ほぼ週刊さろま2002.5.22 10:00発行 第96号

◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登録
http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■◎▲.....W E E K L Y  T H E  S A R O M A......▲◎■
 ▽◆○...............ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま...............○◆▽
 ●□★...................2002.05.22  No.0096.................★□●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【巻頭言】                                                    byももっち
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

北海道の真上に大きな雨雲がかかり、ぐずついた天気が続いています。曇天の空
の下、ポツポツと降る雨のおかげで畑の作物も元気を取り戻した様子です。私事
ですが、娘が学校の総合学習で植えるはずだったトマトの苗、家の中に置いてい
たにもかかわらず何故か枯らしてしまった私。新しい苗を買い、娘の機嫌を伺っ
ている次第です(笑)

さて、浜では今週から稚貝の放流が始まっているようです。富武士街道の早朝は
さぞ慌ただしい車の波が出来ている事でしょう。詳しくは実際に体験(いえいえ
労働ですね)に赴いた編集長から報告があるでしょう。

「オホーツクの旬を送りませか?」なんてキャッチコピーをよく見かけますが、
地物の“アスパラ”が収穫期です。あちらこちらの庭先にポコポコと顔を出して
いる可愛らしいアスパラ。塩茹でサラダにしたり、グラタン・フライなど洋風に
しても良いですね。食べ切れない方はご一報下さいな。

 ◎・・旬のアスパラ畑
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0522_iku.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【町長のつぶやきコーナー】              byサロマバタフライ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・勉強してきます。

前回、報告したとおり明日(18日)から26日までの8泊9日の予定でBSEと
市町村自治について、網走管内町村会町村長のメンバーとともにイギリス、フラ
ンスへ勉強に行って来ます。

戻ってから詳しい内容について復命します。楽しみにお待ちください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【サロマ湖 浜だより】                     by海坊主
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・稚貝放流始まる。

いよいよ今週から稚貝放流が始まりました。日曜から湧別漁協、月曜からは佐呂
間漁協と常呂漁協となっています。朝の4時前から30隻以上の漁船が一斉に出
港していく姿はなかなか見物です。オホーツクのホタテはこの時期の稚貝放流あっ
てのものなのです。サロマ湖で大事に育て、4年後の水揚げを期待しながらオホー
ツク海にまいてきます。この時期の港は人であふれかえっています。朝早くと言
うか夜中の3時頃から賑やかな浜となっています。賑やかになっているのはアル
バイトで浜に行く人達で佐呂間の町中も一緒かもしれませんね。この1週間、天
候に恵まれることを祈っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ゴミ問題とリサイクル】                    byd−b
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さっそく質問にいってみましょう。

 Q:最近、観光地などでは、リサイクル資源(PETボトル・缶など)と燃え
   るゴミ、燃えないゴミに分けてゴミ箱が置かれていますが、燃えないゴミ
   とはプラスチック類?でいいのでしょうか。

 A:佐呂間町ではまだ、なじみの少ない『燃えないごみ』観光地やコンビニエ
   スストアーの前などに数種類のゴミ箱が置かれている中によく見ることが
   あります。数種類のゴミ箱の中に廃プラスチックの表示が無い場合は、燃
   えないゴミに該当します。ペットボトルもこちらに捨てるべきでしょうね。
   但し、ゴミ箱の種類がたくさんあってそれぞれ分けてある場合は書かれて
   あるとおりに分別が必要です。
   ここで、じゃ何が燃えないゴミになるのか?外に出かけている時に該当に
   なりそうな物は、プラスチック製の食器・発砲スチロール・割れてしまっ
   たびん・カセットコンロ用のボンベ・その外燃えるものと燃えないものが
   一緒になっているもの。これらが『燃えないゴミ』に捨てられるものです。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〈 d−bのリサイクル豆知識 〉

こう分別を考えてみると、以外に燃えないごみが思いつきませんでした。家庭か
らでる燃えないゴミはもっと種類が増えますが、外へ出てみると燃やさないごみ
は少ないものです。分別をしっかりすることで、そのまま埋め立てるものが減る
ことがよく分かります。全国の埋立地の残余年数はあとわずかといわれています。
本当に分別やリサイクルを真剣に考えなくてはならない時ですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【あれは30年前】〜昭和47年5月号「広報さろま」より     byDon
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┌───“まち一番” ハイゲーム 262点──────────────┐
│                    役場 田町幸夫さん(41歳)│
│                                  │
│先日のパークボウル社長杯争奪戦で、連続8回のストライクを出して、26│
│2点の得点をマークした。                      │
│ボウリング歴5年、去年パークボウルができてから過去の大会で数回入賞し│
│ており、実力、キャリアともベストファイブ内にランクされている。スポー│
│ツは何でもこなす万能型で、反射神経は抜群。             │
│当初は直球一本やりだったのが、最近フックボウルを覚えてコントロールが│
│よくなってきた。                          │
│「ハイゲームは幸運だった」と本人は謙遜するが、出すべくして出たという│
│感じ。                               │
│「ボウリングは健全だし、健康によいし、料金なども大衆化して誰でもでき│
│るようにしたらよいと思う」これは、みんなの願いでもあるが・・・。  │
│好きな麻雀も殆どしなくなったといい、中年の健康には最適だという。  │
│                                            │
└──────────────────────────────────┘

 ◎・・記事はこちら
     http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/47_05_itiban.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今週のお知らせ】                       byなおき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

5月22日(水) 寿大学         民センター  10時

         無医地区巡回診療    幌岩公民館  14時30分

         IT講習会(基礎講座) 佐呂間中学校 19時

5月24日(金) 心と体のリハビリ教室 浜佐呂間活性化センター 10時

         姉妹都市国際交流委員会総会 佐呂間コミセン  19時

         IT講習会(基礎講座)   佐呂間中学校   19時

5月25日(土) 水泳指導日 スター 19時

5月26日(日) 運動会   佐呂間中学校/若佐中学校   9時

         大石学トリオジャズライブコンサート
                      町民センター 18時30分

5月27日(月) IT講習会(基礎講座) 若佐中学校   19時

5月28日(火) いきいき親子セミナー  児童館     10時

5月29日(水) たまご教室       町民センター  10時

         IT講習会(基礎講座) 若佐中学校   19時

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【告知板】                            byうめこ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・大石学トリオ JAZZCONCERT のお知らせ

    日  時 : 5月26日(SUN)18:00 open 18:30 start
    場  所 : サロマ町民センター
    チケット : 前売 3000円 当日 3500円
    問合せ先 : 佐呂間整骨院(尾崎 2-2444)
    主  催 : 夢造り集団パル

前売チケットがまだあります。地元でこれだけのジャズライブはなかなか聴けま
せん。この機会にぜひ一緒にいい演奏を楽しみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【キリンのぶつぶつ】                      byキリン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・5月19日(日)「新兵器登場」

「雨が降らない..。」と心配する声の多い今日この頃。自然の恵みとは言え、一
度に大量に降れば洪水、降らなきゃカンバツとなるのが雨ですね。折角移植を終
了したにもかかわらず、雨が降らなきゃ苗がしおれてしまうという一大事に、畑
に置かれた散水機による人工雨が降っています。汲み上げての散水だと思います
から、動力も必要でしょうし、高所での使用は難しいかな?と思いつつ、早く雨
降らないかな〜。ガンバ〜・ファイト「水撒き君」と検討を祈ってます。

 ◎・・水撒き君の写真はこちら。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0522_kirin.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【とものお気楽日記】                       byとも
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・○月○日(○)「お礼」

白い乗用車と青いジープの方へ。この場を借りて、お礼を言わせてください。

あの日、私は子どもをプールに連れて佐呂間に出かけていました。いつも一緒に
寝起きしている犬も一緒に車に乗せて。ここ1ヶ月あまり、仕事が忙しく散歩も
連れて行けなかったので、今日こそはとプールに行っている間、犬の散歩をして
ました。腰を痛めていたためという理由は、言い訳にしかなりませんが、綱をつ
けて引っ張られることが、腰の激痛を誘発するので、あの日は小さな公園で最初
綱をつけず、遊んでました。しかし、時間が余り、すぐ近くの川原の土手を歩い
てみようと思い、犬を連れて土手を登ると、遠くに散歩中の犬が見えたので、そ
のまま、川原に下りていきました。

犬は水が苦手だという変な観念のせいで、川原はまったく犬には安全だろうと思っ
ていました。突然、川に飛び込んで犬が流されるまでは。あの時、私は愕然とし
てしまい、声も出ませんでした。我に返る間に、犬は対岸にたどり着き、パニッ
クになっていました。水の恐怖を一瞬にして体験したので、犬は戻ってくること
ができません。どんなに叫んでも、戻っておいでといっても、震えながら鳴き、
対岸をうろつくばかりでした。

1ヶ月近く、雨が降らなかったことを幸いに、水はさほど多くなく、不幸中の幸
いでした。が、場所によっては、流れが速く、思った以上に川底は深く、私は犬
のように川には飛び込めませんでした。

プールに子どもを迎えに行く時間も迫っていて、焦っていました。犬と一緒に私
も川の淵をあちこち歩き回り、浅瀬を探してうろうろとしていました。太陽は傾
き、風は冷たく、このまま犬が戻ってこれなかったら、どうしたらいいのかと涙
さえ出てきたときでした。

白い車が川の土手に止まっていることに気がつきました。助けを求めて行こうか
と思いましたが、犬から目が離せないでいたので、どうすることもできません。
やがて、青いジープが川原にやってきて、遠くの川上に車を止めました。今頃川
に来る時間でもありません。私の様子を見た白い車がジープに連絡したのだろう
と、勝手に解釈することにしました。

ふと自分に勇気が出てきました。誰もいない川原だったら、きっと、小心者の私
は川にも入れず、入ったとして何かあったとしても誰も気がつかないわけで、ど
うすることもできなかったでしょう。あの車が見えて、私は靴下を脱ぎ、ズボン
の裾をめくり、いざ、川に入る準備を整えることができました。もし、なにかあっ
たら、気がついてと。

先に犬が川に飛び込みました。中洲のようになっている場所を見つけたのです。
そこまで今度は私が行く番です。浅い川といっても流れはかなり速く、冷たい水
が、馬鹿な私の足を突き刺します。ゆっくりと、ゆっくりと歩き、中洲にたどり
着き、びしょぬれの犬を抱きしめたとき、なんとうれしかったことか。それから
今度は犬を抱きかかえて、ゆっくりと川を戻り、川原に犬を置いて自分も川から
足を抜いたとき、なんて自分が間違っていたことかと、反省の念でいっぱいでし
た。

そして、すぐにあの2台の車に駆け寄り、お礼を言いたかった。助けてくれてあ
りがとうと。心配をおかけしてすみませんでしたと。が、川原に戻ってすぐに、
その2台は消えていました。腹を立てていたことでしょう。迷惑だと思っていた
ことでしょう。これが犬でなく、人間の子供だったら、、、そう思っていたこと
でしょう。

本当にありがとうございました。犬と私の命の恩人です。馬鹿な私のせいで、皆
さんにご迷惑をおかけしてしまいました。お礼も言えず、ごめんなさい。そして
そして、本当に、ありがとうございました。
この場を借りて、お礼を言いたい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【冠婚葬祭】                         byももっち
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 杉本 実さん(88) 浜佐呂間

 心よりお悔やみ申し上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今週の話題】                         byうめこ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・ホタテの稚貝放流始まる。

サロマの町の一大イベント“放流”が始まりました。写真が欲しいなぁと思って
いたところ、「人出が足りない、来て!」の声がかかり、手伝いに行く羽目とな
りました。おそらくワカが沖縄に帰ってしまった穴埋めでしょうか。

「ちがいチガイ」と言いますが、これはホタテの赤ちゃんです。ホタテはサロマ
湖内で、座布団、もしくはポケットと言われる網の中で育てられます。いわゆる
養殖です。これを湖の中から出して来るのがわたし達の仕事。それをガンガラ船
で外海にばらまいてくるのが“放流”です。

さて、普通は3時過ぎにまず船が出ます。手伝いの人もカッパに身を包み、船上
の人となり船は競争するかのように出て行きます。そしてそれぞれの持ち場にて
網を上げ、稚貝を網からほうって出すのです。ここは必死で作業していましたの
で写真なし。

こうして揚げられた稚貝を今度はガンガラ船に積み込み外海に放流しに行きます。
この作業を1日に4回くらいくり返すのが放流の仕事です。ホタテはその後、オ
ホ−ツクの海で育ち、4年後には大きなサロマのホタテとなる訳です。

今日はその後、「ポンプかけ」という網を洗う作業をして来ました。汚れた網も
一挙にきれいになる機械があり、これは優れもの!と感激したのはいいですが、
網を入れたり出したりする手作業が結構きつかったです。あ〜ぁ、疲れた!

 ◎・・稚貝放流の様子はwebnewsサロマのデジカメスケッチでご覧ください。
        http://www.webnews.gr.jp/today/saroma/02_0522_1saroma.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【釜爺の丸太小屋便り(20)】                  by釜爺
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・幻の鉄路を辿って…

高校での講演を依頼された。佐呂間の歴史を話せという。

久ぶりに資料に目を通した。佐呂間の歴史を基に「町民舞台」の脚本を手がけて
きて、町史には掲載されていない興味深い歴史を多く知った。その時代に生き、
先駆的な役割を果たした人物像を考察していて、生き方から今に通じる示唆をう
けたものだ。

今回の授業は、出来事と年表じゃなく「人物を語り、血の通ったふるさとの歴史
に触れてもらおう…」とおもった。質疑をうけながら、歴史というものは人間の
ドラマであり、まさしく「温故知新」のことわざ通りだと感じいっていた。

1枚の写真がある。正装した男達の背後に「遠佐線佐呂間期成会事務所」と大き
く立看板が写っている。写真は昭和2年、遠佐線誘致運動祝賀会の記念写真だと
いう。

当時、遠軽〜佐呂間に鉄路を引く運動がおこった。遠軽から西芭露〜東芭露を経
て千葉団体を通過し川西から若佐へと入ってくるルートであったという。今は面
影も残していないが、若佐小学校と武士橋の間に30戸程の商店街が形成されて
いた。そこに駅の予定地も決まり、路線測量の仮杭もうたれたという。湧網線の
陰に隠れている秘話のひとつだ。

講演から2日目のことだ。まったくの偶然だった。山菜採りに遠出して迷い込ん
だ道筋が、写真の遠佐線ルートだった。

山道を抜け、集落にでた。そしてまた山道に迷い込んだ。曲がりくねった狭い道
は、緑の増した葉陰で薄暗く、熊出没の看板が目につき心細さがつのる。千葉団
地の地名があった。廃屋が道ばたに朽ちていた。東芭露…西芭露の標識を見なが
ら走ったのを思いおこした。若佐5、何キロの表示で確信した。幻の遠佐線を辿っ
ていたのだ。

樹間を人影がよぎったようだ…木杭を打つ音がきこえる…ヤマゲラのドラミング
のように… 。

 ●・・三羽の子カラス

「俺じゃないぞ、釜爺が倒せと言ったんだ」トシ爺が情ない顔で見おろしている。

釜爺の地所のとど松を伐りたおしたら、カラスの巣が落ちてきたのだ。トシ爺の
足元に羽のカラスの赤ちゃんが巣のなかでモソモソうごめいていた。責任上、釜
爺が育てる羽目になった。2週間前のことである。

その日から丸太小屋のテラスに、「飯をくわせろ」とわめく声が聞こえるように
なった。この声を聞くと部屋の中の釜爺…落ち着かなくなる。(中座)という訳
で朝の食事をさせてきました。

最初、何をたべさせていいのか、途方にくれた、肉を買ってきて切り刻んで与え
た。すると吐き出してしまう。格好の空き容器を見つけてきて、ほ乳瓶にした。
口のさきがくちばしのように長くのどの奥まで入る。牛乳を与えた。これは好評
で、食事の定番になった。

小麦粉と砂糖をサラダ油で練ってバードケーキをつくった。のどを詰まらせる。
慌てて、牛乳でながしこむ。この、バードケーキの食事はまあまあの評判だが作
るのが厄介だ。「ペットフードがあるじゃないか…」犬のを与えてみた。大好評
だ。おかげで「くわせろ」コールのうるさいこと…。また、わめきだした、たら
ふく食ったのにさ。

小さいながら野武士のような不敵な目つきにも、この頃は心なしか、親しみがや
どってきた。「大きくなったらやっかいだぞ」と忠告してくれる人もいて、釜爺
…情が移らぬ様、冷たくつきあおうと決意している。「昼まで食わせないぞ絶対
…」これも躾だ…。

こんな時、カラスの親ならどうするのかな…。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【懐かしの佐呂間】                           byももっち
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今週は記事が満載!っというのは言いわけですが・・お休みします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★【注目の新コーナー『サロマ湖ウルトラ100キロマラソンへの道』】★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今年もまたサロマ湖100キロウルトラマラソンが近づいて参りました。町民の
中にもたくさんの参加者があり、また「ほぼさろ」読者の方々の中には、このウ
ルトラマラソンをきっかけに、ネットでサロマにアクセスなさって来られた方が
多いのを知り、一月前となった今、特集を組んでみたいと思います。

 ★・・ウルトラマラソンとは?

普通、フルマラソンは42.195キロを走るのだが、ウルトラマラソンは長い
100キロを果敢に走るのだ。全国にこのウルトラマラソン、たしか21レース
ほどあったのだが、日本陸運公認レースはサロマだけだったように思う。そして
このサロマ湖マラソンで世界記録も樹立されているという由緒正しいマラソンな
のである。

 ★・・「サロマ」という名前のシューズがあるのをご存知かな?

webnewsのサロマ湖ウルトラマラソンの掲示板をのぞいていると、「サロマ」を
買うという話が出て来て、何ごとかと思いきや、サロマ湖マラソンの協賛でもあ
るアシックスから「サロマ100」とか「サロマレーサー」とかいうシューズが
売り出されているそうな。

興味津々で早速スポーツ店に行ってみたのだが、店頭にはなく、お願いしてカタ
ログを見せてもらった。確かに「サロマ」というシューズはあったが「売れない
のですか?」と聞くと「特殊な目的のためのシューズですから。」という返答。
くしくもカタログには“完走目的”とメモされていた。

しかし我が情報網を駆使しればチョチョイのチョイで「サロマ」の画像を手に入
れることに成功。とくとご覧ください。

まずは東京のS氏がお仲間の履いているものを“有楽町の街の真中で”脱がせて
撮ってくれたものを見ていただきましょう。

  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0522_marason1.html

次は大阪のM氏所有の「サロマ」です。今年も1足注文なさったそうです。5足
目に免じて(?)完走を目指すそうです。

  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0522_marason2.html

 ◎・・webnews「サロマ湖100キロウルトラマラソンの掲示板」はこちら。
    http://www.webnews.gr.jp/CgiBin/bbs-marathon.cgi

 ◎・・「サロマ湖100キロウルトラマラソンの掲示板」についてはこちらを。
    http://www3.runnet.co.jp/info/a/Saroma/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】                    by編集長さくらうめこ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近ほぼ毎日犬と散歩をしています。時おりスキー場の山の方へ行きますと色々
な鳥の姿や声が聞こえてとてもいい気持ちです。あの「ボボー、ボボー」と鳴く
のは何の鳥でしょうか。

鳥と言えば、先日留守中に我が家の猫どもがベランダと家の中を行き来しながら
お食事会を催したとみえて、家の中になんとスズメの残骸を発見!惨いやつめと
思いきや、今度は朝の散歩中、そのスズメがモンシロチョウを空中捕獲するシー
ンに遭遇し、これぞ弱肉強食の自然界かと感心したのです。

また話がスキー場に戻りますが、実は去年捕われて我が家で飼っていた野うさぎ
が、外に出した途端とてもとても恨めしい目をして山の方を見つめるので、とう
とうスキー場のてっぺんに放してやりました。無事でいるか心配だったのですが、
先日元気に飛び跳ねる野うさぎの姿をしっかりと見ることができました。あれが
うちのピーターちゃんだという確信はないのですが、でもとてもうれしかったで
す。もう野生のものを決して飼うまいと強く思いました。

釜爺のカラスの子、うまく育つといいですね。

毎日のサロマを写真にて紹介しています。佐呂間町のHPをご覧ください。

 ◎・・佐呂間町ホームページは
    http://www.town.saroma.hokkaido.jp/

また「編集裏話」をwebnews編集長の部屋に掲載、こちらものぞいてみて下さい。

 ◎・・webnews編集長の部屋は
    http://www.webnews.gr.jp/CgiBin/light-tomy.cgi

………………………………………………………………………………………………
 《佐呂間町の関連サイトはこちら》
 ◎サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/
 ◎日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。
  http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。
………………………………………………………………………………………………
【ほぼ週刊さろま】2002.05.22(毎週水曜日発行)第96号
 マガジンID:0000040784
   発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
 発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
   編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
   編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
………………………………………………………………………………………………
 ◎バックナンバーはこちら
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/backnumber.html
 ◎登録・解除などはwebnewsからも出来ます。
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html
………………………………………………………………………………………………
 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
 発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000040784)





◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登録
http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html