ほぼ週刊さろま2003.5.7 10:00発行 第146号
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┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━┓ ┏━━┻━━┛・・・・・・▼WEEKLY THE SAROMA!▼・・・・・・┗━━┻━━┓ ┃・★・・・・・ ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま ・・・・・★・┃ ┗━━┳━━┓・・・・・・・2003.05.07 No.0146・・・・・・・┏━━┳━━┛ ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━┛ わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。 (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください) ┌───────────────────────────────────┐ │【巻頭言】 by ももっち │ └───────────────────────────────────┘ GWが終わりました。それぞれに様々なイベントがあった事だろうと思います。 もちろん休みもなく、仕事におわれていた方もおられるでしょう。他ナンバー が行き交う道路沿いの畑では、ビート移植機が鈍い音をあげています。補植作 業をする方々に首を垂れ、ホントにご苦労さま!と労を労う気持ちでいっぱい です。 子どもの日ならば、子どものしたい事をーと思い、GWの我が家は某動物園に 出かけました(あまりに一般的過ぎますが)ここサロマより、わずかに南に下 った事もあり、園内にはサクラが満開。強い風に舞う花びらの下で、はしゃぎ まわる沢山の子ども達を見ていて“平和”という事をいまさらのように有難く 感じていました。囲いの中の動物達を見ていると、いつもなんだか色々と思う ところがあるのですが・・。今回は、エゾシカの囲いの前に居て「動物園で飼 育されているエゾシカは、食べる物がちゃ〜んとあって幸せね」とか「サル山 のおサルさんになりた〜い」なんて、のん気な事を考えていました。 楽しいひとときを過ごし、連休が明けたら病院通いの我が娘。同じように、連 休明けを待ち、通院する方々で病院待合室はびっしりでした。(この時期、特 に耳鼻科の前はいっぱいでした) やわらかな日差しの中で蝶々が遊び、花と緑が鮮やかな季節になります。サク ラの花も咲き始めました。オホーツクの豊かな美しさを、のんびり味わう心の 余裕を持ちたいものです。 ┃今週のサロマ、若佐神社の桜です。┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0507_iku.html ┌───────────────────────────────────┐ │【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ │ └───────────────────────────────────┘ 『下手の物好き』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 五月の連休の終日、公的な行事も無かったため、日ごろの運動不足を解消する 目的もあって、上湧別のゴルフ場へ出かけた。メンバーは管内の首長仲間で、 毎年、GWにコンペを計画しているのである。 先日は、天気は良かったが、スタート時点は風が強く、ボールの行方は全然定 まらずお手上げであった。しかし、後半になって、風も止み最高のコンディシ ョンとなった。 久しぶりに、芝の上を歩くのは、実にいい気分であった。これで、スコアーが 良ければ言うことは無いが、何時もの通り「オオタタキ」であり、ゲームが終わっ てみれば、111であった。 小生は、なかなか『110(百獣)』を切ることができない。そこで、女房が 言うには、パパは寅年『百獣の王』だから、それでいいのではと慰めてくれる のである。 もともと、ゴルフは金持ちの遊びであって、われわれ貧乏人のするものではな いと無視していたが、この仕事に就いた後、職員に無理やり誘われて始めて早 くも10年以上になるが、全く上達の兆しなし。 これこそ、まさに《下手の物好き》と言うのであろう、しかし、《下手は上手 の基》とも言われているので、諦めず芝と親しみたい。 ┌───────────────────────────────────┐ │【あれは30年前】〜昭和48年5月号「広報さろま」より〜 by Don │ └───────────────────────────────────┘ ・“立派な天幕だなー”自然保護に精を出した褒美に天幕おくられる・・・・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〜幌岩小中校クラブ〜・ 自然保護に一生懸命活動した幌岩小中学校自然保護クラブへ、道と町から天幕 一式が送られました。自然環境の整備保護は、最近の社会問題として大きく取 り上げられていますが、開発が進むにつれて自然が破壊されています。 佐呂間でいえば、観光客数が増えていくのにつれて、原生花園とかハマナス、 白樺などの花木がいためられています。幌岩小中学校自然保護クラブではこう したことから、毎年シーズンになるとこれからの環境整備に一生懸命で、鳥の 巣箱をかけたり、標識をたてたり、また、来遊するひとたちに、自然保護を呼 びかけて協力してもらうなど、クラブ活動として積極的でした。今回、認めら れて道と町から「これからも協力してください」と大きな天幕が贈られたもの で、学校側も立派な天幕をみて、これからはいろんな機会に使えると喜んでい ました。 ┃記事はこちら┃ http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/48_05_tenmaku.pdf ┌───────────────────────────────────┐ │【慶弔】 by ももっち │ └───────────────────────────────────┘ ★心よりおくやみ申し上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 田垣 千代子さん(76才) 富武士 28日死去 ┌───────────────────────────────────┐ │【今週のお知らせ】 by なおき │ └───────────────────────────────────┘ 5月 8日(木) 寿大学 町民センター 10時 5月 9日(金) 心と体のリハビリ教室 浜佐呂間活性化センター 10時 5月13日(火) ポリオ・麻しん接種 若佐診療所 10:15〜10:45 小田医院 11:15〜11:45 佐呂間医院 13:30〜14:00 厚生病院 14:30〜15:00 献血車巡回 役場前 10:30〜11:50 佐呂間農協前 13:00〜13:40 森永前 13:50〜14:20 岸組前 14:30〜15:00 佐呂間漁組前 15:20〜16:00 ◆◇『今年もやります!!サッカー教室』◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 昨年より開催し、おかげさまで大好評だった町サッカー協会主催のサッカー教 室を今年も開催します。 今年は5月17日(土)より、 月2回土曜日午前9時30分から 町百年広場多目的広場にて 町内に住む小中学生ならだれでも(もちろん女の子も)参加できます。なお、 保険をかける関係がありますので、参加する前日(金曜日)の正午までに申し 込みをする必要があります。詳しい日程、参加に関する注意事項などは下記 ホームページをごらんいただくか、 http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/03_0422/soccer.html サッカー協会事務局(mailto:abemako@d9.dion.ne.jp 阿部)までお問い合わ せください。サッカー大好き、皆さんの参加をお待ちしています。(あべっち) ◆◇『サロマ湖フォトコンテスト Vol.6 作品募集』◆◇◆◇◆◇◆◇ 佐呂間町観光協会では、佐呂間の観光名所として多くの人に知られる「サロマ 湖」を題材としたフォトコンテストを実施します。雄大で美しい「サロマ湖」 をあなたのカメラで写してみませんか?「サロマ湖」で、ふと立ち止まり何気 なく撮った写真を少し大きく引き伸ばし応募してください!! テーマとする地域以外に在住する方やプロの方が応募されてもかまいません。 ┃詳しい内容はこちらです┃ http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/03_0501photocon6/photocon6.html ◆◇春だ!飛び出せ!親子で うきうき ハイキング ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 寒かったサロマの冬もようやく終わり、元気なみなさんが待ちに待ったぽっか ぽかの暖かい春がやっとやってきました。まだ家の中に閉じこもってテレビゲー ムなどをしている人はいませんか?家から飛び出して、お父さんやお母さんと 一緒にハイキングに出掛け、ハイキングの後は、外でおいしい空気とご飯を食 べよう! ハイキングでは、楽しいゲームも用意しているよ! 日 時:5月18日(日)10:00〜13:00 場 所:若佐八十八ヶ所 対 象:小学1〜3年生のお子さんとその親を対象とします 内 容:若佐にある八十八ヶ所めぐりをし、自然の中で昼食!(ジンギスカン) 参 加 費:大人500円、子ども300円 申し込み:5月8日(木)までに教育委員会社会教育課(2−1295)まで お申し込みください。 定 員:親子25組とします。(定員を大きく超えた場合、抽選とします) そ の 他:役場前集合としますが、送迎希望者は、各学校前から送迎しますの で、申し込みの時にお伝えください。 持ち物等詳細については、後日参加者に案内します。 ◆◇日赤救急法救急員養成講習会◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 日頃の備えが命を救う!いざ!という時のために…地域やご家庭で不慮の事故 急病に備えよう。 主 催:日本赤十字社北海道支部 内 容:急病人やけが人の救助と医師に引き継ぐまでの応急手当 日 時:6月3日(火)〜6月6日(金) 9:00〜17:00 (最終日に希望者に検定を行い、合格されますと『救急員』の資格が 付与されます。) 会 場:佐呂間町武道館・温水プール「スター」 対 象:全日程出席可能な15歳以上の方 (定員20人) 費 用:受講者1人につき3,000円(教材費・保険料を含む) 申 込:5月23日(金)までに日赤佐呂間町分区へ連絡願います。 詳 細:日赤佐呂間町分区までお問い合せ下さい。 事務局 保健福祉課保健福祉課福祉係 電話 2-1212 その他:会場内に託児所をご用意しておりますので、お子さま連れの方もぜひ 受講願います。(託児が必要な方は申込時にお申し出下さい) ◆◇いきいき親子セミナー参加者募集◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 小さい子どもがいて、出かけられないわ… 子育てで相談したいことがあるの… そんなおかあさん、お子さんと一緒にあつまれー!! 開催日程 5月27日(火)〜2月24日(火)(全12回) 午前10時〜12時まで 第1回目(5月27日(火))は児童館で「開講式」を行います。 年間の詳しい内容のお知らせと、参加者の自己紹介をします。 あらためてご案内致しませんので、忘れずお越しください。 開催場所 主に児童館ですが、内容によって変わります。 対 象 町内にお住まいの1歳〜3歳くらいまでのお子さんとお母さん。 主な内容 子育て相談・バス遠足・ピクニック・人形劇鑑賞・クリスマス会 おやつ作り・けがの応急処置法・音楽遊びなど。 ※毎回、保健師・スタッフ・託児保母が事業をサポートします。 お申し込み・お問い合わせ先 5月20日(火)までに、お電話または直接お申し込みください 役場保健福祉課 2−1212、教育委員会 2−1295 ◆◇『スタボラメンバー』大・大・大募集!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 幼児から大人までを対象とした社会教育関係の事業にボランティアスタッフと して参加・協力していただける中学生・高校生のみなさんによる『スタボラメ ンバー』を募集します。どの事業に参加するかは「あなた」次第。ご応募、お 待ちしています!! 主な事業:わんぱく広場、チャレンジ広場、国際交流セミナー、 サイエンスキャラバン、サロマ湖冒険ツアー、スターまつり、 マスターズ水泳大会、町民水泳記録会、お話し広場、人形劇公演 図書館まつり 応募・お問い合わせは、教育委員会 2−1295まで ◆◇寿大学『公開講座』が開催されます!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 寿大学で開催される講座のうち、次の講座は「公開講座」として、町民のみな さんも聴講することができます。いずれも町民センターにて午前10時から 11時30分までです。ぜひご来場ください。 5月 8日(木)町村合併の行方 佐呂間町町村合併準備室 山本英人 5月21日(水)佐呂間のゴミ事情 佐呂間町町民課 式地勝美 5月21日(水)高齢者の交通安全 佐呂間町交通安全対策本部 高橋 亘 6月 3日(火)お天気のはなし 元気象予報官 辻 悦郎 6月19日(木)新聞の読み方 北海道新聞遠軽支局 山崎隆志 8月 5日(火)エネルギー事情 北海道電力北見支店 9月 2日(火)健康日本21 紋別保健所 岡崎弘 行 9月17日(水)火災の現状と予防 消防署佐呂間支署 岡本 貢 10月 2日(木)悪徳商法とその手口 北海道立消費生活センター 10月21日(火)子供と共に歩む 北海道家庭学校 小田島好信 11月 5日(水)芸能鑑賞 落語家 橘家富蔵 11月18日(火)佐呂間の教育 佐呂間町教育委員会教育長 中村 裕 12月 5日(金)自分史の書き方 日本文学者協会 菊地慶一 12月18日(木)ボランティアと社会参加 紋別市社会福祉協議会 篠原辰二 1月22日(木)健康づくり体操 社会教育課 前 典宏 2月27日(金)自分史の書き方 日本文学者協会 菊地慶一 ◆◇『子犬の飼い主募集』 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 先々週から、子犬を飼ってくれる方を探しているのですが、なかなか申し出が ありません。過去、このコーナーでは多くの捨て犬が心やさしい方々にもらわ れて行きました。まだまだ、気長にお待ちしています。 ┃かわいい子犬┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0423_dog.html ┌───────────────────────────────────┐ │【今週の話題】〜ホットな話題をお届けします。by うめこ │ └───────────────────────────────────┘ 『あれあれ、ダチョウ発見!』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いつだか「サロマにダチョウ出現」のニュースを書いた記憶がありますが、あ れはダチョウのヒナでした。それが大きくなって元気にいるのを発見しました。 場所はサロマから浜サロマへ通じる道の海岸通へ出る少し手前。道路脇の右手 に大きなダチョウの姿が!近寄るとあちらも近寄って来て、かわいい顔で愛想 をふるのにはこりゃ参った!めんこいダチョウをどうぞご覧ください。 ┃ダチョウです。┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0507_wadai.html 『霞か黄砂か』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この数日、サロマは霧か霞かはたまた黄砂かに覆われて、遠くの山も毎日かす んで見える日々です。これは一体何なのでしょうね。 ┃窓からの風景もこんな様子。┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0507_wadai2.html ┌───────────────────────────────────┐ │【読者からのメール】 │ └───────────────────────────────────┘ 皆様からのメールを紹介いたします。 「ほぼサロ」は、これで1年間の毎週を面白く見てきました。遠くの多くの人 たちが「ほぼサロ」をメールをとおして見ているとするならば、北海道の東側 である北見をふくめた道東の文化や生活を知らしめるスタンス(発信基地)を もっても良いでしょう。北海道の田舎(北見もふくめて)でも、こんなことを やっていますと全国へ独特な発信をすることも、さらに面白い企画です。なぜ ならサロマだけにとらわれず、道東を知ってもらうことは大切です。でも実際 となると、記事ソースの収集には大変であろうと思います。 自然の野性味を伝えるとともに、文化がつねに回転しているエネルギーのある 姿を発信するのも意義のあることだと思われます。オホーツク文学などは地域 にねざした風景と動植物が登場して実に興味深いものがあります。北見の書店 でみつけた土地の同人誌は活き活きとして、風景も言葉も透き通るように新鮮 でした。 町長にでも相談して、サロマ文学賞(賞品は毛蟹とかホタテ、あるいは1年分 の玉ねぎでも良いでしょう)をかかげるのも一考だと思います。審査員はもち ろん土地の文学家、それにちょっとした作家も参加してもら)うと形も整うの だろうと思います。最近はこういうのが盛んです。・・・・・・・・・・後略 皆様からのメールをお待ちします。 mailto:hikko@titan.ocn.ne.jp ┌───────────────────────────────────┐ │【サロマ昔話し】〜サロマの昔を知っている方に語ってもらいました。 │ └───────────────────────────────────┘ 昔のお嬢さま達の話は本当におもしろい!Kのばあちゃんのお話し。2番手は Yさん。 ...................................................................... 昔はさ、ホタテなんて買わなかったね、みんな拾ったものさ。シケの後なんか に浜さ行くと、おもしろいくらいに捕れたさ。牛やっている時なんか、乳しぼっ ている暇ないさって言いながら行ったもんだ。田植えの頃には早く田植えを終 われば行けるって、昼も休まないでやったさ。 捕れたホタテは干したりしたよ。冷蔵庫もなかったもんね。干したホタテが子 どものおやつにもなったもんだ。毛ガニも拾ったさ。みんな拾ったもんだけど、 今はダメになったもんね。 ...................................................................... わたしも毎日拾ったよ。あそこに住んでいるうちはずっと毎日海岸歩いて拾っ たさ。海岸長くて持って帰るのが大変だったさ。それでも行ったね。おもしろ くて毎日拾ったね。おもしろかったよ〜。 ...................................................................... そうか、ホタテって拾うもんだったのですね。今でも風の強い日には海岸には たくさんのホタテが落ちているのです。サロマならではの風景です。一度行っ てみようと思います。 ┌───────────────────────────────────┐ │【とものお気楽日記】〜山梨から故郷サロマへ向けて送ります。 │ └───────────────────────────────────┘ 『給食』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 何年も前からサロマでは給食問題が続いている。前進したり止まったり、それ だけ多くの問題を抱えた町なのだろうと思う。 さて、ここ早川では以前から給食になっている。わが子に「一番嬉しかったこ とは?」と尋ねると、「給食を食べれたこと」と答えた。毎日、保育所で私も 給食を食べている。 温かいスープやシナモンパン、チキンカレー、スパゲッティ、煮込みうどん、 紅茶プリン、オレンジゼリー、、、私が子ども達に作っていた冷凍おかずや冷 たいご飯とはまったく違う。いつもおかずやご飯を残していた息子も、給食に なってからは、ほとんど食べ残していないそうだ。 朝もとても楽である。朝5時半に犬に起こされ6時まで犬の散歩。そのあとは、 朝ごはんを作り洗濯をする。のんびりした朝は、パソコンでダウンロードした 好きな曲を流す。密かな朝の贅沢だ。確かに給食にもデメリットはあるだろう。 が、冷凍おかずでお弁当もどきを作っていた我が家では、給食になって、私は ほっとしている。 給食費は一人月約4000円。だが、その分ご飯を炊く量も減った。冷凍おか ずを買うこともなくなった。お弁当を考えた買い物をすることがなくなった。 朝ゆっくり出来ることは、気持ちのいい一日を過ごせるような気がする。 給食は、子どもの健康以外にも、お弁当を作っていた母親を優しくさせてくれ るように思う。給食のメニューを見ながら、こんな料理があるんだなと我が家 のメニューも少し増えた。人が作ってくれる料理というものは、料理を作る私 たちに色々とアイディアを与えてくれる。案外子ども以上に、毎日給食を楽し みにしている私なのである。 ┌───────────────────────────────────┐ │【キリンのぶつぶつ】 by キリン │ └───────────────────────────────────┘ 5月4日(日)『春到来』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 稚貝をいただき、さっそくボイルし、ねぎを入れ酢味噌に。おいし〜い。味噌 汁・天ぷら・佃煮風に甘辛く煮つめてもおいしいですね。春の旬の味を堪能さ せていただきました。 連休に地区の清掃があり、1時間程の間にカエルの卵に遭遇。よもぎやつくし を発見。沢の方に入って行くとザリガニにもお目にかかれるとか。「春のさろ まを発見」したのは良かったのですが、空き缶ペットボトルの多い事。なんと 赤ちゃん用おむつも丸ごと…。ドライブ・旅行中の方が捨てたものばかりでは ないでしょうが、車の窓からポイはちょっといただけない。 ┃これぞサロマの春。┃ http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0507_kirin.html ┌───────────────────────────────────┐ │【国際交流の広場】 by ゆうこ │ └───────────────────────────────────┘ 『ポーランドへ行ってきます』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私は約10年間田中比呂子先生(紫陽会主宰)についてお筝を学んでいますが、 この度、先生がポーランドのソポート氏で催される「日本の夕べ」に招かれ、 筝の演奏会をすることになり、力不足ではありますが私も連れていって頂ける ことになりました。5月14日から21日までポーランドに行って来ます。初めて の旧共産圏訪問です。 現在ポーランドとEメールで当日の会場(なんとオペラハウスらしい!!)とか プログラムの打ち合わせなどをしていますが、今から、緊張してます。(お稽 古しなくちゃ!) せっかく、重たい思いをしてお筝を持っていくので、少しでもポーランドの人々 に喜んでもらえるよう、頑張って演奏したいと思っています。ショパンのふる さとであるポーランドで私の大好きな筝の演奏をできるなんて感激です。 私は今までアラスカ州パーマ市と姉妹都市交流を通じて国際交流をしてきまし たが、今回、ひょんなことでポーランドとの交流にすこしでも力になれること を大変うれしく思っています。それでは、帰ってきたら詳細な内容や写真など をご報告します。行ってきます!!! ┌───────────────────────────────────┐ │【森からのたより(23)】 by 釜爺 │ └───────────────────────────────────┘ 『森の人(1)』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ テツ爺ちゃんは沢の急勾配を軽快な足取りで上りながら、アイヌネギを採る。 茎が鉛筆ほどもあるみごとなやつだ。嫁のキンコと友達のユメコは、傾斜に脚 を滑らせ転けるたびに笑いころげている。 連休のある日、持病で入院を間近にひかえた、テツ爺ちゃんが、初めてアイヌ ネギを採りに二人をさそったのだ。声をかけられたユメコは険しい山奥に入り 込むとはつゆ知らず、ピクニック気分で前の晩から稲荷すしをつくって、はり きっていた。軽四のトラックに三人乗りでキンコの運転だ。狭い車内でユメコ の太い足を乗せられて、テツ爺ちゃんはまんざらでも無い顔をしている。いよ いよ山にはいりこんだ。さてそこに二人の悪戦苦闘がまっていた。 若い二人は、痩身の病人の筈のテツ爺ちゃんの後を着いていけないのだった。 そのうちとうとうテツ爺ちゃんの姿を見失ってしまった。呼べど叫べど、テツ 爺ちゃんの気配はしない、そこはそれ年の功という奴で慌てずに二人は持参の おにぎりと稲荷をぱくつく。食欲だけは負けない二人だった。 弁当で元気のついた二人は何とか深い山奥のテツ爺ちゃんのアイヌネギ畑にた どりついた。見たことも無いような太く立派なアイヌネギの群生地だった。夢 中になってしばし時間をわすれる。さて帰路につく事になるが、欲張ったアイ ヌネギの袋で両手をふさがれ木の枝をつかむ事も出来ず、山の斜面でまたまた 悪戦苦闘の再開だ。苦肉の策で首の手ぬぐいで両手の荷物を振り分けにして肩 にかけたり首にかけたり、長靴のなかで足が泳ぎ、膝はがくがく、ただただ、 テツ爺ちゃんの健脚ぶりに感嘆する一日となった。 そんなユメコの苦労話を聞きながらみごとなアイヌネギのお裾分けを味わって、 仲間とビールをのみかわした。旨かった。ユメコの繰り返して話す、テツ爺ちゃ んのエゾシカの様な健脚ぶりに感嘆しながら、フト、爺ちゃんは「森の人」な んだとおもった。 『森の人(2)』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 古い友人のHが丸太小屋に寄った。彼が転校してきたのは小学校の高学年のと きだった。もっそり型のHは早速ガキ大将のいじめの洗礼をうけた。ところが ワルに取囲まれていた、Hが突然に駆けだしたのだ。 授業が始まる間際でもあって、ワル連中は大慌て捕まえようと後を追った。H はグランドを横切り鉄道線路の側溝を敏捷に飛び越え駆けていく。ワルの数人 が追いかけて、その後を野次馬の長い列がつづいた。その顛末は記憶にないが、 ともかく、そんなことがあってからガキ大将一味はHに手を出さなくなった事 はたしかだった。 釜爺とHは親友になっていった。休み時間には、学校裏の林に分け入って遊ん だ。木に登ったHは枝を揺さぶり、声を上げて猿の真似をする。機敏で猫背気 味のHの猿まねは真に迫っていた。そんな時のHは気分は猿になっていたに違 いない。 彼は、他の町の高校に通い東京の大学に入った。べつべつの人生を歩んだけれ ど親交は深まるばかりだった。高校の教師になり、旭川、斜里、遠軽と勤め、 この度、定年退職した。今は、好きな自然観察でワゴン車で寝泊まりしながら あるきまわっている。このホロイワ山にもよく来るらしく外仕事していた釜爺 の姿を見つけ寄ってくれたのだった。 「小笠原諸島に二度行って来たよ、父島に数日いた。」「何か記録してるのか、 写真とかさ…」と尋ねるとNOと言う。文字どうり逢いにいくだけが目的なの だという。彼は若い時から、創作をして絵もかいていた。そうした共通の趣味 もあって親交が深まったのだけれど、野心めいたものは一切もちあわせていな かった。自己満足で充分満足するタイプで、そうした欲のない者特有の強さみ たいなものが持ち味だったのだ。 森に分け入って、目指す野草に初対面したときのうれしさを、ぼそぼそと口を とがらせて喋る、還暦を過ぎたHの姿とあの木の枝を揺すって騒ぎたてていた 少年の姿が重なり合って一つになった。 テツ爺ちゃんもHも、森が受け入れてくれ、森と対話が出来る、今は数少ない 「森の人」なのだとおもった。 ┌───────────────────────────────────┐ │【編集後記】 by 編集長さくらうめこ │ └───────────────────────────────────┘ 毎年5月の第2週の日曜日に花見をすることにしています。と言っても若佐の 神社に行くだけのことですが、今年はお弁当持参で大勢で14日に行く計画を 立てていたのですが、巻頭言でも触れているように、なんと今日見たらすでに 山はピンクに染まり始め、これではすぐに満開を迎えようというもの。今年は 少し桜も早いようです。(14日はチューリップ公園に変更・・・) とは言え、山のコブシは何となく遅く、そして小さく少ない気がします。また ネコヤナギが今年は今頃白いフワフワから薄い黄色のホワホワの花となり、と ても目立っているのです。(そう言えば中国語で花は「ホワ」と発音しますね。) 「今年の○○は○○だ。」と話するのも楽しい、春を迎えた今日この頃です。 ┌───────────────────────────────────┐ │ 佐呂間町の関連サイトはこちら │ └───────────────────────────────────┘ ▼サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/ ▼日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。 http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。 ▼本誌は上記『日刊web新聞webnews』の協力を得て製作しています。 ご協力に感謝します。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 【ほぼ週刊さろま】2003.05.07 (毎週水曜日発行) 第146号 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ マガジンID:0000040784 発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会 発行責任者:干 場 久 mailto:hoshiba@beige.plala.or.jp 編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp 編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp …………………………………………………………………………………………… ▼バックナンバーはこちら http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/backnumber.html ▼メールマガジンの登録・解除などはこちら 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