ほぼ週刊さろま2002.12.11 10:00発行 第125号

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┃・★・・・・・    ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま    ・・・・・★・┃
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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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│【巻頭言】 by ももっち                                                │
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 ここ数日冷え込む日が続いています。本州出身の私としては、この“しばれ”
 にはいまだに慣れず(道産子の方でも同じか・・)つるつる路面にあくせくす
 る毎日を送っています。先日は、昼間解けてしばれた道に、雪が降り積もった
 ものですから大変な目に遭いました。

 師走に入ってからというもの、なんだか心忙しく先週は何をしていたのだか思
 い出す事すら出来ないほどです。1週間がたちまちの内に過ぎ、あっという間
 にクリスマス・お正月を迎える事になるのでしょうね。じっと立ち止まって、
 サロマの雪景色を眺めるような心の余裕が欲しいものです。

 登下校の子ども達が、つなぎのジャンパーを着出しました。そろそろ、肥料袋
 を担いで動き始めるのでしょうか?スケートやスキーなどウインタースポーツ
 もシーズンですね。スキー場オープンが待ち遠しい私です。

 ┃今週のサロマ、雪景色です。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_iku.html

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│【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ                        │
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 『市町村合併の動き(その3)』

 佐呂間町の今朝の最低気温はマイナス20度と12月には珍しい寒波の到来で
 あり、日課としている我が家の愛犬の散歩も大変であった。今は、雪が少ない
 ため余計に寒さを感じるのかもしれない。

 さて、市町村合併の件であるが、だんだんと追い込まれる感じである。今日も
 遠軽7ケ町村、サロマ湖4町の首長と議長との意見交換がそれぞれ行われた。
 国が定めた合併特例法が17年3月で失効することもあり、何処の自治体も気
 持があせり、何とか方向性を定めねばと考えているのは、この地域も同じであ
 る。

 肝心なのは、それぞれの住民がどう判断をするかが一番大切なことは言うまで
 もないが、その判断材料を明確にするのが大変難しい。今日の話の中では、そ
 れぞれの町村において12月の定例議会で再度充分な話合いを行い、方向性を
 見出そうと決めた。

 誰もが、自分の住んでいる町が一番いいのは当たり前である、自分の町の名前
 がなくなるのは何としても避けたい、それは当然のことだと思う。

 しかし、皆で考えて、どこかで結論を出さなければならない時は近いかもしれ
 ない。是非とも将来に夢が描けるものでありたい。

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│【慶弔】 by ももっち                                                │
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 ★心よりお悔やみ申し上げます。

  渡部 梅一(大成)   78才 12/5死去

  松浦 藤雄(共立)   86才 12/4死去

 ☆お誕生おめでとう。

  片平尚宏さん・恵美さん(宮前町)  幸姫(さき)ちゃん 10/1生まれ
  市村和弘さん・由佳さん(西富)    優衣ちゃん(ゆい) 10/5生まれ
  浜本優一さん・奈美子さん(富武士) 陽平(ようへい)くん10/19生まれ
  太田忍さん・留美子さん(栄)      樹(いつき)くん  10/24生まれ

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│【あれは30年前 〜昭和47年11月号「広報さろま」より〜】 by Don   │
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 ・・“部落から”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・       〜若々しい得意の「ノド」を披露            ・
 ・・・・・・・・・・・暖かい雰囲気で1日を過ごす町内老人研修会〜・・・

 豊かな老後を過ごすために、老人自身がどのような心構えでいたらよいか、対
 家庭、対人関係などいろいろな面を含めて「老人研修会」が、11月24日、
 総合体育館で開かれました。当日は、あいにくの雨降りでしたが、町内から300
 名のおとしよりが集まり、小野三男先生の「楽しい家庭生活をするために」と
 題した講演を聞き、これからの老後の新たな思いに心を馳せました。続いてレ
 クリエーションが行われ、舞踊、民謡、剣舞などたくさんの出し物がありまし
 たが、おとしよりの方の若々しい声の披露が次々とあり、満場の喝采を浴びま
 した。
 やがて午後3時、楽しい1日をゆっくり過ごしたおとしよりは、それぞれ車で
 帰途につきました。

 ┃記事はこちら┃
  http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/47_12_buraku.pdf

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│【今週の話題】                                                   │
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 『佐呂間駐在所新設移転』

 去る7日の土曜日から、サロマの駐在所が大通りの方に移転しました。今まで
 の交番は裏手にあって分かりにくかったですが、今度はメインストリートに面
 し、明るく大きな駐在所となりました。これからもサロマの町の安全をお守り
 ください。

 ┃新しくなった佐呂間駐在所です。┃
   http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_wadai.html

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 『サロマっ子 テレビに出る』

 日曜日の午後、ふとつけたテレビの画面に30人31脚の模様が写った。これ
 ぞ佐小6年生が全力を注いで挑戦し、全国大会を目指した、その時の記録。す
 ぐさま目はテレビに釘付けに。

 実際サロマッ子が写った時間はわずかだったが、優勝を逃した学校としては、
 ずいぶん長々と練習風景から写っていた。夏休み返上の頑張りを思い出したね。

 横浜には行けなかったけれど、本当にいい思い出として、この1年の締くくり
 にふさわしい番組だったと思う(ちと大袈裟)。

 その全国大会に佐小を0.4秒差で勝って全国大会に出場した芦別小学校に、
 佐呂間小学校の子ども達が「わたし達の分までがんばって!」と手紙を書き、
 芦別の子達はそれを大きな模造紙に張って会場に持って行ってくれたそうだ。
 その様子は次回の全国大会の様子を放映する番組で写る、の、かな?

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 『捨て犬騒動』

 浜サロマ地区に捨て犬続出。先週お知らせした富武士の白いワン子も浜サロマ
 に流れてきたらしく(ほんとか?)、住民の苦情もあり捕獲されました。また
 民宿さろまにあんでも裏で子犬を3匹拾ったらしく、今、浜サロマでは犬の里
 親くれる人を必死になって探しています。どなたか飼おうと思って下さる方は
 編集長宛で結構ですから連絡を下さい。(告知板に詳しく掲載、参照ください)

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 『佐高生就職状況好調』

 高卒者の就職難が話題になっている今日この頃ですが、わが町佐呂間の高校生
 の来春の卒業生の就職状況は好調のようです。決定率25パーセントなどと報
 道されるなか、佐呂間の場合は例年よりはかなりきびしい状況にありながら、
 確定したのがすでに60パーセントと奮闘している様子です。

 地元では農協や漁組を始め、銀行関係では北見からも受験者がいたなか、見事
 地元採用を決めたり好成績を残しています。逆に隣町の漁組の内定を獲得もし
 各地での健闘が光っています。

 願わくばせっかくの就職口ですから、末永くしっかりと働いて欲しいものと希
 望します。がんばれ、佐高生!

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 『総合的学習の時間』

 今年の春から本格的に始まった“総合的学習の時間”だが、実際どんな授業を
 しているのか覗いてみた。ここはとある小学校の6年生、家庭科室でエプロン
 がけ、グループに別れ、テーブルにはそれぞれ大きな鮭が1匹。

 水産加工施設の方から「鮭のからだの仕組み」の話をプロジェクターを使い聞
 いている。「どこからがしっぽか知っていますか?」「舌はありますか?」「
 耳はどこですか?」などわたしも知らなかったことばかりが明らかにされてい
 く。ちなみにしっぽは肛門から先だそうです。なるほど・・・。

 次にハサミで腹を切り開き、いよいよ鮭の“解剖”となった。フナやカエルの
 解剖は聞いたことあるものの、サロマはやはり鮭とくる。初め「ぬるぬるして
 気持ち悪い!」と騒いでいた子達もじきに慣れたのか平気で「おもしろい!」
 などと言いつつ腹の中を探る。

 そのうちにお手伝いのお母さんの腕を借りて、今度は骨を外し、3枚におろす
 作業が始まった。かくしてだんだんと鮭は切り身状態に近づいてゆくのであっ
 た。そして次は、まだ次がある。今度は蒸し器が登場。ここにきてエプロンの
 意味も明確になってきた。今までは理科的であったのが、いつの間にか調理に
 なり、最終的にはとてもおいしそうな鮭そぼろができ上がったのである。

 つまりは教科に関係なく、子ども達の身近な問題や題材を用いて興味深く学習
 できるのだなと思った。また色々な人の協力を得、より専門的に、また人との
 交流をも含めて深い学びがあったことと思った。

 何よりも子ども達が活き活きとし、目を輝かせて授業に臨む姿は美しく楽しく
 そして微笑ましいものがあった。なるほど“総合的学習の時間”、これはなか
 なかおもしろいかもしれない。これからにも期待する。

 ┃総合学習の様子です。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_wadai2.html

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│【今週のお知らせ】 by なおき                                          │
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 12月11日(水) たまご教室      町民センター     10時

           あやめ教室      老人福祉センター   10時

           ヘルスアップ教室   町体育館       10時

           シルバー健康教室   町体育館    13時30分

 12月12日(木) リサイクル資源収集日 中地区

           若佐ふれあい会    若佐コミセン     10時

           ツ反判定・BCG接種若 佐診療所  10:15〜10:45
                       小田医院  11:15〜11:45
                       佐呂間医院 13:30〜14:00
                       厚生病院  14:30〜15:00

 12月13日(金) リサイクル資源収集日 下地区

           心と体のリハビリ教室 浜佐呂間活性化センター10時

 12月14日(土) 食生活改善指導教室  知来公民館      10時

           ボーイスカウトクリスマス集会 町民センター 13時

           もちつき大会     児童館        14時

           お話広場       図書館        14時

 12月17日(火) いきいき親子セミナー 児童館        10時

           グランドファザークッキング 町民センター  10時

           3種混合接種     佐呂間医院  13:30〜14:00
                      厚生病院   14:30〜15:00

           無医地区巡回診療   栃木公民館      15時

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│【告知板】                                                            │
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 『子犬の飼い主募集中』

 浜サロマの「民宿さろまにあん」では子犬を預かっています。飼いたいと思わ
 れる方は至急ご連絡ください。(mailto:saromanian2002@yahoo.co.jp)

 ┃かわいい子犬の様子。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_kokuti1.html

 ┃さろまにあんのHP┃
  http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shipman/babydog/babydog.html

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 『一軒家を探しています』

 家族で住めるような広さの1件家を探しています。お心当たりの方は編集部ま
 でお知らせ下さい。(maileto:umeko@webnews.gr.jp)

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 『Pスタンプとく!とく!歳末大売り出し』

 今年も1年ありがとうの感謝をこめて、

 期 間:12月10日(火)〜12月31日(火)
 方 法:期間中1000円お買い上げ毎に補助券を1枚差し上げます。
     補助券30枚で3キロ、50枚で50キロのコシヒカリ米と交換。
     どんどん集めてたくさんもらおう。
 日 時:平成15年1月2日・3日(AM9:00〜PM5:00)
 場 所:佐呂間=コミセンア1F、若佐=坂口商店、浜サロマ=斉藤商店。

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 『夢ふうせん主催 クリスマスパーティーのお知らせ』

 と き 2002年12月16日(月)・20日(金)11時〜14時
 ところ 佐呂間教会(16日)・浜佐呂間シンデレラ館(20日)
 内 容 端野在住の大橋美恵さんをお迎えし、素敵なヴァイオリンの音色を楽
     んだあと、夢ふうせんのヘルパーさんの自慢料理に舌鼓を打ち、楽し
     いひとときを過ごしましょう。
 料 金 2000円
 送 迎 あり(遠慮なくお申し出ください。お迎えに上がります。)
 連絡先 居宅介護支援事業所「夢ふうせん」(電話2ー1123)

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 『武道館温水プールSTAR クリスマスツリー募集』

 先週もお知らせしたように、武道館温水プールSTARではおうちで不要になっ
 たクリスマスツリーを募集しています。窓辺にたくさん並べて楽しいクリスマ
 スを迎えようではありませんか。(TELL:01587-2-2261)

 ┃こんなふうに飾ってみませんか。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_kokuti.html

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│【森からのたより(2)】 by釜爺                    │
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 『きばしり(木走り)のこと』

 さくらの老木の切り株にバードレストランがある。
 釜爺の沢に、湖から冬の風が吹き上がる季節になると、レストランにコトリの
 お客がちらほらすがたを見せだす。懐かしい常連客が、朝日をうけ、短い影を
 沢の裸木に散らしながら飛び交う様に、心が和み、うれしさがつのる。

 シジュウガラの背中のきみどりが、斜めに射す朝のひかりに映えている。
 数羽群れてやって来て、紅色の実のわずかに残るマユミの枝に留って、黒いネ
 クタイの胸を膨らませ、テーブルを独占しているスズメたちの食事が終わるの
 を待っている。

 木の幹にショッコリとゴジュウガラが姿を現した。
 いつもの敏捷さで、幹を駆け上がっては、逆さまに駆け下りる。
 薄グレーの細身の身体、黒く引いたアイラインがシャープだ。

 ゴジュウガラをきこり達は「きばしり」と呼んでいる。「きばしり」と言う鳥
 は他にいるのだけれど良く目に付くゴジュウガラを、そう呼んでいる風なのだ。
 本名よりも木の幹を上下に駆ける様はまさしく「きばしり」の名のふさわしい。
 昔きこりだった、知人が言うには、いっぷく時間によく鳶で、幹を走る「きば
 しり」を捕ったと言う。なるほど、いかに敏捷だといえ空を飛ぶ鳥よりも、木
 の幹を上下する鳥の方が狙われ易いという事なのだろう。

 この鳥にはもう一つかなり不名誉な名があるらしい。「俺たちは、ケツ腐れと
 よんでたよ」との話しだった。そんな訳で、きこり達は捕った「きばしり」を
 好んで食べなかったという。

 細身のグレーの木の葉が、風に舞うような華麗なゴジュウガラに、それはひど
 いよ…と、同情しながら、「待てよ」と考えこんだ。
 もしかしたら、逆さまで「ウンチ」するのかな??

 『大食漢のどぶネズミその後』

 何人かの友達に、カゴの中のどぶネズミ、どうなった?と聞かれた。子細を話
 すことにする。野球ボールほどもある生肉を食べてしまった、どぶネズミは、
 その後、三日三晩カゴの中ですごした。何しろ、出入り口に潜れず、浴槽の壁
 を飛び上がれないほど、食いだめしたどぶネズミの「どぶ」は、その間、さす
 がに食欲はでないらしく、夜行性もあってか昼間は、ベット代わりの新聞紙に
 もぐりこんで、姿を隠していた。

 夜半けたたましい叫び声がきこえた。恐怖に満ちた文字通りすさまじい悲鳴…
 ロフト部屋のベットでそのたびにころげた。「どぶ」は一緒に暮らした三日間、
 一度も食事をしなかった。ひそかに水車廻しの曲芸など仕込もうと、たくらん
 でいた当てがはずれた。「どぶ」は、動くこともしなかった。食事も摂らずに
 姿をかくし続けた。そして寝静まった夜中に、叫ぶのだった。

 とても寒いあさだった。居間からカゴをさげ釜爺は、丸太小屋のドアをあける。
 凍てついた牧草畑が広がっていた。「もどってくるなよ」そう心から願いなが
 ら、カゴの戸をあける。「どぶ」はゆったりとそとにでて、牧草の凍った原に
 姿をかくした。なんとも余裕のある、貫禄さえ感じさせる、「どぶ」だった。

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│【ほぼさろ紙上物産展】 by うめこ                                  │
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 このコーナーはメルマガ紙上でおこなう物産展です。サロマの名産、もしくは
 おもしろい商品等をご紹介したいと思います。質問や依頼やお問い合わせなど
 ドンドン受け付けます。編集長までメールをお送りください。

 8回目の今日は・・・道の駅「サロマ湖」に併設する物産館「みのり」にある
 ホタテ製品に焦点を合わせてみました。

 ●『チーズホタテ』
  ホタテとチーズの組み合わせが微妙です。おつまみの定番

 ●『ホタテチップ』
  野菜のチップは珍しくありませんが、ホタテのチップとはね。

 ●『ホタテ耳』
  これが以外とおいしくて評判のミミちゃん。

 ┃ホタテ製品はこちら。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_bussanten.html

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│【とものお気楽日記】 by とも                                          │
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 ○月○日(○)『茶箱』

 北海道に唯一2軒、そのうち、佐呂間が1軒。北海道でそれしか生産がない産
 業がある。実は海苔である。佐呂間では以前10数軒が生産していたというが、
 今ではたった1軒の家族経営で行われている。大量生産が出来ず、北海道とい
 う環境上、あの四角い形になって製品化するのは年にたった10日から15日
 間だけだという。

 大きな倉庫の中で巨大な機械が、かたん、かたんと音を立てながら、海苔をす
 だれの上に四角く乗せ、それを約2時間かけて乾燥室でじっくりと乾燥し、私
 たちが目にする海苔を一枚一枚吐き出している。

 10日間、家族は交代交代で朝早くから夜遅くまでずっと海苔の機械の前に座
 り続け、蛍光灯の明かりの元で一枚一枚製品チェックをし、数え、束にしてい
 く。黙って作業するのみである。機械の規則正しい音だけが響いているだけだ。
 100枚集まると小さな茶箱の上で手際よく細い紙で、まるで札束を結ぶよう
 にくるりと結んでいく。手馴れた作業の台が、古びた小さな茶箱というのが、
 なんとなくいい。内地育ちの私は、そういう光景を見たことがあるような気が
 した。

 北海道はどちらかというと北欧的で日本文化の希薄な地域のような気がしたが、
 この光景は内地の下町の町工場のように見えた。懐かしい光景はいつまでも心
 を温めてくれ、落ち着かせてくれる。

 たった1軒で、内地の大量生産できる海苔工場に対抗している。だが、彼らが
 40年間続けていられるのも、実は彼らのこの沈黙の中にある眼に見えない力
 強さがあるからだと、温か味のある彼らの背中からじんわりと感じる。

 小さな茶箱は40年間黙ってそこにあり、家族の一員となって、力強さと温も
 りがいっぱい染み込んだ海苔を今年も送り出していた。

 ┃茶箱と作業の様子。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_tomo.html

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│【キリンのぶつぶつ】 by キリン                                        │
└───────────────────────────────────┘

 12月8日(日)

 雪で白くなった風景に似合う鳥と言えば、大鷲、白鳥、色々思い浮びます。大
 鷲は大きくて力強い勇姿が魅力的。白鳥は大福餅のように丸くなってたり、艶々
 の羽を船にして(見えない足をひたすら漕いで)サロマ湖の上をスイスイ。

 遠くから眺めて来ようかな?などとキムアネップ崎(夏は涼しい梢の道)で白
 鳥を発見。車を降りて湖畔に近づくと、なんと白鳥からこちらに向かってやっ
 て来た。近くの方や観光の方に食べ物をもらう事に慣れているらしく?目標の
 先にあるのは手ぶらのキリン。何も持って来てないよ〜。予想外の展開に慌て
 ているうちに先発隊が岸辺へ到着。ゴメン。この次は何か持ってくるから、写
 真だけ撮らせてね。至近距離にもかかわらずピンぼけ気味の撮影をしてしまっ
 た。なんてこった〜。

 ┃冷たい水に浮かぶサロマ湖の白鳥です。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_kirin.html

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│【あっちこっちのサロマニアン】 by 小梅                                │
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 『イギリスの友』

 暖かい日が続いていたのもつかの間、沖縄にも寒い風がびゅうびゅうと吹き付
 け、身を縮めながらカブ(原付)にまたがり登校する今日この頃。

 さて、こんなことで冬休み北海道に帰れるものか・・・。最近、ロンドンに滞
 在中の友人とメールのやり取りをしている。ある日突然彼女からのメールが届
 き、久しぶりに交流が始まった。彼女もサロマ出身、私の実家の目と鼻の先に
 ある、沢井商店の末娘である。彼女は私の幼なじみであり、気心知れた親友と
 いうべき存在でもある。メールの内容はごくごく簡単な日常生活のたわごとや、
 お互いの近況報告。全く違う場所での状況を読んでいると、不思議な気持ちに
 なってくる。私は今、琉球大学で学生生活を送っているが、いつか外国へ出向
 いて生活してみたい、という気持ちも大きい。そんな私が目をつけているのが
 まさに彼女が滞在中のイギリスなのである。理由の1つは自然環境の本格的な
 知識を身につけたい私にとって、そういった分野の充実しているイギリスはう
 ってつけため。他にもイギリスは英語圏であるためと、雰囲気が日本に似てい
 る部分があること、周りに、イギリスでの生活経験がある人間が多く、情報を
 たくさん得ているうちにイギリスという国に興味がわいたから、である。

 まあ、それはいいとして、彼女の文面から、自分の人生を楽しんで生きている
 様子がじんじんと伝わってきて、本当にこっちまで嬉しくなってしまう。バイ
 トに講議に、いそがしさの中で自分の心が安定してきた今、余裕ができたのか、
 最近よく人の事でいちいち喜んだり悲しんだりしている。自分の大切な人が、
 遠く離れた場所で自分の足でどんどん先へと道を作って生きていることが自分
 の支えになるし、がんばろう、という気持ちを与えてくれる。昔は家族が大き
 い存在であったけれど(もちろん今も。)、今のように離れて暮らしていると、
 友達の存在は本当に大きい。お互いに同じ時の中で、それぞれの想いを胸に自
 立しようと歩んでいることがなんだか刺激になるのだ。

 今年は地元で成人式。懐かしい顔がそろうことだろう。帰ってもめったに会う
 ことのなくなった今、みんながどんな表情で、どんな生き方をしているのか、
 昔みたいに語り合うのを楽しみにしている。

 でも、寒いんだよね、北海道・・・今から弱気。もうすっかり沖縄人です。寒
 いの嫌い。しかもNAHAマラソンでさらに焼けてしまった・・・あまりの黒
 さに驚かないで下さいね。

┌───────────────────────────────────┐
│【編集後記】 by 編集長さくらうめこ                                    │
└───────────────────────────────────┘

 久々に落ち着いてサロマにいた1週間でした。サロマは寒いです。水道も凍る
 寒さです。こうなると寒いと言うよりも“冷たい”と表現した方が的確な気が
 します。数字で言えば、気温マイナス20℃の世界です。夜空の星がキラキラ
 と、本当にキラキラ音がしそうに輝く今日この頃です。

 実は明日、あるところで「インターネットとわたし」と題して話をする機会が
 あります。何もえらそうなことは言えませんが、失敗談だけは人一倍あるので
 そんなのを披露して笑っていただこうかと思っています。そしてまたわたし自
 身のネット生活を振り返るいい機会だと思っています。楽しみです。

 本当に寒いですが、皆様お風邪などひかずに元気に年末を迎えましょう。では
 また来週!!

┌───────────────────────────────────┐
│ 佐呂間町の関連サイトはこちら                                        │
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 ▼サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/
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  ご協力に感謝します。
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┃    【ほぼ週刊さろま】2002.12.11(毎週水曜日発行) 第125号    ┃
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     発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
   発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
     編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
     編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
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