2001.9.7号 10:00配信


消防署の情報

北見市の防災訓練にNTTドコモのモバイルエンジンが参加



災害対策車両

来る9月8日(土)に北見市川東河川敷地右岸(若松大橋下流側)において、北見市の総合防災訓練が行われることは既に速報済みですが、この訓練にNTTドコモが国内に唯一道内に配備されているMOBILE ENGINE(モバイルエンジン・災害対策車輛)3台の内2台が当日参加するという。

この車輛は、NTTドコモが災害および重大故障発生時に重要な通信を迅速に確保することを目的に平成11年度に北海道に配備されたものという。先の有珠山の大噴火災害においてもその通信回線の確保にあたり大いにその威力を発揮したと言う優れ物である。

北見市民へのお披露目は既に今夏の”ぼんち祭”においてPRを兼ねて訪れていると言うが、今回はまさしく災害時における活躍の程を市民の多くの人々に見て・知っていただく良い機会であると思います。

今回投入される車輛は、「災害対策無線車」と「災害対策支援車」で、アメリカのAMゼネラル社製で車名はHUMMER(ハマー)。「災害対策無線車」は携帯電話基地局装置・発電機などを搭載しており、災害時などに出動して重要通信の確保にあたり、携帯電話を最大34回線、PHS(64K対応)最大7回線を確保するという。一方「災害対策支援車」は災害対策無線車とペアで移動し、器材運搬や人員運搬に活躍する。また、PHS基地局としても設置可能で、最大7回線を確保することが出来るという。また、両車輛ともインフォメーションボードを搭載することが出来、いわゆる電子掲示板の機能を備えており、状況掲示や誘導案内にも活用できるそうです。

この車両もともと米軍の軍事車両がベースにされて造られていることから、重いそうでエンジンも6500CCのターボディーゼル195馬力という。


車両の概要はこちら





このコーナーのインデックスへ




Home
(C) 2001 webnews
ご意見・ご感想・お問い合わせは webmaster@webnews.gr.jp まで。