皆さんこんにちは、イマムーです。
SO北海道運営委員長佐藤章さんの提供によるアップデイトシリーズNO3です。このシリーズは、全世界のSOファミリーに、SOI(スペシャルオリンピックスインターナショナル−SO本部)から伝えられる情報です。原文が英語のためSON(スペシャルオリンピックス日本)スタッフによる翻訳作業と、文脈精査作業を経るため幾分季節が過ぎてからの情報となりますが、作業行程にご理解をいただき、お許しください。
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アップデイトシリーズ ’99 No3
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11/12/1999
今回もトップニュース、SO世界各地の情報、トピックス、アスリートの情報、ファミリーの情報を2回に分けてアップします。
まず、トップニュースから。
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○SOのウェブサイト
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‘90年代の電子情報ルートであるインターネットは、SOワールドゲームにとっても新たな歴史を作った。1999年大会はメディア、アスリート、ファミリー、ボランティア、サポーターに大会の主な情報源として、分かりやすいウェブサイトを提供した最初の世界大会であった。
1998年4月にウェブサイトが導入されて以来、アドレス表示が次の
http://www.99games.comのインターネットサイトの利用者が200万人以上に達した。SOおよびアルファニューメリックシステム社、AOL社、キャピトル放送社、シスコ社、オラクル社のワールドゲームスポンサー企業の行為により、ウェブサイトは情報工学が提供しうる最新技術の装備を備えることが出来た。
情報はこれまでのどのSOワールドゲームよりも迅速に入手出来た。世界中の人々がライブビデオによる開会式の様子から、最新の競技結果に至るまであらゆるニュースに瞬時にアクセス出来たのである。
「1999年WGは今までに取材したどのスポーツ大会よりも素晴らしかった」というプレスからの声が、SO情報マネジメントへのコメントの中に含まれていた。「劇的な向上だ。」と表現した記者もいた。
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○ 世界各地から
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● アフリカ地区
○フリカ地区のスタッフは、SOスタッフと共に、8月7〜14日ワシントンDCで行われた戦略計画会議に出席した。
アフリカ地区ディレクターのKathryn Clark、地区マネージャーのKomlavi AtatyとMorris-Eyton、地区スポーツマネージャーのMoni Wekesaはプログラムの発展と認証問題、マーケティングと基金収集目標、地区発展のためのチャレンジとチャンスについて討議した。
● アジア太平洋地区
○1999年SOWSGに参加したSOバングラディシュのアスリートとコーチ達は、いくつかの州で行われたヒーローの栄誉をたたえる帰国レセプションに出席した。
最初に行われたのは、7月29日のバングラディシュ首相Sheiku Hasina主催の昼食会であった。首相は各アスリートの目覚ましい成果に対して、22カラットの金メダルを授与した。
8月8日、ダッカで行われた州のレセプションでは、州スポーツおよび青少年文化長官のObaidul quader氏、社会福祉担当長官のMozammel hossain氏、地方行政担当副長官のHossin Chowdhury氏が花束で、アスリート選手団を歓迎し、彼らの健闘を讃えた。主な新聞とテレビの代表者がこの行事を取材した。バングラディシュテレビは特別番組を組んで、1999年WGに於けるSOバングラディシュアスリートの活躍を放映した。
Mugdaparaでは、アスレチックで金メダルを獲得した地元に住むSOアスリート、Rebeka Sultanaのために市民が歓迎のホームーパーティを計画した。1000人以上の人々が彼女を讃えるために集まった。来賓の中には、地方行政担当副長官のHossin Chowdhury氏や、SOバングラデシュのボードチェアAshraf Dowla氏の姿があった。
● ラテンアメリカ地区
○ SOペルー会長は8月10日〜12日SO本部を訪れ、レコードグラント認証、アスリートパーソン、基金収集についてスタッフと協議した。
8月2日〜5日、ラテンアメリカの代表者は戦略計画会議のためワシントンDCのSO本部に集まった。参加者は、SOブラジル会長Dieter Fanta氏、SOブラジル執行委員長Vanilton senatore、SOラテンアメリカマーケテイングマネージャーPaola Marinoni、ラテンアメリカグローバルフィールドサービスマネージャーBecky Motenegto等であった。会議の中心議題は、2004年までの地区の発展チャンスと、戦略の優位順についてであった。
さらにブラジルから、6月1日から26日は、サンパウロ市とクノティバ市の15万人のSAM‘sクラブの会員が1999年WGに参加するSOブラジルチームの旅費および滞在費を支援する、商品の購入期間であった。この1ヶ月に渡るキャンペーンで、チームのために、全体として52000US$が集まった。
このSAM‘sクラブのキャンペーンには販売業者、各種消費物製造業者が15社参加した。これらの製品は、店中に特別キャンペーンの旗を立てて、ディスプレーされた。販売利益から、更に1%をSOブラジルに還元して、二重の寄付行為を行った販売業者もあった。
このキャンペーンがメディアに取材された結果、SOブラジルに対する社会的認知が深まったばかりでなく、参加した5つのSAM‘sクラブも国内に知られるようになった。SAM‘sクラブはブラジルでは活動し始めて4年しか経っていなかった。この計画が成功したことで、SAM‘sクラブからSOブラジルへの支援が今後も行われることとなった。
● 中東・北アフリカ地区
○ イスラエル、ヨルダン、パレスチナのSOプログラムの代表者は8月16日会議を持ち、提案されているSO平和大会に関する討議を再開した。
加えて、SOイスラエルのアスリートやコーチに向けに、今年イスラエルでトレーニングキャンプを開催する計画を明らかにした。SOヨルダン議長でSOボードレベル国際諮問委員会メンバーであるRaユad HRH王子とパレスチナ国連特別コーディネータ代理のFrancis Duboir氏が会議に出席した。
● 北米地区
○ メキシコ政府および、多数の協力スポンサーの寛容と支援のおかげで、SOメキシコのアスリートとコーチはノースキャロライナで行われた、世界大会に参加して、帰国するまでの旅費を確保する事が出来た。このような援助がなければチームメンバーの多くは、大会地までいけなかったことだろう。
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アップデイトシリーズの第3号でした。
ではまた。
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