ほぼ週刊さろま2002.9.18 10:00発行 第113号
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┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━┓ ┏━━┻━━┛・・・・・・▼WEEKLY THE SAROMA!▼・・・・・・┗━━┻━━┓ ┃・★・・・・・ ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま ・・・・・★・┃ ┗━━┳━━┓・・・・・・・2002.09.18 No.0113・・・・・・・┏━━┳━━┛ ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━┛ わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。 (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください) ┌───────────────────────────────────┐ │【巻頭言】 by ももっち │ └───────────────────────────────────┘ 深まりつつあるオホーツクの秋、木々の葉は少しづつ色付き始め、私達の目と 心を癒してくれています。春には、見事な桜の花を観せてくれた若佐神社の境 内には、紅葉した風景が広がっています。 「○○の秋」とよく言いますが、私の場合、なんといっても“食欲”の秋です。 北海道に来て13年目になりますが、まだまだ口にした事のない味覚も沢山あ ります。先日、知人から“ホワイトコーン”というものを頂きました。その名 の如く、“白いとうきび”です。黄色いとうきびよりも実が軟らかく甘味も増 している感じがしました。もう一つ、“紅丸”というもの。「これは何ぞや?」 皮が赤く、見た目はちょっと丸めのさつまいも?といった風貌なのです。サロ マでさつまいもが実るのか?と関心して食べて見ると、それほど甘くはなく・・ つまりそれは、じゃがいも種だったのです。 これほど沢山の、口にできる物を手に取り、つくづく『生命』というものを見 つめ直してみようと思う私です。食べる事のできる幸せ、“あたりまえ”とい う事を有難く感じる秋です。 ┃若佐神社境内の紅葉┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0918_iku.html ┌───────────────────────────────────┐ │【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ │ └───────────────────────────────────┘ 『牛肉と日本人(2)』 “牛肉と宗教”朝鮮半島からの牛の渡来は運搬、農耕や皮革利用とともにその 肉食を伴っていた。 当時の日本人は野獣野鳥の肉食には慣れていたが、家畜を屠畜として肉食する 経験は珍らしかった。その肉食に慣れはじめたころの天武天皇四年(676年) には仏教の教えにもとづき肉食禁断の令がはじめて発せられたとの記録がある という。 しかし、その仏教も渡来人によって日本にもたされたのだから考えてみると皮 肉な事態だと思う。そして、牛肉を主に食べていたのが渡来人集団であり、そ の習慣は中世から近世まで続いたと言われている。 確かに、牛肉食は古く朝鮮半島から渡来してきた人達によってもたされたが、 それは、決して閉鎖的なものではなく、やがて野獣肉食に慣れていた日本人の 間にも広がっていった。一方渡来してきた人々も当然ながら日本の社会に同化 してきた。 ここで、天武天皇の肉食禁断の令を紹介すると次のようなものである。「今後、 漁業や狩猟に従事する者は、檻や落とし穴、仕掛け槍などを造ってならぬ。四 月一日以降九月三十日までは、隙間の狭い梁を設けて魚をとってはならぬ。ま た牛・馬・犬・猿、鶏の肉をたべてはならなぬ。・・・もし禁を犯した場合は 処罰がある」。 当時、もっとも多く食べられていた鹿、猪、兎、雉、鴨、山鳥などは禁断の対 象になっていない。このことは役畜として重要な牛馬の保護を中心におき、さ らに食糧として必須な狩猟漁労の獲物を除外したものと思われる。 いづれにしても、この時代は宗教的概念からして牛馬などを食べることはあま りなかったのであろう。「この牛馬は亡き父母の生まれ代わりかも」という形 で肉食禁忌意識を感覚的に強めることになったと吉田氏は分析している。 ┌───────────────────────────────────┐ │【告知板】 │ └───────────────────────────────────┘ 『チャリティープロレス大会のお知らせ』 佐呂間町商工会ではオホーツクカード5周年記念として、「チャリティープロ レス大会」を開催したいと思います。詳しくは下記をご覧の上、今年のお祭り はみんなでプロレスを楽しもうではありませんか! と き : 9月24日(火)午後5時会場、6時試合開始 ところ : 佐呂間町体育館 料 金 : 大人2000円、子ども(中学生以下)1000円 その他、オホーツクカードのポイントやPスタンプの台紙交換 で入場券を入手できますので、詳しくは商工会まで! Pスタンプラリーの制度もありますよ! 主 催 : 佐呂間町商店街振興協同組合(2ー3448) ┌───────────────────────────────────┐ │【ゴミ問題とリサイクル】 by d−b │ └───────────────────────────────────┘ いよいよ今月からゴミの分別収集が始まりました。ひととおりゴミ収集のサイ クルが回り、どんなものだったでしょうか。色々なウワサや情報がひとり歩き もしましたが、正しい情報を得て、正しいゴミ出しをいたしましょう!それに は分からないことは聞く。これも大切なことです。では、今週の質問とまいり ましょう。 【先週提出された質問への解答です。】 ●質問その1 生クリームの紙パックは「紙」と書いてありますが、燃えるゴミでいいです か。外側が紙で、中がアルミになっているのです。 答え:紙パックの中がアルミのものは、アルミをはがし、紙は燃やすゴミ、 アルミは燃やさないゴミに捨ててください。アルミがはがれにくい場 合は、燃やさないゴミに入れてください。 ●質問その2 その他プラスチックがたくさんたまって、月に1回の収集では困ります。回 数を増やしてもらえませんか。 答え:「その他プラスチックの回収を増やしてください」との要望が多いた め、現在、隔週(第2・第4)での回収を検討しています。もうしば らくお待ち下さい。 ........................................................................ 【今週の質問です。】 ●質問その1 生ゴミは透明のビニール袋に入れてもいいのですか。またビニール製のごみ 取りネットも生ゴミを入れたまま「燃やすゴミ」に出してもいいのですか。 ●質問その2 ゴミ箱を新調したいと思いますが、大きなゴミ袋しか収集してもらえないの ですか。春からゴミ袋が有料化された時も、大きなサイズのゴミ袋しかない 予定ですか。 我が家もやっとのこと、新しいゴミ箱をゲットして我が家のゴミ問題も、一歩 解決に向かって進むことができました。みなさんのお宅ではどうしていますか、 ゴミ箱問題! ┌───────────────────────────────────┐ │【あれは30年前 〜昭和47年9月号「広報さろま」より〜】 by Don │ └───────────────────────────────────┘ ・“森永乳業佐呂間工場”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〜本格的操業に入る〜・ 乳業工場の誘致運動をはじめてから数年、その間、いろいろ紆余曲折を経て、 漸く本年度春完成、試運転を兼ね操業に入っておりましたが、先月19日、公 民館で内外から大勢の関係者を集めて、落成祝賀会が行われました。工場も、 これを契機に本格的な操業に入っています。 この建物は、西富サロマベツ川のほとりに建ち、面積4800平方メートル鉄 筋平屋建、総工費12億円で、工期は2年かかりました。 この工場の操業によって、1日360トンの原乳の需用があり、従来、消流面 に停滞気味だったものが急激に増えて、酪農家の生産意欲の充実は目を見張る ものがあり、ひいては、搾乳牛の飼育管理にまで好影響を与えて、酪農家の飛 躍的発展が期待されています。 現在、従業員は40名ですが、操業は殆どオートメーションシステムで、バター 粉ミルクを製造しています。 ┃記事はこちら┃ http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/47_09_morinaga.pdf ┌───────────────────────────────────┐ │【今週の話題】 by うめこ │ └───────────────────────────────────┘ 『敬老会』 敬老の日の15日、サロマでは市街と浜佐呂間で敬老会が開催されました。わ たしはお手伝いで参加させてもらいましたが、みなさん、きれいに着飾って、 早くから会場にお越しになり、楽しみにしているのだなあと実感しました。お 洒落をしたおばあちゃん、素敵でしたよ。若かった頃を想像しました。きっと きびきび活発に動く方だったのでしょうね。 カラオケを絶唱する紳士の姿もとてもカッコ良かったし、昼間っからおチョコ でお酒をぐいっと飲み干すおばあちゃんもまたカッコ良くて惚れ惚れしました。 そんなみなさんを見て、心からいつまでもお元気でと願わずにはいられません でした。 楽しい日々でありますように。そして来年の敬老会もまた元気に出席して、お 仲間とともに楽しい一日を過ごせますように。 ┃敬老会の一こまです。┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0918wadai_w.html ┌───────────────────────────────────┐ │【今週のお知らせ】 by なおき │ └───────────────────────────────────┘ 9月18日(水) ヘルスアップ教室 体育館 10時 シルバー健康教室 体育館 13時30分 ワード・エクセル講習会 佐呂間中学校 19時 9月19日(木) 若佐ふれあい会 若佐コミセン 10時 9月20日(金) 寿大学 町民センター 10時 リハビリと友の会 老人福祉センター 10時 心配ごと相談 老人福祉センター 13時 ワード・エクセル講習会 佐呂間中学校 19時 9月21日(土) サッカー教室 多目的広場 9時 お話広場 図書館 14時 9月22日(日) 音楽教室発表会 町民センター 9時 9月24日(水) いきいき親子セミナー 児童館 10時 ヘルスアップ教室 体育館 10時 シルバー健康教室 体育館 13時30分 佐呂間神社秋季例大祭 〜26日 9月25日(水) ゴミ回収、ゴミ処理場休み 無医地区巡回診療 幌岩公民館 14時30分 ┌───────────────────────────────────┐ │【サロマ湖 浜だより】 by 海坊主 │ └───────────────────────────────────┘ 今、浜は稚貝の本分散が行われています。 が、それどこでなく、土曜日のお昼近くにサロマ湖湖口沖で遊漁船の転覆事故 がありました。2人が死亡、5人が行方不明、3人が救助されています。 現場は非常に潮流が速く、瀬があり、潮と瀬がぶつかり、波が高くなる場所で、 漁業者でも非常に気を使う場所となっています。 当日の朝はベテラン漁業者も湖口で引き返したようです。自分も午後から救難 所の召集がかかり捜索に参加しましたが、何の手がかりも見つからず、翌日の 捜索でも見つかりませんでした。16日夕方に船が見つかり、17日午前中に ひきあげられましたが、行方不明者は見つかりませんでした。助かった2人は 救命胴衣を着用しており、残りの7名は着用しておらず、生死の明暗をわけて しまいました。我々も昨年の事故以来、着用が義務となり、改めて救命胴衣の 効力がわかりました。 サロマ湖上空はヘリコプターが飛び交い捜索が行われています。残された家族 の気持ちを思うと1日でも早く見つかってほしいものです。 ┌───────────────────────────────────┐ │【キリンのぶつぶつ】 by キリン │ └───────────────────────────────────┘ 9月9日(月) 『アキアジ』 サロマ別川で「アキアジ」の遡上。海から生まれ故郷の川に、産卵のため流れ に逆らって次々上って行きます。生まれた場所まで判るのでしょうか?浅瀬で 飛び跳ねながら、かなり川岸に近いところでも、ここにもいるよって感じでし た。 海を回遊中の若い鮭を「ケイジ」、春から夏にかけて回遊するのが「トキシラ ズ」沿岸まで産卵に来たのが「メジカ」、産卵をまじかに河口まで来ると「ア キアジ」産卵後は「ほっちゃれ」と呼ばれるのだそうです。(間違っていたら ゴメンナサイ。)これだけの名前がつくほど、おなじみの鮭。「ほっちゃれ」 になるまで、川を上って行く姿は感動ものです。 お茶漬け・おにぎり・イクラも美味しい。「おいおい。食べる気か?ここまで 上ったらおいしくないぞ。」って鮭に怒られそうです。川に上った鮭は禁漁で したよね? 頑張れ「アキアジ」。 ┃サロマ別川を遡上するアキアジ┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0918_kirin1.html ┌───────────────────────────────────┐ │【とものお気楽日記】 by とも │ └───────────────────────────────────┘ ○月○日(○)『天国』 芋ほりの最中、立て続けに葬儀に出た先週。死というものがこんなにもあっけ なく突然やってくるものとは思いもしなかった。 芋は、傷芋、腐れ芋、青芋、チビ芋、割れ芋、そして泥の塊を除かれ、綺麗な 芋だけが選別されて籠に入る。5人で選別しても間に合わないほど、今年の芋 は、ひどかった。 今日、ホタテの貝殻が体に突き刺さった芋を「くず芋」として投げられるのを 見て、ふと思った。痛々しいその芋が投げられた「くず芋」の籠は、天国とい うところなのかもしれない。人に傷つけられ、苦しめられた人は、やっぱり、 神様は天国に連れて行ってくれるだろうな。人を傷つけ、苦しめ、でもそうし た自分を見つめ続ける人も、やっぱり、天国へ行くだろうな。そういう人こそ、 天国に行くんだろうな。そんな芋とは関係ないようなあるようなことを思いな がらも、あまりに死を身近に感じすぎるこのごろだったので、変な気持ちで芋 ほりをしていた。 そういえば、突然私の前から消えてしまったあの人も、いつも、「ともちゃん、 ともちゃん」と声をかけてくれた。そんな声がもう心の中でしか聴くことはで きないけれど、でも、「ともちゃん、安心しなさい、ここはいいところだよ」 って、あの日から、ずっと私にささやいてくれている。そんな気がする。その 人はその人なりに、苦しかったんだろうな。だけど、今はきっと笑顔なんだろ うな。笑顔の姿しか思い出せないから。そんなことを思いながら、朝から晩ま で頭の中はクリスチャンの葬儀で弾いていたオルガンの讃美歌の曲が頭の中を ずっと流れ続け、芋がにじんで見えなくなるような芋ほりを今日もしていた。 ┌───────────────────────────────────┐ │【あっちこっちのサロマニアン】 by 小梅 │ └───────────────────────────────────┘ ここ最近、1周忌を迎えたニューヨークテロ事件。あの深い悲しみと憎しみを 生み出した出来事を発端に世界が大きく動きだした。今やアメリカ政府は他国 の意見に耳を貸さず、武力行使の体勢をくずそうとしない。どうしてこうまで 冷静になれずにいるものか、とやり切れない思いである。まあ、実際に親類を 亡くした身でもないし直接的な被害者でもない、だからこんなことが言えるの かもしれない。でも、戦争で物事を無理矢理解決しようとするやり方には、ど うしても賛成できない。しかもあの事件は、冷戦時代にアメリカ政府があちこ ちの国にアメリカに有利な軍事力強化のための資金を配付し、冷戦も終わり、 それら軍事力が自国にとって不要のもの、逆に脅かす存在となることを恐れて つぶしにかかったことから始まったもの、と聞いた。自分でまいた種ではない か!と自己中心さに全く呆れる。 戦争はいつだって深い悲しみと虚無を生み出し、人々は心に癒えない傷を受け る。被害を受け、多くの大切な命を奪われたアメリカがいきり立つのは仕方の ないことだと思う。だが一方で、その怒りを乗り越え、冷静に物事を見つめて、 本当にすべきことを見つめようとする人間もいる。怒りまかせに仕返しとばか りに戦争を持ちかけた所で、何の解決になろうか、と思う。 実際イスラエルの国を襲った爆撃戦はあちらの国の多くの命を奪い、人々の希 望を奪い、子どもたちの未来を奪った。傷つけて破壊して、その結果自国と同 じ悲しみを敵国に与えたことで何が満足なんだ?アメリカよ、という思いだ。 ここまでくると、プライドに反したものに対して力を見せつけた、というよう な幼稚レベルの出来事にさえ見えて来る。深い悲しみの味を理解するのなら、 それと同じものを相手に与えて思い知らせる、と言うやり方ではなく、悲しみ の味を知るからこそ、同じ出来事が2度と起こらぬように考えることができれ ば、と思う。そんな広い心と思いやりを、誰もが持っていれば、と願う。 実際、わたしが北海道で暮らしていた頃にはニュースで戦争の報道をしていて も、どこか遠くの出来事として見ていた。でも、沖縄に来て、あのテロ事件が 起きたその日から、米軍基地から空へと何機もの戦闘機が飛び交い、朝から晩 まで騒音が続き、これは今、実際に起きている出来事なんだ、戦争は実際起こっ ているんだ、今日もこれらの戦闘機の中にたくさんの命を奪うものかあるかの しれない、と初めて思った。(沖縄の人は湾岸戦争の時のがもっとすごかった よ〜なんて言ってケロッとしていたけど・・・。) そんな中、昨夜元バイト先のオーナーと飲む機会があり、この話題であれこれ と話し合った。オーナーがいうには、いつか地球上の国々は1つの国家になる だろう、ということだった。その先例がヨーロッパのユーロだ、と。このオー ナー、なかなかの変わり者で考えもしないようなことを口にする人である。考 え方がユニークで、斬新で、それでいて可能性を秘めるような自信のある口調 で語るものだから、いつも感心させられる。事実雑学で、現代の出来事に敏感 だし、聞く話にはところどころ学ぶものが含まれている。その日もオーナートー クは炸裂していた。 はじめこの話を聞いた時、ふ〜〜む・・・と首をかしげた。世界中で起きてい る紛争など、国と国、人種と人種がこんなに争っている今のこの状況を目の当 たりにして、どうしてそんな発想がでてくるのだろう・・・と。でも後の話を 聞いて納得。要はこれから私たちが考え方を変えていけばよいのだ、と。 著しく国際化が進む今、あらゆる人種がいて、それゆえ彼らが歴史を積み重ね て創造してきた誇り高き文化、習慣、宗教、価値観も様々である。私たちに必 要なのはそれらの境界を乗り越えるべく互いを尊重し認め、受け入れることの できる能力であると思う。とても簡単なことではない。でも、できないことで もないだろう。ここで大きく変わるのだと思う。できない、じゃない。できる。 可能性を投げることは希望を捨てるのと同じだ。 オーナーは話の続きをこう語った。 今の10〜20代のヤツラに互いを受け入れ、尊重し合う心がきちんと備われ ば、大きく変わるんだ。お前らは、だから責任があるんだよ。これからの地球 と、人類と、国に。だから自分の国についてよく知るべきだ。本でも新聞でも、 資料からでも、自分が生まれ育った国のことを見つめなさい。それから他国に ついても学びなさい、と。本や資料だけからじゃ感じることのできないものが アルから、できるならその地に足を運びなさい、とも。『百聞一見にしかず』 だよ、と。人々の眼の色を見て、その国の空気を肌で感じて、土地を自分の足 で踏み締める経験をたくさんしなさい、オレは、そんな若者が増えることをね がっている、と。 かっこいいオーナーです。(でも酔っ払ったらすごいの。ひょう〜〜〜!とかっ て吠え出す・・・。でも憎めない。)私たち若者の話に真剣に耳を傾け、真剣 に応えようとしてくれる。尊敬できる大人の存在の1人です。 さて、今後どうなるものやら・・・こんなふうに自分の価値観からものはいく らでも言えても、自分の力でどうにかできるような問題じゃないのがもどかし い。首を突っ込んでいるような軽率な行為にも思えてしまう。それだけまだ、 どこかで他人事と思っている部分があるのだと思います。世界の動きから目が 離せません。 ┌───────────────────────────────────┐ │【編集後記】 by 編集長さくらうめこ │ └───────────────────────────────────┘ かぼちゃ祭りが終わると途端に“秋”ですね。畑では収穫作業が急ピッチで進 み、川にはマスがあがり、食卓もすでにすっかり“秋”です。 サロマ湖で大きな事故がありました。助かった2人の方は救命胴衣をつけてい たと聞いた時、浜の仕事を手伝いに行った時にうるさいくらいに救命胴衣をつ けるよう言われたことを思い出しました。まだ不明の方の行方はわかっていま せんが、一刻も早く見つかることを祈っています。 トンコトトントコ、夕方になるとお祭りの行列を先導するボーイスカウトの太 鼓の練習の音が聞こえます。これが聞こえると、今年も秋祭りの季節がきたの だと思う訳です。最初へたくそだったのが、徐々に上手になるのが音でわかり ます。でも今年は初めからなかなか上手で、リズムもピッタリの元気な音が聞 こえています。ボーイスカウトも今年の夏は大阪の日本ジャンボリーに出かけ たので、いつもと訳が違うのでしょうか。とにかく今年も無事に収穫を感謝す る秋祭りを迎えることができたことをうれしく思います。 ではまた来週。来週の編集はお祭りの中、おでんや綿あめを食べながら楽しく やりたいと思います。ではまた来週。 ┌───────────────────────────────────┐ │ 佐呂間町の関連サイトはこちら │ └───────────────────────────────────┘ ▼サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/ ▼日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。 http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 【ほぼ週刊さろま】2002.09.18(毎週水曜日発行) 第113号 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ マガジンID:0000040784 発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会 発行責任者:干 場 久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp 編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp 編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp …………………………………………………………………………………………… ▼バックナンバーはこちら http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/backnumber.html ▼メールマガジンの登録・解除などはこちら http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html …………………………………………………………………………………………… このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。 http://www.mag2.com/ |
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