ほぼ週刊さろま2003.1.1 10:00発行 第128号

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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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  ★┃新┃年┃の┃ご┃あ┃い┃さ┃つ┃を┃申┃し┃上┃げ┃ま┃す┃★┃
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 2003年が明けました。記念すべき元旦に配信できるとは、なんとおめでた
 い事でしょう。っと言う事はつまりー、大みそかの編集という事になります。
 (実際は本日30日、大みそかはのんびり飲んでぐ〜たら過ごそうというスタ
 ッフの企みであります。)
 さて私ごとですが、サロマに嫁いで10年目を迎え心機一転(毎年この時期に
 言う言葉)今年こそは行きますよ〜!幌岩山登り!お天気はどうなのでしょう。
 朝日をばっちりカメラに納めて参ります。この話題は「サロマのデジカメスケ
 ッチ」でご紹介できればと思います。            (ももっち)

 ┃今週のサロマ、明けましておめでとうございます。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0101_iku.html

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 「ほぼさろ」愛読者の皆さん、新年明けましてお目出当うございます。今年も
 スタッフ全員で頑張りますので、よろしくご愛読お願い致します。

 昨年を顧みると、いろいろな問題が沢山有りましたが、結果的にはあまり楽し
 いことは少なかったように思います。そんな中、「ほぼさろ」は一回も休むこ
 となく、発刊できたことは本当に良かったと思います。しかし私は後半になっ
 て編集会議をサボることが多くなり反省しております。来年は初心に戻りでき
 るだけ参加したいと思いますが、あまりすることもないが私としては編集に邪
 魔にならないよう横で飲んでいたいと思いますので、宜しくお願い致します。

 今年こそは、愛読者・スタッフ一同の幸せと、益々のご発展をお祈りし私の抱
 負といたします。 少し真面目に書きすぎたかな??(発行責任者ダブルH)

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 明けましておめでとうございます。昨年の1年間「ほぼ週刊さろま」にクリッ
 クして下さった顔の見えない多くの皆さんに心からお礼を申し上げたい。私も
 常に顔の見えない圧力を感じながら一週も「サボル」ことなく「つぶやく」こ
 とができた。これ偏に編集長始めスタッフの皆さんの努力と精神力の賜であり
 敬服である。

 さて、新しい年に期待することは昨年以上にある。私が最も感心して待ってい
 ることの一つは、1月10日小泉総理が訪ロしてプーチン大統領との記念すべ
 き会談である。この時は、まさに日本の外交が本当の意味で試される重大な
 「時」であり、歴史が大きく動くかも知れない。

 それはともかくとして、今年も家庭が、町が、北海道が、日本が、そして世界
 が平和であることを心底願いたい。         (サロマバタフライ)

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 みなさん、明けましておめでとうございます。さて、年も明けたと言うことで
 まず昨年の反省としては、自分なりに頑張ってたんじゃないかなと自己満足し
 ています。今年は無理せず、去年より少しはおもしろおかしく記事が書ければ
 なと思っています。浜の事だけじゃなく季節の話題も含めて(山菜のことだろ
 うって?)そのとうり!

 早速2003年浜だより第1号です。ここ数日のしばれと風が吹かないせいか
 サロマ湖の結氷が少しずつではありますが進んできました。家の窓から見える
 港周辺は薄氷で覆われています。               (海坊主)

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 新年、明けましておめでとうございます。今年は、よい年であることを本当に
 願っています。

 昨年は、私のとってごみに始まりごみで終わった、ごみの1年?でした。今年
 も、ごみ(有料化)で始まりそうなので、またごみで悩みそうな1年です。初
 夢には“ごみ”がでてこないことを心から祈っています。何はともあれ、今年
 も1年よろしくお願いします。                (d−b)

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 あけましておめでとうございます。「ほぼ」のわりに、1回も休まず発行して
 いるなんてすごすぎる!いつだかの道新の記事にもありました。(たしか美幌
 支局の記者の方が管内のメルマガについて掲載していたと思いますが・・・)

 昨年の年頭にも書いたと思いますが、私は昔の広報を引っ張り出して記事にし
 ているだけですので、ひじょ〜に恐縮しています。毎週、新鮮な記事を提供し
 ている記者のみなさんと、編集作業にあたられているみなさんに感謝・感激で
 ございます。読者のみなさま、もし「ほぼさろ」を愛読されていないお友達、
 ご親戚、ご近所の方がいらっしゃいましたら、愛読いただけますようぜひお薦
 め願います。本年も「ほぼ週刊さろま」をどうぞよろしくお願いいたします。
                               (Don)

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 “ほぼさろ”購読者のみなさま、「新年、あけましておめでとうございます。」
 昨年中は、多くの感想・応援メッセージをいただきありがとうございました。
 また、編集長始め次々と増える強力なスタッフに支えられ、毎週欠かさず編集
 に没頭できたこと、感謝いたします。

 さて、今週はゆく年を振り返り、また来る年の豊富を熱く語れとの編集長のご
 命令。

 私の2002年は、恒例の“サロマの夜明け先取りツアー”で年が明けた訳で
 運良く初日の出を拝むことができ、今年こそは最高の年になるゾ!と思い込ん
 でしまった訳だが、1年を振り返るといつもと同じ、いや、4月の人事異動と
 やらで過去に経験したことのない忙しい1年を過ごさせていただきました。し
 かし、“ほぼさろ”に関しては、冒頭に書いたように次々に登場する強力なス
 タッフのおかげで、本当に楽をさせていただき感謝しています。

 さて、2003年は、昨年同様幌岩山から初日の出を拝んだ?(今日は12月
 30日)訳だが、きっと今年もいい年になるんだと思い込み1年を過ごすので
 あろう。何はともあれ、サロマバタフライさんではないが、家族が、佐呂間町
 が・・・・ほぼさろスタッフと応援してくれる方々にとっていい年であること
 を願っている。

 本年も、ほぼ毎週発刊されるであろう“ほぼさろ”をよろしくお願いいたしま
 す。                            (なおき)

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 掃除ほぼOK!年賀状OK!買い出しOK!と言う事で、あっと言う間に1年
 が過ぎ、今日は30日。いえいえ1月1日。

 あけましておめでとうございます。
 おそらく、既に花火も終り、ほろ酔い?大トラ?で初詣でを終えたところでし
 ょうか??最近元旦にほとんど行ってない初詣。今年こそは、人の往来がある
 日に大吉などを引いて見たいと思っています。
 
 今年もよろしくお願いします。                (キリン)

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 『今年も増える?』

 明けましておめでとうございます。毎年喪中のごとく年賀状もろくに出さない
 ので(でも今年はほんとに喪中)年賀状書きに追われることもなく、大掃除も
 トイレ掃除ごときで疲労で断念。ま、こんなもんさと、年末は毎年終わり、逃
 げるように新年そうそう元旦の飛行機で実家の静岡に里帰りです。

 さて、おととしは捨て犬わんこを譲り受け、去年はわんこの散歩中に捨て子猫
 を見つけ、毎年家族が1匹1匹と増え続ける我が家。今年は牧草地状態の庭に
 そろそろ羊でも飼いたいなあ。どっかに捨てられてないかなあ?今年は何が増
 えるか楽しみだと思ったら、どうやらわんこは御懐妊かも。やっぱり、今年も
 家族が増える見込みです。毎年賑やかになりつつある我が家に、さらにいつも
 のように「かあちゃん、ただいまぁ」と、うじゃうじゃやってくる近所の子供
 たち。だから、大掃除もできないほど我が家はオギャル亭として存在している
 のか。納得。家具は壊れ家も傾き加減だけど、それもそれでいいかも。

 さて今年はどんな人たちと出会うだろう。どんなことができるだろう。いや、
 いろんなことをしてみたい。新しい抱負も、正月のお酒で忘れてしまうんだろ
 うなあ。それも、毎年のこと。それもそれでいい、、、か?    (とも)

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│【今週の話題】by うめこ                                          │
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 『寒いぞ、サロマ!』

 段々と厳冬期に入ったサロマ。この冬は一段と寒い日々が続いております。こ
 う寒いとどんなことが起きるのか、サロマを知らない方々に、そしてサロマを
 懐かしむ人々に向けてお送りしたいと思います。

 ○車から出られない事件
  とある寒い夜、車で習いものに行く子どもを送ろうとした主婦、ドアの調子
  がおかしいことに気づく。開かない。しばれているらしい。無理矢理チカラ
  でこじ開けて乗り込み閉める。閉まらない。無理矢理チカラでバーーンッ!
  と閉める、今度はもう絶対に開かない。でも大丈夫、まだ助手席のドアがあ
  るさと呑気者。子どもを置いて帰ろうとする。助手席から乗り込んでドアを
  閉める、閉まらない。思いっきりバーーンッと閉める、もう開かない。そう、
  家に着いてももうドアというドアはすべて凍り付いてウンともスンとも言わ
  なくなったのです。彼女はしばし呆然と車の中でたたずみ、このままいつま
  で出られないのか考え、考え、考え、あることに気づき、ドアが開かなきゃ
  窓があるさと、それも少し車が暖まってやっとこ開いたウィンドウから身を
  乗り出して見事脱出に成功。寒い日の乗車には充分お気をつけください。

 ○スキー場で血を吐く子ども達
  とある寒い日、スキー場にて。誰が言い出したのかは知らないけれど、リフ
  トの釣りバーに口をつけるとくっつくというおもしろい話し。そうです、あ
  まりにも冷えきった金属に触れると凍傷のようになるのです。アホな子ども
  達は口を開けてなめたという。唇を傷めた子はまだいい方で、舌をやられて
  血が出て、リフトの上からつばを吐いたら真っ赤だったという恐ろしい話し。
  子どもはそうやって物事を覚えていくんだと言っていた父さんもいましたが、
  わが子が口が痛いと言うのを聞くと、空恐ろしく思った母さんも多いはず。
  寒くて恐ろしい事件でした。

 ○水道凍結
  北海道人にはお馴染みの水道凍結。言葉は聞いたことがあるものの、どんな
  風になるのか想像もできないというメールを下さった東京の方。簡単です、
  水道から水が出なくなるだけのこと。でもそれが高じると水道管破裂という
  事態になり、解凍の5000円で済まない修理代がかかること必至。道民に
  とって冬一番の心配事であります。とは言え、最近は整った住宅事情のゆえ、
  めったに凍らないと思いきや、我が家も連発して水が出なくなり、何が困る
  かと言えば水洗トイレ。洗顔も炊事も洗濯もできなければ風呂も勿論なし。
  今夜はしばれるぞという時、町を回る消防の車は、「火の用心」ではなく、
  「水道凍結注意」を呼び掛けているって知ってた?みなさん。

 これからまだまだ寒さを増すサロマです。次回はどんな寒さをお届けできるで
 しょうか。寒いゆえのおもしろい話があればお知らせ下さい。

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 『カレンダー、好評を博す。』

 先週号の手違いのお詫びにお送りしたE信金カレンダーは好評のうちに全国各
 地に郵送を終えました。年末で込むE信にお邪魔し、「また少しちょうだいね。
 評判いいんだわ。」と言うと、「ちょっと待って。」と支店長代理に言われ、
 叱られるのかと思いきや、「これに入れて行きな。」と新しいきれいな紙袋を
 用意してくれ、感激に絶えませんでした。

 特にサロマ湖ウルトラ100キロマラソンに出場の面々は、このカレンダーの
 6月を目指して新年のトレーニングを開始することでしょう。全国でジャガイ
 モの花が大切にされることを祈ります。

 ┃今年も素敵なE信カレンダー。
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0101_wadai.html

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│【カメラオブスキュラ】 by 歌流多                        │
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 新人「歌流多」さんの新コーナーです。この「カメラオブスキュラ」というの
 は、「曇って不鮮明なカメラ・・・」という意味で、歌流多さんが「現代の人
 の心」としてたまに使う言葉だそうです。若い歌流多さんの感性に期待します。
                               (編集部)
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 『365日の人間生活』

 2002年が終わってしました。「・・・・去年一年。何やってたんだっけ?
 ?」そう考えた人も多数居ると思います。自分自身、昨年にやった事、変わっ
 た事・・・。そして、その感想や反省をしたのではないかと。そう考えたにも
 関わらず、でも昨年がいい年であったかと聞くと答えられない人が居ると思い
 ます。それは、これと言った良い事が無かった・・・と言うのが一番の原因で
 はないでしょうか?

 今年は、今年末に小さな事でも「最高」と全ての人が言える一年に成ると良い
 です。私は・・・と言うと、凄く良い一年に成ったと思います。自分が大きく
 成長したのが良かったと。そして何より、今まで迷惑や心配ばかり掛けていた
 祖父母に孝行出来た事が一番嬉しかった事です。

 人を笑顔に出来た事。それが私にとって一番の幸せになったのです。今年は・・
 もっと多くの方々の幸せな笑顔を見れたらと思って居ます。そう、これを読ん
 で下さって居る方々の笑顔も。昨年一年、と言っても三週間でしたが、読んで
 下さいまして有難う御座いました。今年も、もっと色濃い内容を伝えて行く事
 が出来たら幸いです。

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│【森からのたより(5)】 by 釜爺                    │
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 『ゲラのドラミングがきこえて』

 トトトト トトト 眠りの底に心地よい音が忍び込んできた…
 音はリズムカルに眠りを覚ましていく…ゲラのドラミングだった。

 天窓に灰色の空が明かりを増している…。四角に切りとられた曇りの空に沢の
 裸木の枝がときおり風に吹き寄せられてきた。

 身支度をして階下に降りカーテンを明けた。コーヒーのおちる音を聞きながら
 沢木の下のバードレストランに目をやると、カラス対策に支柱に針金で固定し
 ておいた牛肉の脂身をスズメが無心についばんでいた。枯れた立ち木に鳥影を
 認めた。アカゲラがのんびりと腐れた幹を突いて上っていった。テーブルの客
 がいれ代わっていた。薄緑の脂身をついばむ姿はヤマゲラだった。朝日が射し
 てきた。

 丸太の壁を叩いたのは、ヤマゲラだったのか、アカゲラだったのか。これは謎
 だ…

 『当たりくじのはなし』

 冬の夜長を、読書三昧ですごしている。

 シートン動物記を読み直そう…正月休み用に図書館から全集を借りてきた。正
 月を待てずに読み始める。たちまち物語の世界にはまってしまった。

 二巻の「灰色ぐまワープ」を読み終えて、次のページを開くとポトンと細長い
 紙の札がおちた。オレンジ色に白抜きで、「あたり…買ったお店でもう一コも
 らってください。トップサンスキスキガム」と書かれている、ガムの当たりく
 じだった。前の借り出し者がしおり代わりに挟んで忘れてしまったものだろう。

 さてどうしたものか…釜爺思案する。裏表紙のうらの貸出期限表を見ると、「
 12、8、7」とある。二年以上も前にかり出した者が挟んだと推測された。
 このガム  のあたり券、それじゃ無効だろうな…と少し残念な気持ちになった。
 釜爺、当たり券を猫ばばする気でいたのだ。それにはそれなりの理由があり、
 釜爺は、くじ運はすこぶる悪くて、今までの人生で、隣町の年末売り出しか何
 かで座布団五枚を当てたのが唯一の当たりくじなのだった。

 ところが、昨日のことだ、丸太小屋に配達された小包が不在で自宅の方に配達
 されていた。某薬品会社から、アンケートを頂いた方から抽選で貴方が当選し
 ましたので…とキノコの健康食品が送られてきたのだ。シートン動物記のガム
 の当たり券と言い、なんか変だぞ…と首をかしげる暮れの押し迫った今朝の釜
 爺である。

 2002年をかえりみると可も不可もなく平穏だった。英気を養う一年だった
 ような…

 2003年の抱負でもないが、宝くじかってみるかな…?

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│【あっちこっちのサロマニアン】 by 小梅                                │
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 『恋人』

 この今年最後の“ほぼさろ”において、みなさんにお伝えしたいことがありま
 す。小梅に素敵な恋人ができました。それも、つい先日の話です。

 クリスマスの日に告白されて、数日色々慎重に考えた末、おつき合いすること
 にしました。こちら(沖縄)に来てから、今まで何人かの男の人に告白される
 ことがありましたが、その中には私の気持ちを揺るがす人はいませんでした。
 昔から外面がいいのか、どこか自分を格好良くみせたり、本心をさとさせない
 ように仮面をかぶったりと人と一線をおいて関係を築くことが多かった私。人
 間関係においての傷ついたりだまされたり、そんなどろどろのそこの部分を常
 に意識してしまうところが心中にあって、それを避けるかのように無意識に定
 着してしまった悲しい性です。(もちろん人とのおつきあいの中にはとても良
 い部分もたくさんあるのはわかっています。人間関係は大切です。)
 
 表面的には愛想もよく、人見知りもせず、誰とでも仲良くやっていけるので、
 基本的に知り合いはかなり多い。皆とわいわいやるのが好きだし、1人で行動
 する事が多くても、足は自然と人のいる場所へとむく。寂しがりやなんだと思
 う。でも、自分が助けを必要とする時、甘えたい、頼りたい、と思える人間が
 ぱっと思いつかない。そんな時に執拗な孤独感に襲われる。そんな風につくり
 出した偽りの自分でおりなす人間関係はどこか寂しくて、考えがすれ違ってし
 まいうまく行かないことが多かった。いやらしい行為だが、自分の本心を見抜
 く人がいるかどうか、どこかで他人を試していたのかもしれない。

 こう、自分からわざと縁を遠ざけてしまっていた私に、核心をついた言葉を投
 げかけてくるのがこの人だった。初めは恐ろしい程自分の気持ちを言い当てる
 彼にびっくりして警戒していた。でも、私は悩みがあっても自分で考えて処理
 する事が多く、時に考えても考えても仕方のない事で同じ所をぐるぐるまわっ
 て混乱する。自分で自分がわからなくなって1人で泥沼から抜けだせなくなる。
 そんなの様子を察してすくいあげてくれることが多かった。後から分かった事
 だが私と彼は共通している部分が多かったせいかもしれない。

 バスケサークルで知り合った3つ年上、医学部。『医者』という目標にむかっ
 てわきめもふらずに講議に通い、世界をまたにかけてのボランティア活動にも
 余念がない。今までインドのマザーテレサの『死の家』で4ヶ月を過ごし、モ
 ロッコで地雷被害者の義足職人を訪ねたり、高校時代の留学先での有人を訪ね
 歩き、インド・フランス・韓国、ほぼ世界1周を1年かけて転々としたことも
 ある。来年の3月にはアフガニスタンにも行く予定。そんな彼の先へ、上へと
 物事を進める真直ぐな足取りと、あらゆるものに興味を示して外にでていくフ
 ットワークの軽さに憧れていた。そして、いろんな物事を自分の身体で出向き、
 心で感じ、目に焼きつける経験を身にしみ込ませた彼の言葉には重みがあって
 嘘がない。今までにないほど話も考えも、グローバル的な視野も似通った部分
 があって共感できるものがたくさんある。

 沖縄に来てから1人でなんとかしよう、がんばろう、とつっぱねつつ、表では
 ケロッとごまかしていた私の様子を鋭く見抜いて言葉をかけてきたのは彼が初
 めてだった。この人と一緒に過ごす中で、どこかリラックスする場面が多かっ
 たのは事実だし、これからの自分にとって大きなプラスになるだろうと思った
 時に、「この人の存在は私にとってすごく大きい。」と気づいた。

 思わぬ告白から数日間考えて、迷って、もうそろそろ人から逃げずにきちんと
 向き合っていくことにしよう、と思った。自分の知らない部分を認識したり、
 その人と付き合う中で新しく生まれる自分をこれから築いていくために。彼氏、
 とか恋人、とかいうよりも『パートナー』という言葉がしっくりくる。心の支
 えであり、お互いを高めあえる関係。彼に気を許したとたんに心が軽くなった。
 これからつくり出す2人の時間を大切にしたいと思う。それではみなさん、良
 いお年を・・。

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 その頃、小梅実家では大掃除後の夕食を囲み、母「重大ニュースを発表します。
 お姉ちゃんに彼氏ができました!」家族「わ〜、おめでとう!パチパチ(拍手)
 母「それでは質問を受け付けまーす。」弟「金持ち?」母「さあね、同じサー
 クルの子だって。」父「大したことないな。」妹「医学部だってメールきた。」
 家族「わ〜〜!!パチパチ」弟「なんで医学部だといいの?」・・・と大騒ぎ
 の夜となりました。小梅さん、仲良く楽しくおつきあいして下さい。

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│【編集後記】 by 編集長さくらうめこ                                    │
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 あっという間の1年でした。昨年の最大の出来ごとは、メルマガの取材に行っ
 て就職してしまったことでしょう。ゆえに後半は本当に忙しい毎日で、時には
 編集作業もきついものがありましたが、それでも多くの方に助けられながら今
 年も終えることができ、本当に感謝申し上げます。

 昨年は新聞のみならずテレビでも取り上げられ、その成果もあるのか読者はす
 でに640名を数えています。発刊当初の10倍を軽く越え、信じられない多
 くの方に毎週お会いしている気がします。先週の「お詫びカレンダープレゼン
 ト」にも、今までにない応募をいただき、色々な地名を書いて送る度に、本当
 に全国各地の方々とつながっていることを実感しました。

 さて今年はどんな年になるのやら。世の中は信じられないスピードで大きく変
 化し続けています。メルマガ作りを通じて多くの方と知り合い語り合い、今年
 も自分を育て、そして我が愛するサロマの為にほんの少しでも貢献できたら本
 望です。

 ちょっと決意を表明。わたくし実はキーを打って文を書くのはとても得意とす
 るのではありますが、パソコンのあれやこれやは何も出来ないのです。いつま
 でもできない分からないでは致し方ないので、今年こそパソコン技術の習得に
 努めることを密かに宣言して、新しい1年のはじめとしたいと思います。

 みなさまにとって本当にいい1年でありますように、心からお祈りいたします。
 ではまた来週お会いしましょう。.サイナラ、サイナラ、サイナラ(分かった人
 は同年代)。

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┃    【ほぼ週刊さろま】2003.01.01(毎週水曜日発行) 第128号     ┃
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     発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
   発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
     編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
     編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
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