ほぼ週刊さろま2002.8.28 10:00発行 第110号
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┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━┓ ┏━━┻━━┛・・・・・・▼WEEKLY THE SAROMA!▼・・・・・・┗━━┻━━┓ ┃・★・・・・・ ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま ・・・・・★・┃ ┗━━┳━━┓・・・・・・・2002.08.28 No.0110・・・・・・・┏━━┳━━┛ ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━┛ わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。 (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください) ┌───────────────────────────────────┐ │【巻頭言】 by ももっち │ └───────────────────────────────────┘ やっと暑くなりました。っと言っても気温は25度前後、しかも予報では、そ れほど長くは続かないようですよ。あま りの寒さに、深まる秋と勘違いした のかどうか、峠では広葉樹の葉が黄色く色づき始めています。大雪山では初雪 が降ったというニュースも流れていましたが、私の記憶が正しければ、今は確 か8月・・・ですよねぇ〜? 早い年なら、お盆過ぎには口にできるはずの「とうきび」が今年はまだ高級品。 畑に下りてチェックしてみるのですが、見入りがまだまだなようです。木の実 が実る頃には、その美味を堪能できるでしょうか?浜では、マスも捕れている ようですし、正真正銘、秋ですねえ〜 9月スタートの分別ゴミまで後数日となりました。町広報や地区での説明会に て、再三にわたり耳にする“分別”という言葉。役場の方がこれほど丁寧に説 明してくれているにもかかわらず、動き出さないと分からない事も沢山ありま すね。みなさんのご家庭では“分別”についての意識と知識は万全ですか? ┃デントコーンとスイートコーン区別できますか?┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0828_iku.html ┌───────────────────────────────────┐ │【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ │ └───────────────────────────────────┘ 『“BSE”5頭目の発生に思う』 去る、8月22日神奈川県伊勢原市において1995年12月5日生まれの乳 牛が病気で廃用になったため検査をしたところ、BSEに感染していることが 判明し、法律にもとづき処分をしたとの報告をきいた。 5頭目の感染牛が確認された神奈川県、特に伊勢原市の酪農家および、関係者 は大きなショックを受けていることが、地元紙で伝えられている。 今年の3月、北海道の音別町で4頭目が確認されて以来、丁度五ヶ月が経過し ており、ひょっとしたらBSEもこれでおさまったかと思った人もいたことと 思う。しかし、残念ながら未だ収まっていないのが現実である、本当の原因は いまだ明らかではなく、更には同居牛に対する擬似患畜の取り扱いにも問題が あり、生産者も消費者も不安を抱いていることは確かである。 私は、以前にも述べた通り日本がBSEの汚染国であることは残念ながらゆが めない事実である。 しかし、BSEの最大の原因とされている肉骨粉の全面禁止を実施した昨年の 10月以降に生まれた牛の感染は、ほぼ心配ないが、それ以前に生まれた牛に ついてはBSEに感染している可能性は否定できないことを私たちは認識しな ければならないと思う。 いま、日本においては昨年の10月18日以降、食肉として市場に出回ってい る“日本産の牛”については間違ってもBSEに感染している牛肉は混入して いないことは信じていいでしょう。 しかし、今後6〜7年間の間は残念ながら日本の各地域においてBSEの感染 牛が見つかることを覚悟しなければならない。それはそれとして、一日も早い 原因の究明と清浄化対策に向けて、行政も生産者も努力を惜しんではならない と思う。 ┌───────────────────────────────────┐ │【告知板】 │ └───────────────────────────────────┘ 『サロマフリーマケットinホワイトドーム出店者募集!』 シンデレラ夢2002協賛企画!サロマフリーマーケットinホワイトドームを 9月8日(日)午前10時から開催します。 家に眠っている不用品を自分でお店を出して安い値段で販売しませんか? 高校生以上の方ならどなたでも出店できます。 お申込は、佐呂間町商工会(TEL01587-2-3448 担当:市橋)まで ........................................................................ 『図書館講演会』 テーマ : 子どもはおもしろい・文学はおもしろい 講 師 : 那須正幹さん 日 時 : 9月13日(金)午後6時30分 場 所 : 佐呂間町立図書館(2ー2215) 入場無料・託児あり 主 催 : 佐呂間町立図書館 「ズッコケ3人組」でおなじみの児童文学者、那須さんをお迎えします。 ┌───────────────────────────────────┐ │【あれは30年前 〜昭和47年8月号「広報さろま」より〜】 by Don │ └───────────────────────────────────┘ ・“活気あふれる天然帆立の水揚げ”・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〜富武士港〜・ 7月1日に解禁になった帆立漁獲も、操業1ヶ月順調な水揚げをみています。 今年は、湖内操業ということで、漁船も4隻がこれにあたっている。午後4時 過ぎ、帆立船が岸壁に近づく頃は、漁組の職員は総出、まさに緊張した戦闘? 態勢だ。 やがて荷揚げ、次から次と生きのよい大きな帆立が船揚げされると、さしもの 広い船着き場が帆立でいっぱいになる。量るもの、水をかけるもの、車に積む もの、加工場へ運ぶものと一連の作業が続いて獲物は次々と処理されていく。 みていても活気に溢れた作業行程だ。こうした作業が毎日繰り返されて、いき のよい帆立が中央市場へと送られ、サロマ湖の帆立の名声は、いやがうえにも 上がっていくのだ。 ┃記事はこちら┃ http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/47_08_hotate.pdf ┌───────────────────────────────────┐ │【ゴミ問題とリサイクル】 by d−b │ └───────────────────────────────────┘ 佐呂間町もいよいよ9月から一般ごみの分別が始まります。 今まで1つのごみ袋に入れていたものを「燃やすごみ」「燃やさないごみ」更 にリサイクル資源として「その他プラスチック」が加わり3つに分別すること になりました。分別は9月から始まりますが、11月までの3カ月間は試行期 間として皆さんに慣れていただく期間を設けています。最初は戸惑うかもしれ ませんが、現在のリサイクル資源の分別のように、次第に慣れてきますのでご 協力をお願いいたします。 収集日は次のとおりです。 『燃やすごみ』 佐呂間市街・西富・北・東 → 火曜日・土曜日 若佐地区 → 水曜日・(若佐市街のみ土曜日も) 浜佐呂間・知来・仁倉・幌岩 → 木曜日 その他プラスチック類の収集日は次のとおりです。 上地区 → 第2月曜日( 9日) 中地区 → 第2木曜日(12日) 下地区 → 第2金曜日(13日) 分別品目が増え大変になりますが、ご協力をお願いいたします。 ........................................................................ d−bのおまけ 佐呂間町役場の野球部が今年は全道大会に3回も出場しました。 結果は 高松宮賜杯1部北大会(中標津町) 2回戦敗退(遠軽支部代表) 国民体育大会一般B(丸瀬布町) 1回戦敗退(遠軽支部代表) 全道自治体職員野球大会(留萌市) 2回戦敗退(網走管内代表) 全道大会では今一歩およびませんでしたが、今後も全国に向け練習に励んでい きます。 丸瀬布で行われた国民体育大会北海道大会は、相手の若さとこちらのミスで大 敗となってしまいました。(結果は新聞を見てちょうだい)全道から集まった 強豪はやはり強かった。 ┃国民体育大会一般B 開会式┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0828_kirin.html ┌───────────────────────────────────┐ │【国際交流】 by ゆうこ │ └───────────────────────────────────┘ 『新しいAETはハイディさん』 今回は、佐呂間町の新しい語学指導助手として9月から勤務されるハイディさ んをご紹介します。 生まれ育ちはアラスカ州パーマ市。パーマ市から4人目の語学指導助手になり ます。パーマ高校を卒業後、アラスカ大学に進学し、卒業後は神奈川県で語学 指導助手として5年間勤務していました。都会暮らしから一転、佐呂間の大自 然に飛び込んできました。 彼女いわく「都会の暮らしも、ふるさとと全く違って新鮮だったけど、やっぱ り生まれ故郷のような佐呂間町が落ち着く。」だそうです。 まだ、来町したばかりで手探りの生活が続いていますが、みなさんハイディさ んを見かけたら、気軽に声をかけてあげてくださいね。(日本語OKです) ┃これがハイディさんです。┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0828_yuuko.html ┌───────────────────────────────────┐ │【今週のお知らせ】 by なおき │ └───────────────────────────────────┘ 8月28日(水) 粗大ごみ収集 栄・富武士 たまご教室 町民センター 10時 無医地区巡回診療 幌岩公民館 14時30分 8月29日(木) 若佐ふれあい会 若佐コミセン 10時 初心者水中運動教室 スター 18時30分 9月 1日(日) 佐呂間野球協会「夢の球宴」 総合グラウンド 9時 9月 3日(火) 献血車巡回 役場前 10:00〜11:50 農協前 13:00〜13:40 森永前 13:50〜14:20 岸組前 14:30〜15:00 佐呂間漁組前 15:20〜16:00 ┌───────────────────────────────────┐ │【今週の話題】 by ももっち | └───────────────────────────────────┘ 『一輪車競技大会』 去る8月25日、町体にて一輪車大会が開催されました。ご存知の方も多いで しょうが、道東中心に各市町村から300名近い出場者を集い、毎年開催され ています。下は幼稚園の可愛らしい姿から上は75歳という高齢者の方まで、 年齢層の広い一輪車の愛好家でタイムレースを競い合いました。 数十秒のタイムレースの中で起こる突然のアクシデントが面白い!なんて、一 輪車に乗れない私は平気で言えますが、選手の一人ひとりは、その数十秒間が とても長い時間なのでしょうね。 タイムレースももちろんですが、行程の最後に行われたアトラクションでは気 迫の演技を見る事が出来ました。一輪車に乗れない私でも、その華麗な演技に 魅了されたのですから、子ども達が「やってみたい!」と思う気持ちが分かり ます。これぞ、一輪車の素晴らしさなのだなーと感じる一日でした。 ┃一輪車大会のタイムレースとアトラクション┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0828_wadai.html ┌───────────────────────────────────┐ │【サロマ湖 浜だより】 by 海坊主 │ └───────────────────────────────────┘ 先週の台風の影響が嘘のように良い天気が続いています。 その台風での被害は知来、仁倉方面の農家ばかりでなく、浜でも被害がでてい ます。先週お知らせしたマス網漁ですが、網を全部上げることが出来なかった こともあり、網が破損したり、流されて砂に埋まってたりしてるみたいです。 それでも代わりの網をいれて漁を続けていますが、今週に入って大漁となって います。被害分を取り返せるように、ずっと大漁が続いてくれればよいのです が・・・。サロマ湖の中でも稚貝のちょうちんが絡み合ったり被害に遭った人 もいるようですが、今は平常の浜にもどっています。 今の浜は港のそばで、下水道の工事と浜の作業所の新築工事が重なって、違っ た意味でにぎやかになっています。 ┌───────────────────────────────────┐ │【キリンのぶつぶつ】 by キリン │ └───────────────────────────────────┘ 8月24(土)『軟式野球国体全道大会 』 サロマは朝から雨。数日前は台風13号で大雨。また雨だ〜。「どうしちゃっ たの??今年の夏は?」と思いつつ、ちょっと小降りになった雨を横目に、球 場に電話をすると「時間通り試合は始まってますよ。」との返事が..。 午前8:00遠軽町営球場にて「中山組」(北空知)VS佐呂間町役場の試合。 (球場に着いた時にはすでに、5回裏でした。) 曇り空でちょっと肌寒かった のですが、雨上がりでグラウンドのコンデションはバッチリ。観戦に来ていた 子供達から「お父さん頑張って〜。」の声援も聞こえる中、試合終了。残念な がら負けてしまいましたが、全道大会出場だからたいしたもんだ..。 ┌───────────────────────────────────┐ │【読者からのメール】 編集長のもとに届いたメールをちょっと拝見 │ └───────────────────────────────────┘ (サロマ人ではなかったですが、映画の自主上映会などで、近隣で活躍して いた彼も、海外青年協力隊でネパールはカトマンズに赴任したそうです。) こちらもいよいよ月曜日から仕事です。 同期隊員が風邪や日射病、食中毒や下痢でばたばたと倒れる中、なぜか一人だ け日本にいるとき以上に元気でやっています。 語学学校、地方・首都ホームステイと、自己学習と、それぞれ忙しい毎日でし たが、それなりに楽しめました。地方ホームステイはポカラという街から、山 を登ること1時間半、二階建てのちいさな家でした。でも山の上から見るポカ ラの夜景はとてもきれいで、ヒマラヤもちょこっと見えたよ。 こちらでは食事は皆、手で食べます。左手はトイレでお尻を拭く手、右手はご 飯を食べる手です。カトマンズでは、手で食べることはないかな。でもトイレ には普通、紙はありません。 一番、ネパールに来てびっくりしたことは、町中に牛があふれていることです。 このカトマンズの繁華街でさえ。車がひっきりなしに行き交っている道路の真 ん中を、平然と歩いています。こちらでは牛は神様なので邪魔でもどうするこ ともできず、たまにクラクションを鳴らす車があるくらいで、よけて通ってい ます。なぜこんなに街に牛があふれているのか、それはヒンドゥー教では牛が 殺せないからです。乳の出ない雄牛、乳のでなくなった雌牛は、すぐに捨て犬 のように、捨てられます。そんな牛が町中をさまよっています。 週が明けると、同期隊員も任地へ赴任です。わたしの場合、勤務先の支所10 ヶ所すべてを歩いてみてから、活動場所を決めるつもりなので、まだまだ隊員 ドミトリーでの生活が続きそうです。ではでは。 青年海外協力隊 平成14年1次隊 ネパール・家畜飼育カトマンズ郡畜産事務所 所属 T.O ........................................................................ (次は先日の大雨のお見舞いメールです。 ) ようやく青空が見えました。先日の台風はサロマにまた大きな被害をもたらし たのではないでしょうか。ちょうど、台風の二日間の大雨の時に知来と仁倉を 通りました。天気予報で100ミリを超すと洪水が心配になります。帰り道、 やはり畑は冠水していました。天災とはいえ、なにも収穫のこの時期に洪水に ならなくてもいいのにと思います。なにもできませんが、サロマを離れていて 心が痛みます。お早い回復をお祈りしています。 るべしべ しじみ ┌───────────────────────────────────┐ │【驚き 桃の木 サロマの記】 by マーチ │ └───────────────────────────────────┘ (なんだ、先週のはどうも中途半端だなと思いきや、書きかけだったじゃな いですか。その続きになるので、キャベツの草取りからもう一度、お読み ください。 ) 『キャベツの草取り』 紫蘇の仕事から数日後。ようやくいい天気になってきた。朝5時半起床。6時 から畑に行く。大槻さんは4時頃から畑に出ているとのこと。今日はキャベツ 畑に行く。 鍬でキャベツ畑の草を取る。キャベツとキャベツの間に生えた雑草を取り除い ていく。鍬を使って雑草の根を切る事と土に空気を入れる事が目的。鍬が入る 事で土も元気になる。大槻さんいわく「土を動かす。」らしい。 畑の土が柔らかいので、腰を屈めなくても鍬がどんどん仕事をしてくれる!と 思ったのは最初だけ。行けども行けども畝は続く。でも、土を見ながら、キャ ベツを見ながら進んでいくと、ようやく畝の最後に近づいていく。畑仕事は根 気のいる仕事。 次の日は、別の場所のキャベツ畑で仕事。ここは、昨日と違い、石が多く土が 堅い。今日は、腰を屈めて鍬を使う。土がごろっごろっとこぼれて行く感じ。 でも、土の中からミミズが出て来たりして、うれしくなる。それに、土が悪く ても、キャベツはしっかり根を張っている。人間も温室育ちより、厳しい環境 で育った人はしっかりしているからなあ。このキャベツも逞しくおいしく育っ て欲しい。 『ブロッコリーの収穫』 今度はブロッコリーの収穫を手伝う。キャベツのように葉を広げた中に、ブロッ コリーの花(可食部分)が一つおいしそうに咲いている。 収穫できるブロッコリーを茎からバッサリと切り取って、幾つかずつの山にし ていく。今度は一つずつ余分な葉を切り取って、花を傷めないようにある程度 の大きさにする。それをカゴの中に12個ずつ入れる。それが収穫作業。 素人の私にはどれもおいしそうなブロッコリーに見えるけど、大槻さんはちゃ んと収穫できるかどうかを見極めて、ブロッコリーを刈り取って行く。花の直 径が12cm位というのがだいたいの目安らしい。 葉を切り取るのは包丁を使う。鍬とは違って力は要らないけれど、花を傷めな い事に気を使いながら、ひとつひとつ作業が続く。普段何気なく食べているブ ロッコリーも、こんな手間をかけて収穫していることを初めて知った。 ザザアーっとさざ波のように、風が山肌を駆ける音がする。私たちは、その中 でシャッシャッと包丁を動かす。 農家では新鮮な野菜がいつでも食べられていいなあ。もぎたてのトマトを丸か じりさせてもらった時のうれしさとおいしさ!けれども、現実に野菜を育てる という事は延々と続く手作業のくり返しなのだ。北海道の広い大地ではもちろ ん機械に頼らなくてはならないだろう。でも、下草を取ったり、収穫の時はす べて人の手だ。「根気」がなくてはできない仕事だ。実感! 体験を終え、大槻さんに「もっと(長い間)、仕事ができたら良かったのに。」 というと、「これ位で良かったんじゃない?」と痛い所をつかれてしまった。 農業は甘い仕事じゃない。けれど、大阪では味わえない青い空と緑の山、自然 の大地の中で仕事ができる、うらやましい限りです! 『夏が終わる、旅も終わる』 初めて訪れた北海道。18日間お世話になった佐呂間町、うめこ宅。高いビル ディング、密集した家屋、車の騒音、そういうものが一切ない場所。少し車を 走らせれば、山あり、川あり、海に湖まで揃っている。自然に囲まれるという のは、まさしくこういう事でしょう。おまけに人がいい!編集長のお陰で、い ろいろな人に出会わせてもらいました。漁師さん、農家の人、酪農家、それに 仁倉小学校の子供達と先生方。こんな北海道を体験できるなんて、どのツアー にもないよ!さらに、サロマ町や常呂町で、町に住む人達自身が自分達の手で それぞれ独自の町作りをしている事にも感心。だからこそ、人と人の繋がりの 密度が濃いんだな。ちいさな町の良さを十分味わいました。 うめこ編集長をはじめ、尾崎家のみなさん、サロマ町、常呂町のみなさん、あ りがとうございました。 ┃太鼓をたたくマーチ。┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0828_saromanoki.html ┌───────────────────────────────────┐ │【とものお気楽日記】 by とも │ └───────────────────────────────────┘ ○月○日(○) 収穫 毎年、この時期になると、農家の家から(うちも農家だが)ミニトマトなどを 大量にもらう。ビニールハウスで取れたスイートコーン、トマト、茄子、胡瓜、 長葱、ピーマン、それに西瓜、、これらはうちのばあちゃんから。夏を感じな がら、スイートコーンをかじり、ミニトマトをほおばり、胡瓜の浅漬け、茄子 とピーマンのいためもの、、、旬であり、10分前に取られた新鮮野菜。おい しくないはずはない。生命というものに感謝し、作ってくれたばあちゃんたち に感謝し、それを調理した自分にも感謝。食べてくれる子供たちにも感謝。 食事というものは、実は、感謝の気持ちでいっぱいなはず。だが、好き嫌いの 多い子供や大人も多い。形が嫌、においが嫌、食感が嫌、味が嫌、、、、、、 それを「食べなさい」と怒っても、実は仕方ないことかもしれない。 食べ物が育つ姿を知らない。それを作る人を見たことがないから感謝もない。 調味料で味を消された野菜たちしか知らない。ないないづくしの食生活では、 食べれないと言われても、食べろとは言えない。 この時期がチャンス。農家のハウスや畑にいっぱいトマトやナスができている。 「トマトがおいしそうだからひとつもらってもいい?」などと、子供を連れて お出かけあれ。サロマの農家のおばあちゃんたちはみな優しい。「ひとつとい わず、たーーんともらいなされ」なんていわれたら嬉しいね。枝からもぎ取っ た野菜をその場でかじるべし。トマトの甘さ、胡瓜のこりっとした食感。トマ ト嫌いの子供たち、食べてごらん。トマトには産毛もあるの知ってた?そして、 その野菜たちを作ったおばあちゃんの顔を見てごらん。きっと、すごく嬉しそ うにしているはず。 顔の見える食生活。嬉しそうな笑顔のおばあちゃんの顔を思い出しながら食べ てみたら、案外簡単に好き嫌いもなくなるかもしれない。 もらいすぎた野菜は、トマトはそのまま冷凍し、トマトの煮込み料理の時に使 える。スイートコーンは実を包丁で削り、ミキサーでコーンスープを作れる。 ピーマンは生のまま切って冷凍保存できる。 年中野菜を栽培できない北海道だからこそ、今この時期に、おいしい野菜たち の姿を見て感謝できる心を養いたい。 ┌───────────────────────────────────┐ │【編集後記】 by 編集長さくらうめこ │ └───────────────────────────────────┘ 秋になったり夏にもどったり・・、気温の変化も忙しい今日この頃です。2学 期が始まり、カボチャ祭りのシーズンです。仮装に頭を悩ます子ども達、出店 の準備に走り回る大人達。来週はその予告ができるといいですね。 さて9月です。サロマもゴミの分別が始まります。町の中でも「あれはどうす るの?」などと様々な疑問が聞かれます。やってみて始めて分からないことも また出て来ると思いますので、メルマガの中でもd−bの力を借りて、お知ら せしたり考えたりしていきたいと思います。 夏から秋にかけてサロマに観光に来られる方も多いのですね。みなさん、楽し い、いい旅でありますように。サロマの感想などもお寄せいただけるとうれし いです。 最後に、「スクーターと古いサイクリング車をあげます。」という話がありま したが、どこにも載せられなかったのでここに書かせてもらいます。お問い合 わせはメルマガ編集部までどうぞ。 最後の最後。先週号でちょうど読者数が600名になりました。始めた頃には 信じられないことです。読んで下さっているみなさん、本当にありがとうござ いました。心からお礼申し上げて、そしてまた今後もがんばっていいメルマガ にしていくよう務めたいと思います。 最後の最後の最後に、お近くのみなさん、今週の金曜日の夕方のNHKテレビ で、いつだか編集長が生出演して「ほぼさろ」のことを熱く語った番組の再放 送があるそうです。地方版なので、遠くのみなさんにはご覧になれないことを お断りしておきます。(書いておいて見なくてもいいよと言う、この矛盾。) それでみなさん、また来週、お会いしましょう。 ┌───────────────────────────────────┐ │ 佐呂間町の関連サイトはこちら │ └───────────────────────────────────┘ ▼サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/ ▼日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。 http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 【ほぼ週刊さろま】2002.08.28(毎週水曜日発行) 第110号 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ マガジンID:0000040784 発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会 発行責任者:干 場 久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp 編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp 編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp …………………………………………………………………………………………… ▼バックナンバーはこちら http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/backnumber.html ▼メールマガジンの登録・解除などはこちら http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html …………………………………………………………………………………………… このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。 http://www.mag2.com/ |
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