ほぼ週刊さろま2002.2.13 10:00発行 第82号
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■◎▲.....W E E K L Y T H E S A R O M A......▲◎■ ▽◆○...............ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま...............○◆▽ ●□★...................2002.02.13 No.0082.................★□● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【巻頭言】 〜ももっち ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このまま春が訪れるのかと思いましたが、やはり降りましたね。久しぶりの大雪、 雪かきで汗を流し、運動不足の解消になりました。運転免許を取って10数年に なる私ですが、こんな日の運転はやはり嫌ですねぇ〜大型トラックが前から来た 時など、ハンドルを握る手に力が入ってしまいます。雪ぼこりが舞い前が見えな いため、対向車線にはみ出してしまいそうになったりします。 暖気のおかげで修復作業など苦戦しながら閉幕した札幌雪祭り。サロマにも、そ れに負けないほど立派な雪像が完成しているのをご存知でしたか?JA青年部の 活動の一環で、若佐市街に設置され毎年恒例になっています。今年のキャッチコ ピーは「食べよう牛肉」と書かれています。酪農家にとって辛い時期を乗り切ろ うという、祈りにも似た気持ちが汲み取れます。 土曜・日曜は、全町スキー大会やブルームジャパンカップが行われました。来週 は、全町ドッジボール大会が開催されますし、月末にはサイエンスキャラバンや かまくら祭りなどもあるようです。家に閉じこもりがちなこの時期、様々なイベ ントに足を運び活発な冬を送りませんか?皆の活気で寒さを吹き飛ばしましょう。 (私の活気はいつも空回りで失敗ばかりなのですが・・・) ◎・・今週のサロマ、若佐の出現した雪像 http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0213_iku.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【町長のつぶやきコーナー】 〜サロマバタフライ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・ウィルス感染 1週間ほど前より小生のパソコンにウィルスが侵入し、すっかり機能が麻痺して しまった。よってインターネットを開かない状態が続いている。この方面に詳し い職場のK君に治療を頼んでいるが、ワクチンがなかなか手に入らないらしく、 まだ床に就いたままである。 早い時期にしっかりとワクチネイションし、予防対策を理解しておればこんなこ とにならなかったのにと反省している。この疾患に感染すると、小生がKeep しているアドレスの持ち主の方々に大変迷惑をかけてしまい申し訳なく思ってい る。完治した暁には2度と感染することないよう自己管理をしっかりとするつも りですので、今回はカンベンしてください。 皆さんもウィルスにはくれぐれもご用心のほどを。 ※・・と、アナログで原稿をお送りくださったバタフライさん、ご迷惑をおか けした皆さんには心からお詫びしたいとのことでした。ご丁寧に連絡を くださった方も、ありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【釜爺の丸太小屋便り(六)】 〜釜爺 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・沢わたり ホロイワ山には北東に、湖に向かう二本の沢がある。 沢はいずれもホロイワ山の中腹に始まって、傾斜の耕地をはしり国道238号線 を横切って魚付保安林の原生林を分け入り、湖岸にたどり着いていた。 二本の沢の間はホロイワ山の裾野がサロマ湖に迫り出していて、先住の民は、山 の語源である[ポロ]大きい[イワ]信仰の山,の岬、カムイシレト[神の岬] とよんでいたと言う。 釜爺の小屋は、カムイシレトの東側の沢縁にあり、その沢は、ホロイワ山頂の森 林と湖岸の原生林を繋ぐ一本の樹木の帯になっていた。 小鳥たちは、沢の木の帯を辿って、山の森と湖の森を行き来している。その小鳥 の道の休憩所が、釜爺の丸太小屋だ。 暖冬で、春を感じてか、小屋の採餌場は、にわかに小鳥の種類も数も増えだした。 連日、小鳥たちは、沢を渡ってやって来た。 ◎・・60歳の誕生日に… 2月9日。この日は釜爺にとっては特別な日だった。晴れて?(外は小雪が吹い ていたが)還暦の誕生日を迎えたのだ。ソルトレーク冬季オリンピック開会式の 朝だった。 ケー助親分が早い朝食を済ませて姿を消すと、入れ替わりに他の小鳥たちが来る。 ゴジュウガラが木の葉の様にヒラリとやって来て、それが合図なのか、次々と姿 を現す。いつも一羽で来るシジュウガラ、雀とヒヨドリのカップルに、数日前か らコカワラヒワの一団が姿を見せていた。ウソも初めてやって来た。 釜爺は、窓下の雪の上にうずくまる小鳥を見つけた。丸く縮こまって北風にふる えていた。窓ガラスに衝突して頭を打ったらしかった。風切り羽の鮮やかな黄色 は、コカワラヒワだった。暖かい部屋に入れて回復をまった。 透明な窓ガラスが災いして小鳥が衝突死した事は、今までも何度かあった。バシッ と音がして厚いガラスに割れが走り驚いて外に飛び出すと、ハヤブサが倒れてい た事があった。看護したが助からなかった。ハクセキレイもよくぶっかった。 釜爺は、60回目の誕生日を、1羽の傷ついた小鳥と、冬季オリンピック開会式 のテレビを観ながら過ごす羽目になった。 ◎・・無事 帰れたかな・・・ 黄昏が忍び寄り、沢の裸木が西空の残光に影絵になった。窓辺の鳥かごの中のコ カワラヒワが騒ぎ出した。フト梢を見上げた釜爺は、目を凝らした。枝に二羽の 小鳥の影があった。 窓を開けて、元気になった鳥を放つと、雪の地面に降り立って釜爺を見上げた。 沢の道を、ジグザグに辿り、三羽の鳥影は、黒く佇む山の森にとけ込んだ。 ◎・・コカワラヒワの写真はこちらです。 http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0213kamajiji.html ※・・釜爺の還暦をお祝いたします、と言っても本当に若いから信じられない スタッフの面々です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【懐かしの佐呂間】 〜うめこ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・ひょうたん池のあった明覚寺 先週カメラの不都合でお見せできなかった明覚寺、雪の中、写しに行ってきまし た。ひょうたん池は今はかげも形もありません。おそらく神社とこの明覚寺の境 目あたりにあったのだろうと聞きましたが、今は雪の中に埋もれています。 ここは神社と隣り合わせのお寺です。大晦日には除夜の鐘をつき、隣の神社で初 詣でをする所です。hakuhataさんの住んでいた営林署官舎もすぐ隣にありました が、ほんの数年前になくなってしまいました。 お寺の向かいに永らく住んでいるという“むかいさん”のおじさんに「ひょうた ん池ってありました?」と聞くと、「あれ、あったかな、知らんな。はがさんの おばさんにでも聞いてみな。」というので“はがさん”のおばさんに聞くと、 「知らん。」とのことで、町の古株にもわからない幻のひょうたん池となってし まいました。はっきりしたことがわからずに申し訳ありませんでした。 ◎・・ひょうたん池があったという明覚寺はこちらです。 http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0213natukasi.html ※・・ひょうたん池についての情報をお持ちの方はご連絡ください。 mailto:umko@webnews.gr.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の話題】 〜Don ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・ブルームボールジャパンカップ2002inサロマ 2月9日から10日の2日間、『ブルームボールジャパンカップ2002inサ ロマ大会』が開催されました。メンズ4チーム、ミックス9チームの計13チー ム、約200人の選手が参加し、熱戦が繰り広げられました。各チームとも11 月開催のワールドカップ出場権を賭けた大会とあって、どのゲームも白熱した展 開となりました。大会結果は次のとおりです。 ▼MENS 優 勝 東京農業大学(網走) 準優勝 タコス(雄武) ▼MIX 優 勝 ジョーカーズ(雄武) 準優勝 Ice Freaks(北見) ◎・・ブルームボールジャパンカップ2002inサロマ大会。 http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0213wadai.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【好評ワカの〜ちゅらさん、サロマを斬る】 〜ワカ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・雪まつり万歳!!! 行ってきました!旭川冬まつり、札幌雪まつり、小樽の雪あかり祭り。祭りだ! わっしょい!はなふうツアー!」 2泊3日で回るには少々欲張りな感じはするけれど、そこは勢いで勝負!去年、 初めて佐呂間に来た時、札幌雪まつりに合わせて来北しようとしたら、どうやっ ても予算がオーバーしてしまって・・・そこで、泣く泣く雪まつりが終わった翌 日に来北し、大通公園に、後の祭りでおかれた巨大な雪の固まりをみた。という 苦い思い出の反動でもあり、リベンジでもあった訳であります。 旭川の冬まつりは、欲張ったおかげで会場をふらりと一周しただけのもの。食い しん坊万歳!てな感じで、会場で一極目をひいた「旭川ラーメン」を食べていざ、 札幌へ!到着する間では去年、目にすることができなかったリベンジ!と、意気 込んでいたんですが、到着してみると、去年見れなかっただけに、尚、愛しい存 在になっておりまして、ホテルに到着すると同時に外へ駆け出した! すすきの会場を歩いていると、「そこのお姉さん!焼き立てのホタテはいかがで すかー?」と威勢のいいかけ声が聞こえてきた。「あらあら、この私がどこから きたのかご存知?ホタテの名産地、佐呂間よ。」と心の中で勝ち誇りながら、振 り返ると、「サロマ産ホタテ」の文字が飛び込んできた。みりゃわかるものを、 思わず、「佐呂間から来られたんですか?」ときくと、「そうだ」の一声。 何百キロも離れた場所で佐呂間の人に出会えたことが嬉しくて、思わず言ってし まいました。「ホタテをひとつ下さい」 あのホタテの味を文学的?に表現しますと光と氷像がおりなすハーモニーとでも 申しましょうか、寒空の下、馴染みの味が心地よく染込んだのでありました。 大通り会場は、メイン会場なだけあってスケールの大きな雪像がいっぱい! それがまたライトアップされて何ともファンタジー!メルヘン!トレビアン! 何だ、実物を見ても感動だ!と調子に乗ったワカは、昼間の様子もみたい!と、 次の日も、大通り公園へ向かったのでありました。 しかしながら、昼間に行ってみると雪像は白ではなく、かといって灰色という程 でもなく、うーん・・・、結論から言うと、札幌雪まつりは行くなら夜! さて、午後からは小樽へ。小樽はワカが札幌に行くなら必ず行く大好きな町! 実は、小樽の雪あかリ祭りだけは去年も行ったんです。でも、また行きたいと思 わせてくれるほど、ロマンティックで、歴史を感じさせてくれるんですよね。 どの祭りもたくさんのボランティアが支えてくれていたのですが、小樽には「お もてなしボランティア」という方々がいて、写真を撮ってくれるのがメインなよ うですが、「どこから来たの?」とか、「ここからのショットが一番!」とばか りに地元の人々と会話を交わす少しのチャンスを用意してくれているところが何 とも親しみ易く、ボランティアの方々のお陰で楽しんでいる自分がいることに気 付かされました。 どのお祭りも個性があって楽しかった!んですが・・・自分がまだオホーツク管 内のお祭りには一つも行ってないことが発覚!次は23日、佐呂間で行われる「 かまくら雪まつり」に出没しようと企んでいる今日この頃であります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【あれは30年前】〜昭和47年2月号「広報さろま」より 〜Don ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・一人一日 5.8本強“昭和46年「町たばこ消費税」” ┌──────────────────────────────────┐ │たばこの消費量は年々増えていますが、去年一年間、町内で消費されたたば│ │こは、本数で21,779,450本で、一昨年より約88万本増えていま│ │す。また、これによって町へ収入になる「たばこ消費税」は、15,477│ │,00円の大きな額になります。 │ │ │ │次に年間の消費本数を分析してみますと、一人あたり一日に5.8本強を煙│ │にしており、更に男子成人以上と女性10%をのむことにすると、一人一日│ │に15.5本のんでいることになります。 │ │ │ │いずれにしても「たばこ」は、町内で買ってのみましょう。 │ └──────────────────────────────────┘ ◎・・記事はこちら http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/47_02_tabaco.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週のお知らせ】 〜なおき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・富武士地区町政懇談会 2月13日(水) 13:30 富武士漁村センター ●・・総合給食・ゴミ処理問題説明会 2月13日(水) 18:00 西中央公民館 ●・・ツ反・BCG接種 2月14日(木) 10:15〜10:45 若佐診療所 11:15〜11:45 小田医院 13:30〜14:00 佐呂間医院 14:30〜15:00 厚生病院 ●・・第1回佐呂間町議会臨時会 2月14日(木) 10:00〜 議事堂 ●・・サロマ湖ドッジボール大会 2月17日(日) 9:30〜 町体育館 ●・・3種混合接種 2月19日(火) 13:30〜14:00 佐呂間医院 14:30〜15:00 厚生病院 ●・・無医地区巡回診療 2月19日(火) 15:00〜16:00 栃木公民館 ●・・着衣泳体験教室 2月19・21日(火・木) 19:00〜20:00 スター ※希望の日を選び、2月17日までにスターへお申し込みください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【伝言板】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・ペータ、ロビンのライブ開催について〜とも 昨年うめこ亭にて行われたペータさんのライブがパワーアップして戻ってきます。 日 時 :2月20日 夜7時開場、7時半ライブ開催 チケット:大人1500円、中高生500円、小学生以下無料 場 所 :佐呂間キリスト教会(セイコーマートから西富団地に向かう途中) 販売先 :ペータ&ロビンのライブを楽しむ会 代表 深尾(6−2443) ペータさんは日本人!道東出身です。フィンガーピッキングというギターの弾き 方をし、やさしい歌を歌います。ロビンさんはイリノイ州出身。民俗楽器に興味 を持ち、世界中を旅してました。今回はペータさんの曲をもっと素敵にしてくれ るパーカッションとして参加。二人の楽しいライブを、ぜひ、ご家族で聴きに来 てください。 ペータ&ロビンのライブを楽しむ会では、一緒に楽しんでお手伝いをしてくれる 人を募集中。ご連絡を。 ........................................................................ ●・・君もサイエンティスト!〜yama 2月23日10時から、町民センターで子供向けの科学の出し物をします。 昨年からの催し物ですが、今年は『雪を使ってアイスクリーム』『アメリカンフ ラワー』『静電気を体験しよう』などの新ネタとスライム作りなどの定番ネタも あります。前日の22日午後7時からはおもしろ科学屋台?もありますので、こ ちらの方にもフルってご参加ください。 ◎・・詳しくはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/020130/science2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【とものお気らく日記】 〜とも ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・○月○日(○)「命」 先日、犬の散歩に出かけたら、知り合いの車がすーっと脇に止まった。「うちの 犬がいなくなったんだが。」という。15歳の年寄りの犬で目も耳も足も鼻さえ 弱っている。家に戻れないでいるのではと、心配そうだった。 私も小学生のとき犬を飼っていた。14歳で息を引き取った。14年という歳月 はとても長い。14歳の中学生の子供を亡くしたかのように母は泣き崩れていた。 それを思うと、いなくなったという話を他人事と思えず、心配になった。長い鎖 をつけたままいなくなったらしく、鎖が何かに絡まって動けずに声も出せずに苦 しんでいるのではと、奥さんは泣きそうな声で話してくれた。 友人に携帯メールで聞いてみた。みな協力的で探してみるといってくれた。鎖を つけた犬を見たという友人もいた。結局は別な犬らしかったが、そういう情報が うれしく思えた。 春になると毎年のように捨て犬を見かける。いつだったか、大きな成犬が2匹、 夜中に家の裏に捨てられていた。消えていく飼い主の車のテールランプに向かっ て鳴き叫び、見に行った私に向かって、怯え、去って行った車の向かった方向へ 小さく消えていった。もらわれたときはきっと、かわいがられていたに違いない。 どうしても捨てなければならなくなった事情もあるのかもしれない。しかし、ど んな理由にしろ、私は「捨てる」という行為には納得できなかった。 大切に育て、老後の体をいたわっていたその家族が、突然いなくなったショック は計り知れない。苦しんでいるのではという心配を抱きながら探し回っている友 人の姿を見て、同じように、苦しんでいる「捨てられた犬」のことも思い出して いた。「捨てられた犬」はもう決して、飼い主が涙を流しながら探してくれるこ とはない。たとえ、その犬が飼い主を見つけたとしても、もう愛情も注がれず、 もっと遠くに捨てられてしまうかもしれない。 無事に見つかってほしいと思う。お互いに探しているのだろうから。お互いにお 互いが必要なのだろうから。どんな理由があろうとも、愛されることのなくなっ たものは、生きていくことができないだろうから。愛情を断ち切ることはたやす くても、愛情を断ち切られたものは、生命すら断ち切られてしまうのだろうから。 無事に、見つかることを祈って。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【キリンのぶつぶつ】 〜キリン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・ 2月10日(日)「スキー大会 」 始まりました「冬季オリンピック」、生中継を見て眠い目をこすっている方も多 いことでしょう。 今週はオリンピック開会あり、スキー大会(10日)・ブルー ムボール大会 (9〜10日)をはじめ立てこんだ日程をこなしているお父さん・ お母さんの試練(笑)?の連休になりました。明け方にテレビでモーグルを見な がら、(怠け者のキリンは夜のダイジェスト版観戦に決めて、さっさと就寝。z zz..。) 迎えた好天の日曜日。 今年は先日冬なのに雨が降ってしまった??オホーツク海沿岸の寒冷地、佐呂間 町で「町民スキー大会」が開催されました。エントリーした選手(小・中学生) は真剣です。学校が違えば一緒に滑る選手も違う。普段とは違った顔ぶれで同じ コースを滑る機会は各地の競技会にでも出場でもする以外になかなか無いので、 各選手ちょっと緊張ぎみか?前を見る余裕が無くて、旗門を通過せずにゴールに 入るというおちゃめさんも数人いましたが、滑りきる姿は◎。 各学校でのスキー大会はあると思いますが、日頃の練習の腕試し、他の学校の人 とも滑ってみたいな〜。と思っている小・中学生の皆さん、来年もありますよ〜。 参加してみませんか?お父さん・お母さんもスキー運びのついでに、冬場の運動 をかねて冬のサロマをリフトの上から眺めて見ませんか?鼻毛の動き方が判るほ ど、めちゃめちゃ寒い日もあるし、寒いのは苦手、運動はちょっと不得手な方に 無理やりとは思わないので、これから暖かくなる春スキーで楽しんで欲しいと思 います。特典は滑った後の格別な一杯です(笑)。 ◎・・スキー大会の様子です。 http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0213kirin.html ※・・これを機に、来年度のスキー大会では“女子の部”を新設し、ヘッピリ 腰でもハの字でもヘの字でも滑ろうと決心したのはわたしです。(誰?) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【あっちこっちのサロマニアン】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●・・冬季オリンピックの思い出〜No.5☆ やってますね〜オリンピック!スポーツ観戦狂の私としては、毎日寝不足でしか たありません・・・。原田がんばれよぉぉぉ!!!(でも、サッカーのワールド カップが始まったら今以上にもっとテレビに釘付けです!(I love Spanish☆) と、冬季オリンピックで思い出す話しが1つ・・・。 私は、6年生のときに2度、サロマ小学校児童会会長選挙に立候補したことがあ ります。うちのクラスは本当に立候補する人がいなくていなくて。誰かやってよ! みたいな。結果を先に言いますと、まぁ2回とも落選したんですけどね(笑)。 やっぱし!。 それは初めての選挙のときのこと。体育館に3年生以上の児童が集まって行われ た立会演説の日は、ちょうど、アルベールビル冬季オリンピックの真っ最中でし た。伊藤みどりがフィギュアのシングルで銀メダルをとり、団体複合チームの金 メダルに沸いたときのオリンピックです。大勢の人の前での演説なんて初めてで、 何をどうしていいのかわからなかった私。そこで、母と考えた結果、演説の中に 時事ネタのオリンピックの話しを少しおりまぜることにしました。確か、こんな 内容だったと思います。「アルベールビルオリンピックももうすぐ幕を閉じよう としています。それと同時に、この選挙も終わります・・・。」・・・今考えれ ば、本当にあさはかな・・・幼稚な・・・は・・・はずかしい!!!。演説前日 に考え始めてできた演説内容。そんなんだもの、落選してしかりですよ(笑)。 投票は即日開票。結果は次の日にわかりました。結果は自分でも結構わかってい たので、たいしてショックでもなかったのですが、これとは別のところで思わぬ 反応がありました。 1つ下の学年の男の子達が、昨日の演説での「アルベールビルオリンピック発言」 をすっかり気に入ってくれて、翌日の朝学校に行ってすれ違った1つ下の学年の 子に、いきなり「アルベールビル師匠!おはようございます!」と言われたんで す。「なにそれ?」って私のほうがわけわからなくて彼に聞いてしまいました。 「だって昨日、アルベールビルって言ってたじゃない!」というのが彼の答え。 思わずおもしろくて笑ってしまいました。素直ですね〜子供って。そうやってイ ンパクトのあったフレーズが翌日にはニックネームになってるんですから。 本当にそれからは、アルベールビルアルベールビル言われました。「アルベール ビル師匠」が短くなって、少し経つと「アルベ師匠」に変化したりして。今考え ると、「師匠」はどっから来たんだってハナシですけどね。何も教えてないのに ・・・。それも、ほんっとに1つ下の学年の、しかも男の子達だけにしか呼ばれ ませんでしたからね。彼らだけしか呼ばなかった隠された私のニックネームです。 なんで彼らだけだったんろうなぁ〜。でも、「ソルトレークシティ師匠」のほう がサロマっぽかったかも。サロマ湖はまさに「塩の湖」ですからね〜!!! ちなみに、そんな「アルベ師匠」の現在のニックネームは、「マダム」です。大 学1年のときに友達と美容室に行って、ものすごいステキにブローされて、この 名がつきました。他にも、宮本信子に似てる!っていう友達の発言から「マルサ (の女、という映画があったんです)」と呼ばれたり、親分みたいにあぐらをか いているので「あねご」というニックネームがついたり。ニックネームって最初 は「えっ?!」ってひいてしまうものほど、後から愛着がわいてきて気に入って くるんですよね。今では自分の事もマダムって呼んでしまうほどマダムになりきっ ている、No.5でした☆ ........................................................................ ●・・沖縄、春満開!〜小梅 沖縄に春の気配が感じられる今日この頃。1月下旬にちらほら桜が咲き始め、2 月に入りはやばやと桜祭りも終わってしまった。こちらの桜は濃いピンク。南国 の植物は存在を主張するかのように濃い色の花を付ける。本州で見たはかなげに 散る薄淡い桃色の桜も風情があっていいけれど、ここ沖縄のドピンク!の桜もな んだか個性があって私は好きだ。しかもはかなく散ることなく枝々にたくましく 咲き誇っている。風に吹かれようが雨に打たれようが廩として咲き続けるしなや かな強さをもつ。桜ははなかいなんてうそっぱちだ。沖縄の桜はたくましすぎる。 最近は昼間暖かい太陽が顔を見せ、ポカポカとした春日和である。そんな中をプ ラプラ散歩して歩いていると、目に入るあちらこちらに小さな春の足音が聞こえ てくる。ここのところそうやって琉大の中をぷらつくのが私のお気に入りである。 植物が、動物が、小さな世界で営みを育んでいるのをふと目にする瞬間、なぜか 心が暖かくなる。命の営みは美しいものだな、年寄臭いことを一人心の内で想い、 そうした小さな風景から生きるエネルギーを与えてもらっている気がする。 あ。そうだそうだ、最近おもしろい本を読んでいる。まだ読み途中なんだけれど、 『聖なる予言』というタイトル。生き方について述べられている哲学的な本。読 む度に学びを与えられている感じがする本だ。いいなぁ、最近やっと落ち着いて 生活している気がする。お散歩して本読んで、そう!自動車学校にも行きますよ! 車もてたら行動範囲も広がるから、新しい発見がまた増えるはず。楽しみだ。3 月半ばには実家に帰るつもりだけれど、それまでにとれるかなぁ。がーんばろっ と。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】 〜編集長さくらうめこ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 風邪なのか、だらだらと暮らした1週間でした。ところがスキーへ行こうと思う と途端に元気が湧くので不思議でなりません。単に勝手なだけか・・。こーのし んちゃん、スキー場で今度ワカを見かけたらご指導くださいね、お願いします。 暖かい冬だと言われつつ、雪もどかどか降っています。スキー大会が続いて、冬 の仕上げにかかっている気もしますね。今のうちに寒さも雪もしっかりと味わっ ておきましょう。 今週は、バ、バ、バレンタインがあるとかで、娘っ子達はチョコレートの準備に 余念がないようですが、最近、「世界が100人の村だったら」という本が話題 を呼んでいますが、いつだったかこのバレンタインに購買されるチョコレートの 金額で、飢えた子ども達の命がそれだけ救えるかという新聞記事を読んだことが あり、バレンタインが来る度に思い出します。わたし達はお金の使い方、そして 時間の使い方なども考えなければならないかもしれませんね。 でも、良いバレンタインデーをお過ごし下さい。 ……………………………………………………………………………………………… 《佐呂間町の関連サイトはこちら》 ◎サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/ ◎日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。 http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。 ……………………………………………………………………………………………… 【ほぼ週刊さろま】2002.02.13(毎週水曜日発行)第82号 マガジンID:0000040784 発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会 発行責任者:干 場 久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp 編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp 編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp ……………………………………………………………………………………………… ◎バックナンバーはこちら http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/backnumber.html ◎登録・解除などはwebnewsからも出来ます。 http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html ……………………………………………………………………………………………… このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000040784) |
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