2006.3.21号 10:00配信


平成18年第2回湧別町議会定例会議 第5日目から

3月16日(木)9:30〜16:59 by Tany


【序幕】
 
 傍聴5日目。
 
 ずいぶんと慣れてきた。役場職員、議員の皆さんも認知してくれたようだ。ときどき声をかけてくれる。
 
 それはそうだろう。
 三日目から、記者席に座ってメモしているのだから。
 一般傍聴席は椅子があるのみ。メモするのが大変だ。それにひきかえ、記者席にはメモを取りやすいように机盤がある。それに、クッションのついた両袖の上等な椅子。長時間座っているには楽チン。
 2日目まで姿を見せた記者二人はその後顔を見せなくなった。代わりに座っている。
 
 今日は限界に挑戦しようと思う。何の限界? それは、資料なしでどのくらい議会の審議を記録できるか? である。よーし、やってやるぞと張り切ってはいるのだが、いかが相成りまするか…… 読んでの、お楽しみ!

【第1幕】

● 日程第1 会議録署名議員の指名
会議規則120条によって、2中川、3久保両議員が指名される。

● 日程第2 議案第49号 平成18年度湧別町一般会計予算について

 昨日の審議に続いて、一般会計予算歳出の後半、「6.農林水産費〜14.予備費」の質疑応答が始まる。
 参考までに再掲すると、歳出の大項目(款)は次のとおり。
 
1. 議会費 …… 45,888千円
2. 総務費 …… 965,081千円
3. 民生費 …… 319,767千円
4. 衛生費 …… 161,727千円
5. 労働費 …… 147千円
6. 農林水産費…228,218千円
7. 商工費 …… 53,059千円
8. 土木費 …… 374,588千円
9. 消防費 …… 179,890千円
10. 教育費 …… 266,569千円
11. 災害復旧費 ………48千円
12. 公債費 …… 746,594千円
13. 諸支出金 ……259,424千円
14. 予備費 …… 10,000千円
計 ………………3,611,000千円
 
● 6羽田議員:町有林・商工振興・道路改良------
@ 町有林管理費21,199千円で、歳入の生産物売り払い費は10,800千円であるが収支はどうなっているか?
A 商工振興費が2,866千円前年度から減少しているが、町へ要望はなかったのか? プレミアム商品券の続行はないのか?
B 道路新設改良費のうち、西1号線(89,000千円)はしばしば直しているが、今回工事の内容を知りたい。

産業課長:
@ 歳入はカラマツの処分。補助金が入り、75万円の黒字になっている。
A 要望はなかった。商品券は3年間の約束で実行した。次年度予算にはできていない。今後要望あればそのつど考えていく。
建設課長:
B 1号〜2号間の用地買収14件。この道路は昭和54年、農用道路として建設、51〜55cmの厚さである。そのため地番沈下が起こりやすい。今回は78cmの厚さで作る。

羽田議員:
A要望があれば検討するというが、今回はまったくなかったのか?

産業課長:
利子補給を除いては、具体的になかった。

● 5鈴木議員:町並み整備活動------
町並み整備促進(1,000千円)は4年計画で、本年が最終年。過去3年かなりの成績を上げたが、湧別市街はあまり効果があがっていない。残す1年で何か方法はないのか?

産業課長:この事業は平成15年に始まり、15件の実績がある。湧別9件、芭露4件、計呂地2件だ。100万円を限度に1/2助成している。対象物件には職員が出向いて交渉している。今後も協力をお願いする。

鈴木議員:思い切った対応が必要。ご理解願っていきたい。趣旨説明会を開くのは難しいか?

産業課長:町外の所有者もいる。積極的にこの事業の周知をはかっていきたい。

(関連)8広田議員:
この事業は平成18年度で終了する。続けてやっていく計画はないか?

産業課長:残り1年、周知を図っていく。延長しても難しい。

広田議員:町の方向性が見えない。その結果町並みの整備が進まない。形を変えてもやっていきたい。町長の考えは?

町長:奨励的に空き家の整備を進めた。実績は15軒。限られた時間内で積極的に取り扱ってきた。時限立法なのでこの事業は一旦中止する。その後、状況の変化が起こったら、そのとき考える。

● 9村川議員:リラ街道の花壇と中学生のボランティア活動------
町道維持管理(69,027千円)のうち、リラ街道植樹帯管理報償費は2,000千円。168区画に花壇が作られているが、中学2校が41区画を受け持っている。本年報償費が減額されるそうだが、中学生の分は一般と同じに削減しないでほしい。報償費を生徒会の費用に上積みして、活動資金にいようとしている。

建設課長:中学生の参加には感謝している。年々担当区画数が増加している。本年は10区画増加している。学校関係も一般と同じ視点で取り扱いたい。快適空間を作り出す、ボランティア活動であるから。

村川議員:確かに、町民の一員として参加するのは社会的活動学習にとって重要だ。しかしハウスで苗から栽培している。報償費が8万円の減になるという。これでは生徒会活動に影響が出る。再考してほしい。教育委員会からも答弁いただきたい。

建設課長:道路整備のボランティアであるから、一般と同じに扱いたい。

社会教育課長:中学生が社会活動に参加。ボランティアの町民といっしょに花壇を管理して、町民といっしょに活動するという感動が大切。お金というより、活動そのものが大切だ。

村川議員:もちろん益が目的ではない。でも、中学生は目標を立ててやっているのだから、なんとか目的をかなえてやりたい。町長はどう考えるか?

町長:リラ街道のボランティア活動に、中学生が参加しているのには感謝している。しかし、生徒の活動を特別扱いするのは妥当なのか? 報償はそんな意味ではやっていない。生徒会費用の増額は別な時点で考えていくのが妥当だと思う。

● 13中谷議員:ホルスタイン改良同志会連合会------
@ 畜産団体に対する負担金補助及び交付金は、自立できる団体については3年中に打ち切りたいというが、ホルスタイン改良同志会は後継者の集まりの連合会だ。前年10万円が7万円に減額されている。酪農家にとって牛を見る目を養うのは大切だが、その勉強の場である。減額しても続けてほしい。
A バイオガス事業推進協議会の施設はどうなっているのか?

農政課長:
@ 改良同志会へは減額して、3年で打ち切りの予定だ。中谷議員の言うとおり、大変重要な活動を行っているのは承知している。でも、JAからの補助もあり、町からの補助金がなくても活動できるだろう。
A 平成16年から試験している施設だ。財団の所有である。現在は保守点検だけしている。
地元で活用できないか、目下照会中。

中谷議員:共進会を通して酪農後継者が牛屋としての目を養っている。現在は7万円(町)+ 30万円(JA)+ 40万円(会員)で運営している。将来、町が協賛しなくてもよいものであろうか? 町政には温かみが必要だ。

農政課長:改良同志会へは、側面的援助を行いたい。できるだけ、お手伝いし、支援していきたい。

中谷議員:今年は仕方ないとしても、3年中で打ち切らないでほしい。この会を作るときには大変な苦労があった。

農政課長:行財政改革に基づいて、補助金を削除するのはやむをえない。別の形で支援していきたい。

● 7石垣議員:町有林・除雪・水産業の振興------
@ 町有林管理は、国から助成がないと1000万円以上の赤字だ。町有林のあり方に町民の関心が高まっている。この70億とも80億ともいわれる財産があると、湧別町は悠々である。これまで5年間の経過、今後10年間の見通しを、今でなくてもよいから議会に提出してほしい。

押野議長:提出は可能であろうと判断する。

石垣議員:
A 除排雪業務委託料(40,893千円)の契約はどうなっているのか?過去3年間の実績の基づいた予算というが、回数が増加した場合は補正を組むのか? 10cmと15cm積雪の差はどれくらいなのか?
B 農林水産業費(228,218千円)のうち、農業関係は93,577千円、林業費66,788千円、水産業費67,853千円。町の条例数は農業関連48本、水産関係はたった1本。条例に基づいて予算が作成するのだから水産予算が少なくなるのは当然だ。また水産関係町会議員は私一人! アンバランスだ。
 一次産業の育成を町長の執行方針もうたっているが、ビジョンがなさ過ぎる。水産業関連若者育成についての予算は何もない。水産業者は裕福というが、とんでもない。要請がなかったら何もしない行政なら不必要だ。本当に一時産業育成はこの予算でよいのかよく見てほしい。物の考え方が違いすぎている。

(答弁を巡ってひな壇が協議に入る)
10:40〜11:00まで休憩に入る。

【第2幕】
 
11:00、審議再開。

建設課長:A 除雪費は約40,000千円。「小型運送」約24,000千円、「渡辺」約17,000千円で、実績主義(出動時間)で支払う契約になっている。3年間実績では、10cm積雪で出動なら1914時間、15cm出動なら1818時間と計算している。

農政課長:B 町長の執行方針に基づいて予算を編成した。農業振興費(11,830千円)の大部分は債務利子補給(6,230)、負担金補助・交付金は「農業推進協議会」に統合(2,000千円)した。商工、水産についても、後継者育成の見地から参加希望あれば推進していきたい。けっして商工、水産を排除するものではない。

産業課長:各種団体と十分協議して予算を決めた。水産関係も漁組と協議した。たしかに水産関係の条例は少ない。振興事業については協議して予算を作っている。

(無言の間………… 議長は石垣氏に発言を促す。)

石垣議員:今のを答弁と思いますか? 農業についてはたくさんの条例がある。それで予算がつく。協議したというが、一体誰と? 漁組の専務、それとも参事? それで用は足りるのですか? 私の知る限り、町政は予算組みが大事。予算組みに当たって議会には何の相談もない。水産関係なんか何も相談してないでしょう。条例がないから協議もない。条例なくてなにができますか?「湧別町例規集」(大辞典ほども厚い、条例や規則を集めた仮綴の本)は何のためにあるの?
なにもかも平等にせよとはいわない。農業は頑張ってほしい。水産業は0。商工会も同じだ。これで事業が発展するはずがない。これからもしつこく追求していきます。
町内の収益面から言うと農業70億円、水産60億円。農政課長はいるが、水産専門課長はいない。だから、作物の各種試験は実施されているが、水産の試験は実施できない。これは専門担当者がいないからだ。
各自、町民のためを思い、命を懸けて仕事をしてほしい。湧別がよくなるのは、役場職員次第だ。担当課長は頑張ってほしい。助役も、町長も。
感じませんか? あなた方の答弁は答弁になっていない。水産関係条例の設定にも取り組んでほしい。条例が水産にないのを、町長、当たり前と思いますか? 一言答弁していただきたい。

町長:水産関係予算、これでよいのかとおっしゃるが、関係機関と協議しながら編成しています。今回も、漁港の整備(65,434千円)を取り上げている。水産業については、その年々の施策によって予算を立ててきた。たしかに、水産業の場合、国からの施策は少ない。それで条例も少ない。町単独の施策によって行ってきた。しかし、条例、規則による振興策の仕組みづくりもしなければならない。今後、担当に指示していきたい。

● 8広田議員:業務委託について------
学校用務員が労務委託になって、かえって費用が(2,225千円へと)増大している? これはなぜか?

管理課長:直営をやめてできるだけ委託に切り替えていくのが町の方針だ。平成18年からは人材派遣してもらうことになったので増加した。

広田議員:業者委託で逆に増加しているのはなぜか? また委託先は?

管理課長:小学校で21.6万円、中学校で19.4万円アップしている。委託先はダイシントウ(大進東?)で他の職員も含めて配置する予定だ。

広田議員:小学校は125万1千円(前年)→225万2千円で70万円のアップ、中学校は147万4千円(前年)→216万6千円で69万2千円のアップ。委託にしてこれはあがりすぎではないか? ダイシントウとはどんな契約になっているのか? 従来いた人を使うのか?

(鳩首相談始まる。時間かかる。ダイシントウは本社東京の会社。自治体の業務委託を受ける会社らしい。湧別町にも進出して、宿泊施設「しらかば」に事務所があるという。)

管理課長:共済費+賃金+交渉費が契約した金額。人材派遣ではなく、業務委託である。見積もりを取って行った。

広田議員:業者選定は誰がどこで行ったのか? 昨年と変わりないというのか?

総務課長:ダイシントウは町内の指定業者である。業務委託は小学校・中学校・レセプト業務の3名である。入札結果ダイシントウが落札。小中の元いた臨時職員は退職する。レセプトの臨時職員はそのまま移動し、ダイシントウに雇用された。原給が保障され、やや増額したはずである。

● 10坂東議員:認定農業者・小学校副読本・スポーツ振興------
@ 認定農業者が127名いるが、畑作の方が多い。湧別町の農業者すべてが認定農業者になる必要がある。その事業が予算に反映されていないが町はどう取り組むか?
A 小学校3・4年生用の社会科副読本が今年作成(2,804千円)される。この中に「食育」を取り入れる考えはないか?
B町主催のソフトボール大会、卓球・バレーボール大会はとても好評だった。予算に入っていないのはどうしてか?

農政課長:@ 平成15年78名、平成16年106名、平成17年124名と認定農業者が確実に増加している。平成17年に国の施策が変わったので、平成19年から新しい制度になる。

社会教育課長:A 「安全な食料」のなかで取り入れていきたい。
B 昨年は、それぞれが20回、30回の節目だったので助成した。同じ方々が出場していることもあり、今後どうするか、この一年間話し合うことになっている。

坂東議員:(質問の意味が分からず、記録を取れなかった。町の答弁も意味不明。割愛!)

12:06、休憩、昼休みになる。

【昼休み】

 レストラン「フェリーチェ」に急ぐ。
 本日は誰もいない。いつもの席に座る。
 スパゲッティ ランチを注文する。スパゲッティの別メニュが提示される。塩味のきのこスパゲティにする。これで、4種類のランチメニュの3種類目だ。
 味は平凡、★★★。
 結局、ランチが終わるまで、一人であった。
 手作りのケーキがおいしそうにケースの中に並んでいる。カロリー制限の身には、目の毒だ。そのうちには、味見したいと思うのだった。

【第3幕】

13:00、審議再開。

● 1野口議員:中高一貫教育・業務委託・図書費------
@ 中高一貫教育の推進(812千円)の具体的事業は?
A 広田議員の質問に関連するが、現職員が委託を嫌った理由は何か?次年度は経費を何%上乗せしたのか。
B 図書館はよく利用されているようだ。図書費(3,945千円)でどのような本を購入するのか?図書館の本年の運営方針は?

管理課長:@ 中高一貫教育の推進事業は一ヵ年を過ぎた。6年間を通して、基礎学力、進路指導、就職指導、資格の取得教育など、人づくりをテーマに推進している。高校生と中学生の直接対話機会の増大、高校教師による出前授業なども実施している。
A 業務委託に当たっては町内に1社しかないダイシントウに決まった。本庁の臨時職員をそのまま使うよう条件を付けた。上乗せは10%。

図書館長:390万円で11分野それぞれのニーズにこたえて、偏りなく購入する予定。購入割合は、児童書36%、文学30%、芸術17%、工学10%など2000冊を予定している。
図書館は今年で10年目になるが、最近利用者が増加している。町民の学習、楽しみ、いやしの場として、個人的ニーズを対応していく予定だ。
今後、産業・ビジネス・事業所の支援も大切と考えている。とくに本町でも中国からの研修生が増加し、70名いるが、そのうち45名は図書館に登録している。彼らのニーズにもこたえていきたい。
(図書館長の答弁は理路整然、拍手したくなる立派なものだった。でも、チョット長すぎた!)

管理課長:現職員とは何回も話し合いを持った。目指す道があるということで引き止められなかった。

1野口議員:中高一貫教育・業務委託費の上乗せ------
@ 中高一貫教育は始めたばかりだが、成果はいかがか?
A 業務委託、上乗せ10%は福利厚生費か?

管理課長:@ 授業に成果が出ている。また先生間の相互理解が高まり、生徒会、部活なども一歩進んだ。

総務課長:福利厚生も含めて10%上乗せした。

● 11深沢議員:嘱託図書館長・体育施設の委託管理費------
@ 確認であるが、次年度は嘱託館長(臨時職員賃金予算1,642千円)になるのか。町長!館長の役割、責任、定年などはいかが考えているのか?
A 総合体育館、運動公園、屋内ゲートボール場、パークゴルフ場、その他の体育施設の委託管理費は分離していて見づらい。指定管理費として項目を起こしてはいかがか?

図書館長:@ 嘱託館長は……

(図書館長が発言しかけたとき、深沢議員が猛然と発言をさえぎる。)

深沢議員:執行者の意見を求めているのだ。その背景に何かあるのか? 嘱託館長なんて改革に逆行しているのではないか。

(ひな壇で鳩首相談。水入り休憩)

14:05、審議再開。

教育長:@ お詫びします。身分は嘱託図書館長で、臨時職員ではありません。嘱託図書館長の役割・権限は従来どおりで、嘱託で勤務していただきます。

税財課長:A 確かに見づらい。ご意見を次年度の予算案に反映したい。

 以上で14農林水産費〜予備費までの審議を終了した。
 続いて直ちに「歳入」の予算案の審議に入った。

● 7石垣議員:地方消費税交付金------
地方消費税交付金(50,000千円)の算定基礎は?

税財課長:地方消費税とは、消費税5%のうち、1%が地方消費税で、その1/2が市町村に交付されます。平均では5.1%の伸びですがですが、本町では2,000千円減額しました。

● 10坂東議員:公共料金の値上げ------
17年度から始まった行財政改革は2年目を迎える。公共料金の値上げは住民負担の増加を意味する。全体でどれくらいの負担増になるのか? 本年示された「湧別町行財政改革推進プログラムV.4」で示された以上に、今後は値上げしないといえるか?

町長:一定の方向が、V4に示されている。国の大変革がない限り、変更はしない。したがって、すぐに値上げすることはない。

税財課長:30,600千円くらいの増収である。

● 11深沢議員:所得譲与税・町税(法人)の減少・自主財源------
@ 所得譲与税(36,025千円)は前年度から17,529千円増加している。これは三位一体の効果か?
A 町税で法人が前年33,802千円から23,826千円と約100万円も減収している理由は?
B 自主財源は町村で自由に率を設定できるか?

税財課長:@三位一体の影響は児童手当をはじめいくつかに出ているが、約2000万円くらい。これは前年度比2780万円の減少である。
A 法人の利益の減少による。
B 固定資産税などは率を独自に設定できる。

● 8広田議員:??
(特別交付税、行革でいくら節約できるか?などについて質問するが、これに対する税財課町、総務課長、経済課長、助役の答弁理解できず、ここに採録できない。)

● 1野口議員:??
(質問、企画課長、税財課長の答弁理解できず。ここに採録できない。)

 以上で「湧別町一般会計歳入歳出予算」の審議を終わり、満場一致で採決された。


【第4幕】特別会計の審議

 続けて、特別会計の一括審議に入る。

日程3 議案50号 国民健康保険事業特別会計…(歳入)682,235 △11,658 (28,797− 7,401)
日程4 議案51号 簡易水道事業特別会計……… (歳入)128,264 △22,362 (24,680−24,680)
日程5 議案52号 老人保健特別会計……………(歳入)718,911 △ 8,895 (57,746−57,746)
日程6 議案53号 下水道事業特別会計……… (歳入) 309,018 △49,763 (131,478−131,478)
日程7 議案54号 介護保険事業特別会計………(歳入)267,785 △14,566 (38,119−38,119)
(注)単位は千円、△は前年度比減、()内は、(繰入金−一般会計からの繰り入れ)である。

 税財課長が詳細説明を開始した。
 説明は14:50に終了。
 休憩に入る。

 15:10、審議再開

● 8広田議員:業者指定手数料・個別排水施設------
@ 水道、下水道などの業者指定手数料はどうなっているか?
A 個別排水施設はなぜ必要か?

建設課長:
@ 新規登録者のみ必要だ。
A 栄町・錦町にある認可区域外の住宅のためである。

● 4小形議員:出産一時金------
国民健康保険の出産一時金は25名分あるが、もっと出産してもらう特効薬はないのか?

民生課長:
本町の出産状況は次のとおり。
平成14年 41(18)
平成15年 37(18)
平成16年 53(23)
平成17年 40(20) ただし、()内は国保関係分
出産を増加するには、子育て支援の充実しか方法はないと考えている。

● 11深沢議員:レセプト点検要員・不正請求・地方債の返却------
@レセプト点検を事務委託するというが、担当者はなれた人か?
A不正請求され支払った医療費はいつ返却されるのか?
B水道、下水道建設で地方債を発行したが、返却のピークはいつになるか?

民生課長:
@現在仕事している人がそのまま身分を移動して担当する。
A2件あって、1100万円ほどある。返済交渉中である。
税財課長:
平成24年がピークである。

深沢議員:
A連絡待ちなのか?
B基金がそこをつく。支払いは可能なのか?

保険福祉課長:@この事件には7町村が係っている。全体で協力してやっている。

税財課長:AV4で示したように、改革を進めながら進行する。

 ここで審議中断。残りは、明日に継続となる。
 
 散会は16:59。

 (5日目 終わり)



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