えしています。姉妹都市のパーマ市にあるログの教会にも似て、いい趣の
いい雰囲気をかもちだしています。完成が待ち遠しいですね。(さくらうめこ)

 ◎・・ログの佐呂間教会です。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_1003log.html

………………………………┫ キリンのぶつぶつ ┣………………………………

 ●・・9月30日(日)

明日から10月、時間が経つのは本当に早いです。木の葉が黄色や赤に染まり始
めました。紅葉の時期なんですね。

キムアネップ岬にちょっと足を運んでみると、見事にアッケシ草が咲いて?いま
した。ハマナスも緑の葉の間に真っ赤な実を付けていてびっくり…。今、サロマ
湖畔は夏と一味違う色彩でかなり綺麗です。           (キリン)

 ◎・・秋のサロマ湖
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_1003kirin.html

……………………………┫ちゅらさん サロマを斬る┣……………………………

 ●・・一通の封書

さむいさむいさむーーーい。佐呂間はすっかり秋一色。新緑の5月とはまた違っ
た景色の美しさに、うっとりしながらも食欲が増しているワカです。
今日、仕事に行こうと玄関を出ると、「祖堅 若奈様」と宛名の書かれた一通の
封書が届いていた。差出人はなんと、『北海道新聞社』である。
普段ワカに届く郵便物といったらオバーや友人からの手紙がほとんどで、ダイレ
クトメールが届いたことさえ一度もない。中味が気になりながらもそのまま鞄の
中に放り込んで出勤。されど心ここに在らず。

あっ、いつだったかほとんどルールもわからないくせに、北海道に来たからには
と意気込んでコンサドーレの観戦チケットに応募したっけ??いや、確かあれは
期限が終わってて結局出さなかったよな・・・。とか、もしかしてもしかして!
「NHKのちゅらさん」も終わったことだし、風の噂が噂を呼んで、「佐呂間町
になんちゃってちゅらさんがいるぞー」「そんならちょっと取材してみっかー」
ってなかんじで取材の依頼!?いやーまいったなー。みんなびっくりするだろう
なー。なんて依頼されてもいない取材の展開からその後の心配までしちゃって妄
想が誇大妄想へと変化する人間の真相心理をみたね。(笑)

3時間が過ぎた頃、ようやく開封すればすべてのナゾ?が解けることに気がつき
開けてみた。さて、どういった内容だったでしょう??
内容は・・・・・・「映画の試写会の招待状」でしたー。
開けてみて思い出した!つい2週間ほど前、インターネットから応募したんだっ
た!!当選発表はメールでくると思い込んでいたから、想像もつかなかった。
もともとなかった取材が無くなったことに少しがっかり。でも、忘れた頃にやっ
て来たご招待のお知らせに、棚からぼたもち。タンスからへそくりってな感じで
もうけた気分のワカでした。

あっそーいえば、今日ワカの秘密のベールが一枚剥がれてしまいました!
ワカの本名・・・読めますか??そのまま単純に読んでやってください。
そいじゃ、今日も元気に合い言葉言ってみようー!寒さをぶっ飛ばせ−!オーッ
北海道万歳!佐呂間に乾杯!!道新さんありがとう!!
                                (ワカ)

……………………………………┫ サロマっ子 ┣…………………………………

 ●・・夜間ハイクに参加して

この前僕たちボーイスカウトの中学生は、夜間ハイクをした。夜間ハイクは2度
目だったけれど、夜中に長い道を歩くのは初めてだった。1回目のは町の中一周
7キロを2時間で歩いた。

今回は栄浦の青年自然の家の前の駐車場から出発して宮前町のスカウトの家まで
25キロを夕方の5時50分に出発した。僕たち中学生15人が3班に分かれて
途中、指令を解きながら歩いたのでおもしろかった。指令は「仁倉の橋の欄干の
長さを測れ」と「知来のバス停の広さを測れ」の2題。途中で休んだ仁倉では、
キムスゲームという記憶ゲームをやったので、これもおもしろかった。手旗信号
の解読もやった。

そして宮前のスカウトの家に着いたのは夜中の11時45分だった。いっぱい歩
いたのに歩いた感じがしなかった。疲れたけどおもしろかったので、もう一回や
りたいと思う。友達と今度は遠軽まで歩いてみたいと思っている。いい経験でし
た。                          (中2 ランド)

 ◎・・夜間ハイクの様子。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_1003yoru.html

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 ●・・クンのこと。

うちの犬は、私にだけかみます。おこってもかみます。どうしてなんだろう。
                            (小6 ゆめこ)

…………………………┫あっちこっちのサロマニアン┣……………………………

今週からはサロマ出身の小梅ちゃんがサロマに帰省して、初めて経験した畑仕事
の感想をつづってくれることになりました。さて、何を思ったでしょうね。

 ●・・秋の気配

朝夕のひんやりした空気を肌に感じる度、北海道が頭にうかぶ。ここ沖縄にも、
秋の気配が感じられるようになった。(・・といっても昼は未だに29℃の日々。
暑い暑い・・)私は北海道に秋が静かに忍び寄るようなひっそりとした雰囲気が
大好きだ。寒い青色をした秋空に、色づいた山々。肌をなでゆく北風。一歩外に
でた時全身に感じられるすべてのものが神聖なもののように想えた。しかし、こ
ちら沖縄の秋空にはバラバラと音をたててヘリコプターや航空機が飛び交ってい
る。

そう、米軍基地のある沖縄では、あのテロ事件が本当に身近に感じられる。世界
を巻き込んで繰り広げられているこの事件。皆さんの目にはどのように写ってい
るでしょうか。私は今危機感を感じずにはいられない。

空をよぎる航空機の音を耳にするたび、遠くアフガニスタンの地でおびえている
難民を想い、米国の武力行使という一本道な思想に疑問を感じる。ここ沖縄に来
て以来、やっと世界の中の日本として物事を見つめられるようになった気がする。
北海道の大地に生まれ、今に至る19年間もの間、大切な人々に囲まれ、不自由
ない環境の中で恵みに恵まれ、完全に平和ボケしていた私にとって、今回の事件
は、国際社会の中へと踏み込んで往く新人としての大きな一歩となったように思
える。                             (小梅)

…………┫今週のお知らせ(来週号までの行事をお知らせします)┣……………

10月4日(木) ヘルスアップ教室     10時〜 於:総合体育館
         シルバー健康教室  13時30分〜 於:総合体育館
         オーダーメイドプログラム 13時〜 於:スター
         IT講習会        19時〜 於:浜佐呂間中学校

10月5日(金) オーダーメイドプログラム 18時30分〜 於:スター
         水泳準指導員養成スクール 19時〜 於:スター

10月6日(土) お話し広場    14時〜 於:図書館
         水泳指導日    19時〜 於:スター

10月7日(月) サロマ大収穫祭
          10時〜 於:佐呂間町トーヨータイヤテストコース

10月8日(火) スターまつり   9時〜 於:スター
         ツ反・風しん接種 若佐診療所10時15分〜10時45分
                  小田医院 11時15分〜11時45分
                  佐呂間医院13時30分〜14時
                  厚生病院 14時30分〜15時

 ◎・・上記に関する詳細は
    http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/osir_index.html

…………………………┫チャレンジダイエット体験記┣……………………………

さてスポーツの秋、サロマの武道館温水プールスターでは「秋の体力づくり月間」
がスタートし、スペシャル企画として“スイムマラソン”と“チャレンジダイエ
ット”がスタートしました。このわたくし最近とみに体重の増加が気になるゆえ、
この“チャレンジダイエット”に文字どおりチャレンジしてみることにしました。
その体験と結果をお知らせできればと思います。

 ●・・一日目は体力測定

まずは体力を測定し、また、目的に沿ったメニューの作成をしてくれるのです。
さっそく挑戦です。まずは体重計、これは上々、今までの最高記録の数字です。
それから血圧を測り体脂肪も測定し、それからいよいよ自転車こぎをして持久力
をみます。総じて10数分こぐうちに、徐々に負荷が上がり、最後はちょっとは
息切れが・・。次に握力と腹筋、バランス、柔軟、反射神経などをみます。これ
で初回の体力測定は終了。この結果に応じて、次回はメニューの説明があります。
帰りまぎわにまた体重を測ったところ、なんと200グラムも減ってる!!でも
これは汗の分で、帰って水でも飲んだら戻ってしまう数字だそうです。それでも
目に見えて体重が減ることはいいことだ、なんだかすっかりやる気になったわた
くしでした。今度来るのがすっかり楽しみになったわたくしでした。
                            (さくらうめこ)

 ◎・・トレーニングルームの様子です。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_1003diet.html

………┫あべっちのスアル訪問記〜(スアルはフィリピンの地名です)┣………

(前回までのあらすじ)
ワークキャンプちょうど折り返し地点の夜は、バースデイパーティー。ワークの
疲れも忘れ大盛り上がり。

 ●・・日本の空は・・・?

さて、パーティーも終わり、興奮冷めやらぬまま、ふと空を見上げてみると、そ
こには・・・。「子どもの家」から見る景色がきれいなのは何度も書いたが、そ
れは空を見上げても同じ。そうそこにはきれいな星空が広がっている

あるとき、「子どもの家」に遊びに来る村の人から言われたことがある。「この
星空キレイだろう。日本ではこんな星って見えないんだろ」って。

でもちょっと待て。たしかに、ワークを行ってきたスアルのバキュワンという場
所は、海のそばだけどそれでいて山がちの田舎の村で、星空も確かに美しい。で
も、でも。こういってはなんだが、佐呂間の星空だって全然負けていない。むし
ろ佐呂間の方がきれいではないかと思うぐらい。佐呂間の町中から見える星空は
ともかく、ちょっと町外れに行ったり、峠へ行けば、見たことある人なら分かる
と思うが、これまた満天の星空を見ることができる。

バキュワンに訪れる日本人の多くは東京近郊に住む学生。実際今回のキャンプに
参加した人も、出身が東京以外の人も若干いたが(そのキャンパーも今は東京に
住んでいる)、みんな東京近郊の人たち。だから、そういった人たちから日本の
話を聞かされている村の人のイメージの中では、日本=東京のイメージになって
しまっている。ある意味仕方ないと言ってしまえばそれまでだけど、日本と一口
にいってももっといろんなところがあると言うことを、もっと伝えていきたいと
感じさせられた。

※さて、いよいよ後半戦突入。

 ◎・・星空の写真ってとるの難しいよね。今度勉強しておきます
    <というわけで今週は写真はありません。ごめんなさい>

 ◇・・このコーナーに関するご意見ご質問は(感想もお待ちしています)
    mailto:abemako@d9.dion.ne.jp

…………………………………┫ ともの染め日記 ┣………………………………

 ○月○日(○曜日)

やっと半月の芋掘りが終わった。1秒間に20〜30個流れてくる芋を、青い芋、
腐った芋、小さい芋、泥、石、枝などを選り分けて、いい芋だけを流していく。
瞬時に選り分けなければいけない。動体視力訓練の半月。これで、私の好きなテ
ニスプレーヤーのああ、誰だっけ、その人に匹敵する目の動きになったような。
これで、運動神経がよければなあと肩が落ちる。

だんだん疲れてくると、目に付く芋をすべて捨てていてはっと我にかえる。また
流れてくる芋をすべて捨てている自分にも気がつく事がある。今年は芋が少ない
なあと誰かが言うと、ひそかに恐縮してしまう私だった。また土ぼこりが舞い、
目が痛み、黒い涙と黒い鼻水が出てくる。仕事が終わって皆の顔を見ると、芋の
ような真っ黒な顔となっている。芋が芋を選別しているようだった。

さて芋掘りも終わり、やっと染めの仕事が出来る。夏から頼まれていた暖簾を作
らなければいけない。ろうけつ染めを頼まれ、ちょっと不安。やったことのない
注文を時々こうして受ける事がある。「この色に染めて」と色の指定を受けた時
が一番つらい。草木染は化学染料と違い同じ色を何度も出す事が出来ないからだ。
これも勉強。と思って、実験台のように蝋を暖簾にのせていくのは、申し訳ない。
失敗して当たり前。成功したらもうけもん。そう自分に言い聞かせながらこのメ
ルマガをいつも読みながら、「これ、本当にあなたが書いたの?」とメールがい
つも来る友人の注文のために、今日は初挑戦をしている。      (とも)

………………………………┫♪〜あれは30年前〜♪┣……………………………

◆昭和46年10月号「広報さろま」より◆

┌“若年層の定着”過疎振興の一助になるか!「パークボウル 遂に完成」─┐
│                                  │
│近年のレジャーブームは、遂に当町にボーリング場の建設が実現しました。│
│名称は佐呂間パークボウル(社長 為広紀義)です。          │
│このスポーツは、いまやレジャーブームの尖端をいっており、テレビをはじ│
│め各地で絶対的な人気を呼んで、生活の流れの中に入ろうとしています。 │
│道内でも数多くのボーリング場がありますが、当町のような型態規模の町で│
│は初めてで、過疎化の激しい現在、若年層の定着、ひいては過疎現象の阻止│
│の一助になるか?その成り行きが注目されます。            │
│いづれにしても健康的で、老若男女誰もが簡単にできるこのスポーツは、更│
│にブームを呼びそうです。                      │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘

30年前、既に過疎化が進んでいたようです。ちなみに、佐呂間町の人口のピー
クは、昭和28年16,801人、この年は10,277人(10月1日現在)
でした。この建物は、現在株式会社岸組の社屋となっています。

                               (Don)
 
 ◎・・記事はこちら
    http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/46_10_boring.pdf

………………………………………┫編集後記┣………………………………………

10月になりました。今週は収穫祭があります。畑の仕事も残すところわずかに
なりました。雪虫も飛び始め、朝夕ストーブも活躍する季節です。

さて、この度「ほぼ週刊さろま」では“サロマっ子の広場”を充実させると共に
子どもメルマガの設立を予定しています。どんなものになるかはまだ未定ですが
子ども編集長に豊富を語ってもらいましょう。さあ、どうぞ!

┌──────────────────────────────────┐
│はじめまして!今月から子どもメルマガをスタートしようと思ってます。 │
│5週目があるとき限定ですが。                    │
│いっしょに編集してくれるお友達募集中です!年齢は小学生〜中学生まで。│
│ついでに編集長のわたしは中2です。みなさんどうぞよろしく〜!    │
│                      (子ども編集長 かなえ)│
└──────────────────────────────────┘

ということで、また新しい楽しみができました。今月の末には創刊できるかと思
います。期待してお待ちください。        (編集長 さくらうめこ)

………………………………………………………………………………………………
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【ほぼ週刊さろま】2001.10.03(毎週水曜日発行)第63号 
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   発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
 発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
   編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
   編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
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